看護部特集続編|湘南第一病院 看護部の働きやすさとは?定着率・時短勤務・子育て両立を看護部長が解説
2026.04.10

こんにちは!湘南第一病院 採用広報プロジェクト「チームここはじ」の平塚陸です💨
朝晩の寒さ対策でダウンジャケットがしまえなかったのはほんの数週間前のお話。
ここ最近では、天気の良い休日の昼間にTシャツと短パンで表に出て、全身で日光を堪能しています💪
・・・ちょっとまだ肌寒くて鳥肌が立ってる時もありますが笑
さて今回は、湘南第一病院 看護部の「今」について、看護部長に取材をしてきましたのでご紹介します。
以前にご紹介した看護部特集では、看護部が少しずつ一つのチームとしてまとまり、働く環境が変わってきた様子を取材しました。
外来・2階・3階がそれぞれ独立した組織のような状況を見つめ直し、「湘南第一病院の看護部」として一つの方向を向いていくことの大切さが語られていました。
※前回記事はコチラ
👉看護部特集続編~定着率が急上昇!看護部の働く環境に迫る!!~
今回はその続編として、
・今(その後)の看護部は実際どのような状況なのか
・働く職員において、どんな魅力がある職場なのか
これらを念頭に、改めて看護部長にお話を伺ってきました。
「職場の雰囲気って実際どうなんだろう?」
「忙しい現場でも、ちゃんと支え合えるのかな?」
「子育てや生活と両立しながら働ける?」
そんな気になるポイントについて、現場のリアルと具体的な数字なども交えながらご紹介していきます。
それでは、さっそくご覧ください!
まずは率直に。今の看護部はどんな状況ですか?
平塚:
以前の取材から少し時間が経ちましたが、今の看護部はどのような状況でしょうか?
工藤看護部長:
以前に取材していただいた時から、方針は変わっていません。
結果として、離職は最小限に留まり、安定的に看護が提供できる体制が定着しつつあります。

お伝えしておきたいのは、私たちは職員の「定着率を上げること」そのものを目的にしてきたわけではない、ということです。
当院の看護部は、外来・2階病棟・3階病棟の3つの部署で成り立っています。
新体制に移ってからは、それぞれが別々に動くのではなく、“湘南第一病院の看護部”として一つにまとまっていくことを大切にしてきました。
そのために続けてきたのが、業務の標準化や情報共有、そして「困ったときはお互いに支え合う文化づくり」です。
そうした積み重ねが、結果として職場環境の健全化につながり、定着にも表れてきたのだと思います。
“助け合える看護部”って、具体的にどんな取り組み?
平塚:
“助け合える看護部”というお話がありましたが、具体的にはどのような取り組みをされているのでしょうか?
看護部長:
一つは、業務標準化です。
定例で会議を重ねながら、病棟ごとの業務手順や物品の配置などの違いを、できるだけ少なくする取り組みを当時から継続して進めてきました。
別の病棟に応援に入ったとき、「やり方が違う」「物の場所が分からない」となってしまうと、せっかく助け合いたくても動きにくくなってしまいます。
だからこそ、誰が入っても動きやすい環境をつくることを大切にしてきました。
その積み重ねによって、病棟ごとではなく、看護部全体でフォローし合える風土が少しずつ育ってきていると感じています。
湘南第一病院ならではの工夫とは?
平塚:
湘南第一病院ならではの工夫もあるのでしょうか?
看護部長:
はい。
当院は、入院患者さんのほぼ全てが要介護高齢者です。
だからこそ、看護師が看護業務にしっかり向き合える環境づくりがとても重要です。

そのために当院では、5年以上前から看護補助者の配置を意図的に充実させてきました。
さらに、子育て世代を中心とした時短常勤や非常勤の職員による「フロアサポート(介護補助)」という役割も効果的に業務に組み込みながら、看護師、看護補助者、それ以外のサポート役と、役割分担を明確にしています。
直近では、月平均1日あたりの看護補助者配置数は19.7人(みなし看護補助者除く)で、看護基準上の基準値である12.0人を大きく上回っています。
これは単に“人数が多い”ということではなく、高齢者医療の現場に必要な体制が、きちんと整えられているということだと思っています。
柔軟な働き方について、具体的にどのように対応していますか?
平塚:
働きやすさという意味では、柔軟な働き方も気になるところです。
看護部長:
そこも当院が大切にしているところです。
たとえば、子育て世代の方など、フルタイム勤務が難しい方にも働いていただけるよう、短時間非常勤雇用を積極的に受け入れています。
実際に、次のような働き方の例があります。
・週2日 9:30~14:30
・週3日 9:00~13:00
・週4日 9:00~15:00
このほか、育休復帰後の時短勤務にも柔軟に対応しています。
現在は、看護師80数名のうち、約2割が非常勤職員で構成されています。
また、常勤職員の時短勤務制度は、法令の基準から対象を拡大し、小学3年生まで利用できる内部ルールを設けており、近い将来には更なる対象の拡大も検討しています。
看護部単体でも現在6名の職員が時短制度を利用中、先の非常勤職員と合わせると実に3割近くがライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を選択しているのが実態です。
また、産休・育休取得率は、男女を問わず100%を維持しています。
さらには、有休取得の促進や、個々の適性に応じた起用・配置も継続して行っています。
制度があるだけではなく、実際に使いやすい雰囲気があることも、働き続けやすさには大切だと考えています。
働きやすい環境づくりが進む一方で、現場の課題はありますか?
平塚:
ここまで伺うと、かなり働きやすい環境づくりが進んでいる印象ですが、一方で課題はありますか?
看護部長:
もちろん、課題もあります。
看護基準上は必要十分な水準を維持していますが、現場のシフト運営という意味では、まだまだマンパワー不足を感じる場面があります。
当院は94床に対して、1日平均92~94名ほどが入院しており、病床稼働率は常時100%以上で推移しています。平均在院日数も11~13日ほどで、毎日10名前後が入退院で入れ替わるような、高稼働・高回転の病棟です。
そのため、入院時の受け入れや、退院時の各種書類作成、退院先施設への看護サマリー作成などの負担は小さくありません。
加えて、高齢の患者さんが多いため、食事や排泄の介助、皮膚トラブルへの対応など、日々必要となるケアも相対的に多い傾向があります。
看護基準は、あくまでも国の示している下限の基準であり、それを満たしていることと、人員が充足していることとは、直接的には結びつきません。
「基準上で足りているから採用しない」のではなく、より良い看護の提供と職場環境の維持を図るために採用を続ける、という考え方を大切にしています。
当然ながら人件費とのバランスの話にもなりますが、このあたりの考え方について病院組織からも十分な理解が得られていることは、本当に心強いことです。
数字に見る、“働き続けやすさ”
平塚:
実際に、定着という面ではどのような変化が表れていますか?
看護部長:
ここ数年は、数字にも安定した傾向が表れています。
離職率
・2023年:9.2%
・2024年:10.4%
・2025年:7.9%
※離職率(%)=期間内離職者数 ÷ 期首在籍者数 × 100
(厚生労働省の定義に準じて算出)
2025年の厚生労働省の雇用動向調査によると、2024年の「医療・福祉」の離職率は13.1%、全産業計では14.2%です。
また、2025年の日本看護協会の調査においては、2024年度の正規雇用看護職員の離職率は全国平均11.0%、神奈川県では13.3%と報告されています。
なお、2025年に入職した看護師は9名で、その年のうちの退職者は0名でした。
こうして個人に着目してみると、2025年入職者の定着状況も安定しています。
定着率
・2023年:93.4%
・2024年:90.9%
・2025年:92.1%
※定着率(%)=(期首在籍者数 − 期首在籍者のうち期間内離職した人数)÷ 期首在籍者数 × 100
(厚生労働省の手引きを参考に算出)
ちなみに、有休取得率については、2025年実績では75.0%の結果となりました。
もちろん、数字だけで職場のすべてが分かるわけではありません。
それでも、安心して働き続けられる環境づくりが、少しずつ形になってきていることは、こうした数字にも表れているのではないかと思います。

求職者の方々に向けたメッセージ
平塚:
最後に、湘南第一病院の看護部に興味を持ってくださっている方々に向けて、メッセージをお願いします。
看護部長:
当院の看護部が職場環境において大切にしているのは、職員同士が支え合いながら、看護師が看護に向き合いやすい環境を整えていくこと、ひいては切れ目のない看護を提供できる体制を維持していくことです。
業務の標準化も、看護補助体制の充実も、教育の強化も、柔軟な働き方への対応も、すべてそのためにつながっています。
まだまだ課題も多く発展途上ではありますが、お互いの協力体制や個々のライフステージに対する懐の深さには自信があります。
今ある良さを守るだけでなく、これから先もより良い看護部づくりを推し進めていきます。
・忙しい現場でも、お互いに支え合える職場で働きたい
・高齢者医療にしっかり向き合いたい
・ライフステージに合わせた柔軟な働き方で、仕事も家庭も全力で頑張りたい
そう思っている方がいらっしゃれば、ぜひ一度、湘南第一病院の看護部を知っていただけたら嬉しいです。

平塚:
工藤部長、ありがとうございました!
今回のインタビューを通して改めて感じたのは、湘南第一病院 看護部の魅力は、単に「人間関係が良い」「制度が整っている」といった一言では片づけられない、“働きやすさを保つための努力が、今も変わらずに続いていること”にあるということでした。
職場環境は、一度良くなったからといってそのまま保たれるものではないですよね。
忙しい現場の中でも、
・業務を揃える
・役割を分ける
・相談しやすい空気をつくる
・多様なライフスタイルに合わせた働き方を認めていく
そうした地道な積み重ねがあるからこそ、「ここで働き続けたい」と思える人が増えているのだと感じました。
特に印象的だったのは、看護部長のお話の随所に、“看護師がしっかりと看護に向き合えるようにしたい”という軸が一貫していたことです。
これは、働く職員にとっても、また患者様にとっても、とても大切なことだと思いました。
今回は、具体的な数字もいくつかご紹介させていただきました。
文字だけでは伝わりきらない実態も、感じていただけたら嬉しいです!
今後も、看護部の発展のゆくえを要チェックや✨
今回の記事を読んで、湘南第一病院の看護部についてもっと知りたくなった方は、以下もぜひご覧ください。
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今回ご紹介したスタッフが所属する看護部のブログ記事はコチラ
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湘南第一病院の看護部では、以下の職種を積極的に採用しています。
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