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未経験がイイ!“業界未経験者”の採用に力を入れている理由

こんにちは!チームここはじの平塚陸です💨

突然ですが、当院では毎月1回単独で、業界未経験者の方を対象とした【オンライン採用見学会】を開催しております。

また合同開催という形では、地域の介護施設×湘南第一病院でコラボして行う【オンライン合同採用見学会】も、ここまで2回開催を行って参りました。

 

この企画は“いきなり面接”を行うのではなく、先ずは当院の描いている未来・在りたい姿や考え方・組織風土・求職者の方に求めている事などをよく知ってもらった上で、面接にエントリーして頂きたいと始めた企画です。

というのも求職者の方は、ホームページの情報だけだと情報が少ない中で、面接にエントリーをするかorしないか判断しなければなりません。

このタイミングで、自分が働く職場に相応しいかor相応しくないかを判断しなければならないという状況は、フェアではないという考えが根本にあり、取り組みがスタートしました。

皆さん本当に魅力のある方々ばかりで、チームここはじとしても新しい出会いをいつも楽しみにしています♬♬

 

 

こうした採用活動を行ってきたことで、外部の方々から、「なぜ故に湘南第一病院さんは、未経験者の採用に力を入れているんですか??」という質問を頂くことが増えてきました。

ということで本日は、「業界未経験者の採用に力を入れている理由と、求職者の方々に採用の裏側」をお見せします‼

今回の取材対象は、地域サービス部門の採用面接にも携わる、「統括部の細川部長」と「地域連携部の大塚部長」

 

お2人にお話を聞いてきましたので、余すことなくお届けいたします。

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平塚:

Q1、改めまして、当院はなぜ未経験者の採用に力を入れてらっしゃるのでしょうか。

大塚:

平塚君、だいぶストレートに踏み込んできたね!!マジメかっ!(笑)

 

平塚:

何を仰っているんですか、大塚部長!僕はいつだって全力で大真面目です✨

 

細川:

A1、大きく二つ理由があります。

  • 病院ももはやサービス業の一つでありますので、既成概念に囚われない発想や、これまでに色々な経験を積まれた方のその経験を活かすことで組織に新しい風が入り、組織に柔軟性と新たなアイデアをもたらすということ。

 

  • “働くヒト”という視点で見たときに、ご存じのように医療介護業界は長らく慢性的なヒト不足で、この先の未来は更にヒトが不足すると言われています。

我々なりにこの業界課題を少しでも解決していこうと考えた末に、未経験者の方を迎え入れて、そもそも母数を純増させなければ根本的な解決に繋がらないという答えに辿り着きました。

 

その為に、先ず必要であろうと考えたのは、“病院で働く”ということのハードルの低さ。

“病院で働く”というキャリアイメージを持っていただくこと。

従来の“病院で働く”といったイメージの払拭すること。

仕組みづくりはもとより、採用広報活動を通してこれらを発信し続けています。そのうちの一つが、継続的に行っている【オンライン採用説明会】ですね。

 

 

平塚:

おぉー!僕の頭の中で、ライフケア事業部で学んできた事と、採用広報での活動がやっと繋がった気がします‼

Q2、未経験採用に着手した中で、コロナ禍になりましたが、採用/転職市場に変化はありましたか?

 

両部長:

A2、おー、良い質問だね(笑)平塚君もだいぶ、記者らしくなってきたね。

あくまでも湘南第一病院から見て、という形にはなりますが大きく変化しましたね。

というのも採用/転職自体そのものは通年で変わらずといった所なのですが、エントリーされる方々の“動機”に変化があったと感じています。

 

とにかく“安定”というワードを多く耳にするようになりました。

・安定した業界、・安定した職業、・安定した職場環境、etc・・・

 

次いで多かったのが、「人の役に立つ仕事がしたい」、「社会貢献をしたい」という方や、少し内容は変わりますが自身のスキルアップの為にという方も以前に比べて増えたよねと、まさに我々で話していたところでもありました。

 

これらを踏まえると、当たり前ですが昨今のコロナ禍の不安定な社会情勢と連動していると強く感じています。

もちろん、これ自体はひとそれぞれの動機であって、良いも悪いもないのですが、我々が少し違和感を抱いているのは「動機がそのまま志望理由に置き換わっている」ということです。

冷ややかに聞こえてしまうかもしれませんが、その理由だと「当院でも他院でもとにかくこのような業界で働ければいい」としか我々には聞こえないんですよね…

 

 

平塚:

Q3、時代の変遷によって変わってきたものもありますか??

 

細川:

A3、間違いなくありますね。なんと言ってもデジタル化じゃないですかね。

それまで紙媒体だった色々な物がデジタルになり、良くも悪くもハードルが低くなったということはあるのではないでしょうか。

 

平塚:👀???具体的にどういったことか教えていただけますか?

大塚:

例えば昔は、転職するという事は人生の大きな転機であり何回もあることではありませんでした。

特に履歴書はしっかり手書きで丁寧に相手に真心が伝わるようになんてことを、先輩から教わり夜な夜な書いたものです。

 

ですが今は終身雇用の時代はとうに終焉を迎え、働き方の多様化・成果主義を皮切りに自身のキャリアアップ・スキルアップの媒介に会社を選ぶといった流れになってきました。

履歴書はパソコンで作成し、応募は採用媒体などを利用しボタン1つで完結します。

 

 

平塚:

そうですよね。そういう時代を経て今があることを改めて実感しました。確かに良くも悪くもですね💡ここまでよく理解できました。

Q4、最後にお二人から求職者の方にメッセージがありましたらお願いできますでしょうか。

細川:

A4、・なぜ自分はこの業界で働きたいのか?

・なぜ他院ではなく湘南第一病院で働きたいのか?

 

この辺りの考えや思いを纏めてきていただけると、お互いにとって面接という時間が有意義な時間になると思います。

 

大塚:

面接というよりは、お互いのことを良く知り合う時間と我々は捉えています。

どんな資格をもっているか・どんな経歴を辿ってきたかという過去の話よりは、ここまでどんなことを考えてきたか。

またどのように振り返っているか、これからを未来にどう活かしていくかなど、ポジティブなお話をできればと思います。

両部長:

我々も、未経験からのスタートでしたので、求職者の方の不安も良くわかります。

多くの素敵な方とお会いできることを楽しみに、新たに一歩を踏み出すお手伝いができればと思っております。

ここまで記事をお読みいただきありがとうございました。

 

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以上、「業界未経験者の採用に力を入れている理由と採用の裏側」でした‼

 

取材後、みなみセンパイからこんなお話を聞きました。

「見学や面接をする前に、他で内定が出て辞退を申し出る方が多い」

これもまた、就職や転職がデジタル化し、終身雇用の時代が終わり、年功序列から成果主義へと変化していることが影響しているのではないかという話になりました。

 

確かに、終身雇用で一生に一回の就職先選びであれば、様々な企業を吟味して、自身の人生の大半を共にする就職先を選びます。

しかし、この先も転職の機会はいくらでもあるとなれば、自身の生活を担保することを優先した就職先選びになり、ダメだったら転職しようという考えもどこかにはあるように思えます。

長寿化していることもまた、これを加速させている1つの要因かもしれません。

 

その考えを否定するつもりはありませんが、職場は何度変われど、人生の中で仕事に費やす時間は、終身雇用であろうが、なかろうが変わらないのではないしょうか。

一方で、情報が溢れかえっており、仕事に対する捉え方も多様化している、現代社会の中で、その人にとってのオンリーワンの職場を探すことは、決して容易ではないと感じます。

 

個人的には、同じ”働く”のであれば、やりがいを感じながら楽しく働ける職場に、自身の時間・人生の一時を費やしたいですし、デジタル化し便利になった分、情報の取捨選択や分析する力など、他のカタチでの”努力”や”苦労”があってこそ、最高の職場で最高の仕事ができると考えています‼

 

ちょっと暑苦しかったでしょうか💦(笑)

少しでも読者の方に、”当院で働くこと”や”当院が考えていること”が伝わったらいいなと、いつもにも増して筆が走りました✏

今後の記事も要チェックや‼

 

 

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