
2019年採用説明会 ~第7弾 日常③【リハビリテーション課×放射線係】~
2019.12.19
こんにちは♪チームここはじのみなみです♥
“チームここはじ企画”『2019年採用説明会』について引き続きご紹介します!(^^)!
採用説明会についての紹介はコチラ【採用説明会の開催について】
各部署の日常の中でも、湘南第一病院ならではの取り組みにスポットを当てて紹介していきます♪
各部署のスタッフさんに取り組み内容はもちろん、取り組み対する想い等、沢山のお話を伺って参りました。
本日は「LC事業部 リハビリテーション課」のご紹介です。
今回はコラボ企画❣️
リハビリテーション課×放射線係が行った勉強会についてお届けします☆
当院では、ご自身で歩いて検査を受ける事が難しい高齢者の方が多く、ストレッチャーやベッドに横になったまま検査にこられます。
それだけでなく、検査への理解が難しい方や身体に麻痺のある方、一人一人の体格や今までの病気など千差万別です。
今年入職された技師さんは、以前勤めていた職場でも高齢者の方の検査をすることはあったのですが、少しのサポートがあれば検査を受けることができる、所謂ADL(日常生活動作)が比較的自立している方がほとんどだったそうで、当院で検査を受けられる患者様のサポートに難しさを感じていたそうです。
そこで「最大限患者様の身体に負担が少なく検査をサポートしたい」
特にストレッチャーやベッドなどから検査台に移乗する際は、サポートする検査技師に患者様のお身体が委ねられます。
「その瞬間に自信をもって対応させて頂きたいし、安心して委ねて頂けるよう知識や技術を学びたい」
という想いのもと、当院のリハビリテーション課がLCさんたちに移乗やケアのレクチャーを行っているのを見て、ぜひ放射線係にも!とオファーされ、勉強会がスタートしたそうです。
勉強会までには2度程ミーティングを重ねたそうです。
内容は目的、課題点の抽出。
意見交換の中で見つかったのは目的がリハビリテーションやライフケア(介護)とは違うという事。
リハビリテーションやライフケア(介護)では、「生活」の視点からご本人のADLが維持・向上されるようお手伝いをしています。
しかし検査は「治療」の過程の中の評価にあたるものであり、目的は安全に検査を受けてもらう事だと気がついたそうです。
そして課題点は先程も出てきた「移乗」
それを踏まえ、今回は基礎から学ぶ「ボディメカニクス」をメインに移乗の技術を学ぶ会にする事となりました✏
ここからは勉強会当日…
講師はリハビリテーション課 理学療法士(PT)の西山さん。
「RE:ゼロから始める移乗技術」
前半は資料を片手に実際に身体を使いながら「ボディメカニクス」について学んでいきます。
今までも何度か取材の中に出てきているこの「ボディメカニクス」
部分的に学ぶことはありましたが、今回は何故そうなのかという所まで突き詰め、絵や写真、目の前のレクチャーがあって私の頭でも理解できました(笑)
一瞬にしてこんな原理を複合的に使って日々リハビリテーションを行っている理学療法士さんって本当にすごいなぁ✨と尊敬の眼差しで聞き入ってしまいました!!
後半は実践編。先程学んだボディメカニクスを取り入れた「移乗」について、原理を頭で理解しつつ、学んだ知識を使いながら様々な患者様の状態を想定したレクチャーが行われました。
技師さんの方から積極的にこんな方の場合はどうしたら?と次々に質問が飛んでいて、西山さんも方法をひとつだけでなく、複数回答し検査の中で一番患者様に負担の少ない方法を一緒に模索している様子が印象的でした。
みっちり1時間程かけて勉強会は終了。
後日聞いたお話では、「以前より自分たちの身体にかかる負担も減った。」
「原理を正しく理解したからこそ自信をもって対応できるようになった。」との声がリハビリテーション課に届いたそう。
今回の勉強会はリハビリテーション課から放射線係にという事でしたが、目的や課題の抽出したことはとっても大切な事だったのでは!と思いました。
他部署の目的や課題を把握できると、声のかけ方も変わったり、新たな提案が生まれたり…
勉強会をきっかけに、ここから始まる何かがあるのでは!?と勝手に妄想を膨らませてしまいました(笑)
同時に私がしっかりブログを通して、各部署の事を伝える事の大切さを痛感した瞬間でもありました。
年内も残すところ約2週間ですが、しっかり当院の魅力や情報をお届けします😊
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