新看護部長の本音を直撃!湘南第一病院の看護
2021.10.27
こんにちは!チームここはじのみなみです☆彡
ここ最近は朝晩がすっかり冷えて、澄んだ空気に、秋を通り越して”冬”を感じます❆
約1年前スタートした、ライフケア事業部特集記事を経て、今年はここから当院の”看護部”を特集していきます。
第一弾の本日は、今年6月に当院の看護部長に就任された、工藤部長に突撃インタビューを実施🎤
新たな看護部長である工藤部長の視点からみる、「当院の看護」はどのように映るのか、そして目指したい「湘南第一病院の看護」についてお話しただきました☆
工藤部長のお人柄溢れるインタビューは、見どころ満載です。
それでは早速ご覧ください♪
みなみ:
今回は当院の看護部について、お話をお聞きしたいと思っております。
ぜひ当院の看護部を率いる工藤部長についても読者の皆さんに紹介たいなと思っておりまして、最初に工藤部長の生い立ちについてお聞かせください♪
工藤:
出身は北海道小樽市です。姉1人・兄2人の末っ子として生まれました。
幼少期は、一言で表すと「おてんば」。日本人離れした容姿(本気でハーフと間違える方もいるほど)は近所の方からも評判でした(笑)
幼少期から母が病床に伏していて、物心がついた頃には既に医療が身近なものとなっており、将来は医療の道に進むことを自然と心に決めていました。
みなみ:
おてんばさんだったんですか!なんだか想像がつきません(笑)
そんな工藤部長が、当院に入職されるまではどのような道を歩んできたのか、教えてください!
工藤:
実は医療業界への入口は、医療事務の仕事でした。
それから見習い看護師を始め准看護師の資格を取得して、当時お世話になっていた個人病院の院長先生の他界を機に、元総婦長からのお誘いいただいて、小樽協会病院へと移り幅広く臨床経験を積みました。
その後は、道内、東京、神奈川を中心に数多くの医療機関に渡りました。
近年の看護計画の礎づくりや厚労省の看護業務見直し事業にも参画させていただいて、あとは医療機関の立ち上げや立て直しだとか、訪問看護、施設看護の領域においても、携わりましたよ。
定年退職後は在宅医療の領域で貢献できればと仕事を続けてきましたが、知人からの紹介がきっかけで、湘南第一病院を訪ねました。
みなみ:
看護計画の礎に、厚労省の看護業務見直し…純粋に仕事のスケールの大きさに驚きました👀‼
実際、湘南第一病院を客観的にみたときに、どのような印象をお持ちになられたのでしょうか?
工藤:
私は第一印象と直感を大事にしているのですが、初めて湘南第一病院を訪ねた時、患者様への対応の様子を見てとても活気がある病院だと感じ、「ここで一緒に働いてみたい」という直感に従って、再び病院での看護に携わることを決意しました。
みなみ:
確かに、外部の方や採用見学でいらっしゃる方は、「高齢者医療」と聞くと当院に来られるまでは、どちらかというと静かな病棟や暗いイメージですとか、急性期病院という役割においては、忙しさに働く職員が疲弊しているのではないかという、ネガティブなイメージをお持ちの方が多いですね。
実際に見ていただくと、スタッフのパワーというかエネルギーは一体どこから生まれてるのか?なんて聞かれることがありますし、活き活きと働くスタッフに魅せらる方が多くいらっしゃいます。
工藤部長が実際に一緒に働いてみて感じた、当院の看護部の特徴についてはいかがでしょうか?
工藤:
まず、スタッフは「No」を言わない。何かを決めて物事を動かすときに、みんなが一つになって取り組もうとする協力体制があります。
スタッフ一人一人に主体性があり、他人任せではなく、自分達自身で新しいものを創っていこうという意欲と、有言実行の行動力に溢れているのが、当院看護部チームの特徴であり、魅力でもありますね。
みなみ:
そのようなスタッフ1人1人の姿勢が、活気のある職場を創っているのかもしれませんね❢
「看護」の中身についても、当院ならではの特徴はありますか?
工藤:
当院は、急性期病院でありながら、地域の施設入居高齢者に対して、訪問診療に始まり入退院などを経てゆくゆくは最期をお看取りする時まで、継続して医療を提供しているところに、他院とは異なる特徴があります。
当院における看護は、急性期の“点”の関わりだけでなく、初めて介入した時からその方の最期をお看取りする時まで、長い時間軸で“線”の関わりをしながら、一人の患者様の生活を支えていくことに深く携わることが出来ます。
その二面性を同時に経験することが出来るのも、当院の看護ならではの魅力です。
みなみ:
工藤部長の言葉にハッとしました。
確かに急性期病院というと、皆さんがお元気になられて、ご退院されるというのが一般的かもしれませんが、「高齢者医療」においては、必ずしもその病は完治せず、継続的にその患者様を支えていくことになりますよね。
新たな当院の看護の魅力、勉強になります✏
ここまで当院の看護部や看護師、看護の魅力をお話いただきましたが、組織としての課題についてはどのようにお考えですか?
工藤:
組織としてのビジョンは成熟していますがが、まだまだ中身が伴っていないところがあります。
もちろん、これまでの病院を創ってきた人たちを大事にしたいですし、これまでの頑張りを認めてあげたいと思っています。
当たり前のことを当たり前とせず、感謝の気持ちを忘れない、そんな組織にしていきたいですね。
また部署間の相互の協力関係も大事にし、今より更に隔たりをなくしていきたいです。
みなみ:
組織として、まだまだ成長過程ということですね。
今、お話の後半で少し触れていただきましたが、目指したい「湘南第一病院の看護」についてお聞かせいただけますでしょうか。
工藤:
看護部の各部門(外来・2階病棟・3階病棟)を”一つ”のチームにまとめていくことが、部長としての役目です。
当院の目指す理想の高齢者看護について、どのスタッフが対応しても同じものが提供することが出来、地域の皆が「湘南第一病院にお世話になって良かった。」と思って頂ける病院づくり、ご高齢者に安心を与えられる病院づくりを目指していきたいですね。
みなみ:
工藤部長、本日はたくさんのお話をいただき、ありがとうございました。
今回のインタビューを皮切りに、チームここはじとして、「湘南第一病院の看護部」の魅力が多くの人に伝わるよう、取材と発信を継続していきます。
インタビューで語りきれなかったので、、、(笑)
以上、新看護部長を直撃!インタビューでした!
インタビュー中、どのお話も楽しそうにお話される工藤部長の姿は、当院スタッフが楽しそうに仕事をしたり、仕事の話をしてくれたりする姿に重なりました。
当院の組織は、大きく分けると「診療技術部門」と「地域サービス部門」に分かれますが、看護部は「診療技術部門」の所属です。
診療技術部門は、その専門的な知識や技術を研鑽し、患者様に還元していくことに重きをおいており、特に「看護」は入院生活の中でも常に要する機能です。
インタビュー中にもハッとさせられましたが、今後ますます、高齢化が加速していく日本社会において、能動的に高齢者医療を担っている当院の「看護」は、ある意味では最先端であること。
他とは異なる知識や技術の研鑽が必要であり、その魅力は更に広がっていくのだろうと感じました。
医療介護は慢性的な人不足と言われており、少しでもその魅力を私達の言葉で表現し、地域に発信することで共感してくれる仲間探しの継続はもちろん必要ですが、時代の移ろいに合わせて、働き方や仕事に対する考え方、生活様式も多様化しており、組織側が共感してくれる仲間の声に耳を傾けながら、変化していくことが求められており、当院のここ数年の変化の中にも、これらに繋がるものが多くあることに気づかされました。
採用広報プロジェクト結成から4年が経とうとしており、満を持して看護部の魅力をふんだんにお届けしていきたいと思います。
乞うご期待☆彡
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