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MCセミナー ~ポリファーマシー~

こんにちは!“チームここはじ”のみなみです♡

 

当院で毎年定期的に開催されている「MCセミナー」の3回目が開催されました。

本日は、第三章「ポリファーマシー」をお届けしたいと思います♪

学び

「MCセミナー」の概要についてはコチラ👇

MCセミナー~取り組み紹介~

 

ではさっそくご紹介していきます。

今回は当院で“ポリファーマシー”といえば!ということで講師は畠山先生です☆

畠山医師

今回のテーマは「ポリファーマシー」

皆さんはご存知でしょうか??

ポリは「たくさん」、ファーマシーは「調剤」という意味です!

高齢者になると色んな要因でたくさんお薬を飲まれている方がたくさんいます。今回はこの「ポリファーマシー」の基礎知識から、未来へ向かってどうあるべきか、私たちがやるべき事は何かを楽しく学んできました。

 

始めに“なりやすさチェック”2つ以上該当したら要注意!

学び

ということでしたが、私含め結構手が上がり会場からも笑い声が(苦笑)

 

ずばりポリファーマシーとは

学び

75歳以上の4人に1人は7種類以上の薬を服用しているそうです。

 

そしてポリファーマシーの何がいけないのかというと…

転んでしまったり、大事な食欲がなくなってしまったり、介護者からすると薬を飲ませる介助はとっても大変で、医療費も大部分を薬剤費が占めているとのこと。

 

ではなんでポリファーマシーになってしまうのか…

学び

KDNは「薬・大好き・日本人」の略。

当院の薬剤課のページでも紹介しています→【薬剤課

たくさんの病気に対して其々薬が出されたり、症状を抑える為、訴えを抑える為にどんどん薬が増えたり、念のために欲しいからと必要以上に処方されたりと色んな要因があるそう!

 

では未来に向かってどうしたら「ポリファーマシー」が改善されていくのか!

  • “かかりつけ薬局”をつくること

ひとつの薬局からしか薬をもらわないようにすると、その人の処方された薬を全て把握が出来る為、多くの病院にかかっても管理することが可能になります。

  • クラウドで病院、薬局がデータを共有すること

データを共有することで、その人がなぜこの薬を飲んでいるのか、どんな病歴を持っているのか、正確に各々が把握できる為、管理することが可能になります。

現在でも先進的に採用しているところもあるそうです。

 

しかし、上げられた2つの方法は今すぐ実現するのは難しいです。

ではそこで私たちはどうあるべきか…

 

学び

MCさんだけでなく、病院のスタッフ全員へ向けてのメッセージでした。

 

セミナーに参加してみて…

ポリファーマシーは前から何度も聞いていましたが、何がいけないのか、原因や解決法を考えるのは初めてでした❣

特に最初の“なりやすさチェック”で2つ以上該当してしまった私…

まずは自己意識が大事だと痛感😢

 

以前受付に配属されていた時には、お薬を希望する患者様の対応をたくさんしてきました。

患者様が欲しい薬が本当に必要かどうかを判断するのは難しいですが、患者さんの不安な気持ちや背景、どんな症状で困っているのかを医師に繋ぐこと、医師の判断材料のひとつにすることは出来る、専門職ではなくても出来ることがあると感じました!

採用広報のお仕事では、こういった当院の考え方をご施設の方や院内スタッフに少しでも知ってもらうことで、直接的ではなくても私にも出来ることがあると、貢献していきたいと改めて気合が入りました☆

今後も引き続きMCセミナーの続編を発信していきます❣

 

前回のMCセミナーはコチラ👇

MCセミナー~DNAR~

今回講義をされた畠山先生の紹介ページはコチラ👇

【トップキーマン紹介 畠山医師】

 

次回のMCセミナーのテーマは「心不全」です。次回は初の2本立ての講義だそう(*´∀`*)ノ。+゜*。

そして講師も初登壇の西本先生です☺

乞うご期待☆

 

 

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