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朝の挨拶コラムvol.46 ~地域連携部 課長 加藤~

おはようございます!

“チームここはじ”のみなみです☆彡

 

当院の朝は、館内放送による職員からの挨拶によって始まります。

 

(朝の挨拶の趣旨についてはコチラをご覧ください【朝の挨拶】)

 

さて、本日は、地域連携部 相談課課長 加藤からの朝のご挨拶をご紹介いたします!

 

それではまいりましょう。

 

ピーンポーンパーンポーン♪

 

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おはようございます。
地域連携部 加藤と申します。

 

皆さんは一日の中で「ありがとう」という言葉を何回口にしますか?

 

私も具体的に数えたことはないのですが、おそらく無意識のうちに一日一回以上は必ず口にしているように思います。
ただこの「ありがとう」という言葉の本当の意味、皆さんはご存知でしょうか。

 

日本でありがとうという言葉が使われ始めたのは室町時代と言われていますが、その頃はまだ誰かへの感謝の言葉としての意味では使われていませんでした。

ありがとうの語源は「有り難しこと」であり、そこに存在するのが難しい、という意味です。
つまり感謝の言葉ではなく、珍しくて貴重であるという表現の際に使われていたのです。

ですので気軽に使う言葉というよりは、仏教の教えの中で仏の慈悲により尊いものを得たときや稀な出来事が起こった時だけに口にする言葉でした。

それが長い年月をかけて感謝の言葉として一般化されていったのです。

 

私はこの話を知った時、良い意味でとても日本らしいと感じました。
相手のしてくれたことは当たり前ではなく「有り難しこと」、つまり貴重で稀で尊いものである、と考え、仏に向ける言葉を自分の身近にいる人への感謝の言葉として使う日本人の心をとても美しく感じたからです。

 

普段、同僚や家族、ユーザーへ向けてなど様々な場面で使う「ありがとう」という言葉ですが、人が自分にしてくれたことの全ては当たり前なわけではなく、本来はそこに存在することが難しい、ありがたい出来事なのだということを胸に刻んで、日々の業務や生活の中で周りの人へ感謝の意を伝えていきたいと思います。

本日も、宜しくお願い致します。

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以上、地域連携部 相談課課長 加藤からの朝のご挨拶でした!

 

初めて「ありがとう」という言葉の本来の意味を知りました。

だから漢字では「有り難う」と書くんですね✨

本来の意味を知っている人はどれほどいるのだろうと感じ、紹介を決めた挨拶です❣️

 

今まで記事を書く度に、言葉の言い回しや主語述語、句読点の位置まで、本当に日本語って難しい‼っと何度も心が折れそうになっていました(笑)

でも「ありがとう」のように、日本語には言葉の由来から、心を感じられるものも数多く存在する中で、その心を正しく理解し使うこと、日本語は難しいだけでなく、美しく面白いものだと気づかされた、「有難い」朝の挨拶でした☆

 

そう思うと私にとって、毎日の朝の挨拶やこのコラムは「有難い」ものだと改めて感じました。

様々な気づきを得られること、そしてブログを通してアウトプットできること。

どちらも本来はそこに存在することが難しい、ありがたい出来事だと思います。

 

今の環境に感謝し「有り難う」のバトンを繋いでいけるよう、2月も後半も全力投球で頑張ります😊

 

 

次回の朝の挨拶も乞うご期待❤

 

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