診療部 長谷川 まゆみ

長谷川 まゆみ

診療部 部長補佐/栄養士

今から約30年前の「まずい、冷たい、夕食時間が早い」と言われていた時代の病院食を「旨い、温かい、個別対応が可能」としていくことを目標とし、おいしさと栄養バランスの両立を目指し続けて病院食に携わる。

診察部 blog

湘南第一病院人として

皆さんは、「人生最後の食事に何を食べたいですか?」と聞かれて考えてみたことはありますか?
おそらく多くの方が自分の一番大好きなものを選び、それを答えるのではないかと思います。
しかし、最後に食べられるのは、ほんのひとくち、ふたくちで口に入れて噛まずに飲み込む食事となるとしたら何を食べたいか思い浮かびますか?その答えはとても難しいと思っています。
私はそのひとくちに深く関わり人生最後のその人だけのご馳走を叶えるお手伝いをさせていただきたいと考えています。
そのためには、あらゆる食事の技術向上はもちろんのこと、何より患者様やご家族様と真摯に向き合うことを常に大切にし、この役割を担っていきたいと思います。

個人のビジョン

私にとっての「食」は、自分の思いを素直に伝えることのできる大切なアイテムです。
「食事をつくる」ということは、食べ手がいるからこそ楽しくもあり、嬉しくもあります。
日常の私は、家族や大切な友人に伝えたい感謝や労い、単純に喜んで欲しいなどの思いを「食」を介して伝えています。
言葉で伝えることも大切ですが、 誰かを「もてなす」ことは気持ちがあるからこその行動そのものだと思います。
これからもたくさんの人に「食」を介して自分の思いを伝えていきます。