ここから始まるSDH | 湘南第一病院・神奈川県藤沢市湘南台

【教育】多職種で診療報酬から学ぶ。

 

 

 

こんにちは!チームここはじの平塚陸です💨

2025年度を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

自身は新年度を迎える度に、SDHに入職した初日のことを思い出します…

初日の挨拶…噛みまくっても大丈夫‼振り返れば、忘れられない思い出になります(笑)

 

さて、今回は地域サービス部門を対象に行われた、診療報酬に関する勉強会についてご紹介いたします‼

内容としては、勉強会の目的に始まり、当日の様子をお届けしていきます。

 

本記事では、以下のことを知ることができます。

・資格の有無に関わらず「知る」「知らせる」という学びの習慣のある病院

・組織の方針を明示している病院

・資格の有無に関係なく、当院職員に求められる医療従事者としての姿勢や振る舞いがあること

 

それではさっそくご紹介してまいります。


本勉強会は、「地域サービス部門」を対象としています。

つまりユーザーとの接触頻度が高く、医療サービスの質を担保する役割を担う部門。

統括部(受付、医事、管理)、ライフケア事業部(セラピスト)、地域連携部(社会福祉士、メディカルコーディネーター)が対象です。

 

講師はこの方!外部講師ではなく…統括部の細川部長です。

というのも、今回の勉強会は次の目的で開催されました。

①正しく理解すること

超高齢社会という社会課題に対し高齢者医療を能動的に担う当院の方針の意図

高齢者医療に関わる診療報酬改定の意図や内容

 

②整えること

課題に対する共通認識を持ち、目的論で部署間連携が行える体制

一人一人が当事者意識を持ち、適切にユーザー対応が行える体勢

 

診療報酬改定に伴い「何をするのか」ではなく、正しく理解することで「湘南第一病院が挑戦する理由」

「それらがユーザーにとって、地域社会にとってどのようなものであるのか」を知るための時間だったと個人的には解釈しています。

だからこそ、その対象は「医療事務」に留まらず、ユーザーとの接触が多く、サービスの質を司る地域サービス部門が対象というわけです。

(ちょっといいことが言えた気がする平塚です💨)

 

そのため外部講師ではなく、当院のなかでも「統括」を役割とする統括部の細川部長が講師をされました‼

少しばかりどのようなことを学んだのかご紹介していきます。

まずは「2025年問題と続く超高齢社会」について、私達はこのあとどのような社会を迎えるのか改めて学びました。

その上で、2024年度に行われた診療報酬の改定の概要と、特に高齢者医療におけるこれまでの課題について学びました。

また地域包括ケアシステムの深化・推進について詳しく学びました。

特に私達はこの地域包括ケアシステムの一端を担っていること。

このシステム自体は、高齢者医療に特化した病院で働く職員には資格の有無や職種関わらず、当然知っておくべきことだという説明に、思わず背筋が伸びました。

 

続けてそれらに対する当院組織としての姿勢。その意図についても説明がありました。

それらを実現することで、ユーザーにどのような医療サービスが提供できるのか。

そして実現するための当院組織の課題、実現した先の変化やイメージについても明示されました。

 

最後には、本勉強会を経てありたい姿として…

目指す姿の実現に向けて目的論で形成される部署間連携。

ユーザーとの関わりにおける当事者としての振る舞い。

2つのお話をいただき、約1時間半にわたる講義は幕を閉じました。


以上、地域サービス部門を対象に行われた、診療報酬に関する勉強会についてご紹介いたしました‼

そもそもの診療報酬がどのような考えのもと組み立てられているのか、恥ずかしながら知らずに働いていたことに気づかされた時間でした。

 

ブログでも何度となく書いてきた「診療は一職種で完結することがない」ことから、各職種はその一旦を担います。

自分達の仕事一つ一つが、何に繋がっていて、どういったクオリティ診療をユーザーに提供しているのか。

あるいは今後していくのか。

知っていて日々の仕事にあたるのか否かで、自身の仕事に対する姿勢や振る舞いにも磨きがかかるような気がしました💨

 

採用広報は診療にはあたりませんが、当院の診療をかたち創る仲間づくりに励んでいます。

勉強会に参加して、改めてここはじの重要性を再認識し、新年度1発目の記事を作りながら背筋がシャンとしました‼

今年度のチームここはじの活動も要チェックや‼

 


現在、当院のことを知ってもらうための記事を更新中です。ぜひご覧ください。

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