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みなみが見た!施設訪問シリーズ 第一弾「障がい者支援における8050問題とは?」

こんにちは!“チームここはじ”のみなみです(^▽^)/

 

先日とあるグループホームさんに、今後訪問診療を開始するにあたり、渉外課の責任者でもある大塚部長と今後訪問診療を担当する西本先生が事前訪問を行いました。

私は、今後ここはじが地域のご施設様ともっと繋がりを深めるための一つのツールになったらと考えおり、勉強の為一緒に同行をさせて頂きました。

 

今回訪問したのは「障がい者の方を対象にしたグループホーム」さんです。

 

 

カメラ📸に気づくと照れながらも微笑んで下さる西本先生に癒されながら出発!(笑)

(写真がブレたのは初訪問同行に緊張のあまり手が震えた私のせいです)

 

いざ訪問‼

 

施設訪問では、障がい者の方の中でも支援区分4以上の方をお受入れするご施設であることや、管理者の方のお考えなどをお聞きし、当院が高齢者医療に特化した病院であること、ビジョンや理念、当院でできる事などの説明をさせて頂きました。

 

ご施設の方から様々なお話を聞く中で「障がい者の子を支える親御さんにも高齢化が進んで、いわゆる8050問題が発生しているんです。」と伺いました。

 

私がとても気になったこのワード「8050問題」‼

そこで本日はこの「障がい者支援における8050問題」にクローズアップして記事をお届けしていこうと思います。

 

 

皆さんはまず「8050問題」がどのようなものかご存知でしょうか?少し調べてみると…

 

概要としては、

「2010年以降の日本に発生している長期化した引きこもりに関する問題」

 

具体的に言うと、

「若者の引きこもりが長期化し高齢化が進むことで、同じく親も高齢になり収入や介護に関して、その世帯に貧困や生活の困窮などの問題が発生すること。」

 

由来としては、

「これが80代の親と50代の子の親子関係の問題であることから8050問題と呼ばれるようになった。」

 

自治体の調査では、40代以上の方が引きこもりの全体の7割を超える地域もあるそうです。

つまり「8050問題」という社会問題の中の一部に、「障がい者支援における支えるご家族の高齢化」があるというイメージです。

 

 

 

続いて「障がい者支援」について調べてみると…

 

1947年の児童福祉法から国の様々な施策が講じられており、1950年代北欧諸国発祥の“ノーマライゼーション” が、近年やっと日本でも浸透されつつある、時間をかけて国で取り組んでいる支援です。

※ノーマライゼーション~障害をもつ者ともたない者とが平等に生活する社会を実現させる考え方~

 

 

 

このような現状であることを理解した上で、ご施設の方からのお話を思い出してみると…

 

「高齢者様なら介護認定を受けたらケアマネージャーが必ずつきますが、障がい者の方に支援区分がついても、藤沢市は特に相談支援専門員の数が少なく利用される方はごく僅かです。」

「その為ご家族様がサービスを組み立てるセルフプランが一般的で、ご高齢になったご家族様が最適サービスを作成する事は困難ですし、そもそも社会との繋がりを持てていない方々も多くいらっしゃる現状があるんです」とお話されていました。

 

そのような背景お聞きすると、8050問題の中でも「障がい者支援における支えるご家族の高齢化」が取り分け深刻な事が伺えます。

 

また「8050問題」はメディアにも大きく取り上げられ、国も支援や対策といった形で、解決を目指し大きく動いていることが分かりましたが、「障がい者支援における支えるご家族の高齢化」は一部として扱われ、大きく取沙汰されていないことに純粋に疑問を感じました。

 

 

 

今回の取材を通して…

 

身近なところでは、昨今よく目にする親子の孤立死などの暗いニュースは、こうした社会問題に繋がっているという事がよく理解できました💡

 

また訪問ではご施設の方のお話に釘付けでした❣

この湘南地域には障がい者や支えるご家族様がいて、支えるご家族の高齢化が深刻なことや社会資源、例えば支援区分のお話など、高齢者医療にはない、自身の知らない世界が広がっていて新鮮でメモを取るペンが止まらず、大塚部長には「書記か‼」とツッコミを頂いてしまいました(笑)

 

言い換えると、私って社会のことを何も知らないじゃん💦と痛感した取材となりましたが…

今回は社会問題を入口にして調べていく中で、その問題にまつわる様々な事柄が見えてきて、身の回りで起きている事象のそもそもの要因や深刻さなどをしっかり理解することができました。

 

私自身が直接的なご支援をすることは難しいかもしれませんが、現場のリアルな声を、“ここはじ”で発信することで多くの人に知ってもらった結果、困っている誰かと知っている誰かを繋ぐことができたら!と今後も継続する必要性を感じ、今から意気込んでおります🔥

 

「湘南第一病院が架け橋となり、ここから始まる」

 

そのためには、まず私自身が湘南地域にはどのような人達がいて、何に困っていて、解決に繋げるための社会資源はどのようなものがあるかを、もっともっと知っていく必要がありますね‼

 

施設訪問は新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたら、再開しますので今後も訪問同行シリーズをお届けしたいと思います。

 

乞うご期待💓

 

 

施設訪問を行っている部署もっと見てみる👀

👉【地域連携部】

 

記事に登場した人物を見てみる👀

👉【地域連携部 大塚部長】  👉【診療部 西本医師】

 

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