薬剤カンファレンスと、
いつもの日常風景
患者様の退院時にお渡しするお薬を、
施設の方へ丁寧にお渡しいたします
当院での役割・想いのメッセージ
K・D・N くすり だいすき にほんじん 薬大好き日本人
日本人は医療を受ける側も提供する側も薬が大好きです。
実は、薬は体の中では異物なのです。
その異物は体の中で良い作用(効果)と悪い作用(副作用)をもたらしますが、使い方次第で「単なる異物」にも「妙薬」にもなるのです。
特に高齢者では副作用が出やすく、たくさんの薬を飲み合わせるポリファーマシーになりがちです。
私たち薬剤師は、患者様お一人お一人に対して薬学的管理を行います。
すなわち処方されている薬を吟味し、その必要性をあらためて考え、飲み合わせを見つけ、個人差を評価し、投与量を検討し、医師と共に処方の適正化を図ります。
本人とその家族・介護者にとって本当に必要な薬だけを、お一人お一人にふさわしい薬をお届けします
診断した画像を見ながら、
検査方法の研究中
患者様の状態に合わせたお声掛けで
安全に検査を受けていただきます
当院での役割・想いのメッセージ
私たちは患者様の声を受け止め、苦痛なく安全に検査を受けていただけるように努めています。
ご自身でお気持ちや病状を上手く伝えることができない方には、表情や身振りからも汲み取れるように接することや、付き添いの方とお話をすることで、患者様の状態を把握いたします。
また患者様の状況や状態に合った体勢やクッションを活用する等の工夫をして、検査をお受けいただいております。
検査結果だけではなく、共にした時間の中で知った患者様の声を診療全体に伝え繋げることで、医師と共に考え、検査だけでなく最適な診療をご提供できるよう取り組んでいます。
私たちは、患者様を“よく知る”ことによって、チーム医療を支える放射線科であり続けます。
検査前の不安や緊張を
私達が和らげます
入院時に検査が必要な方のお部屋に訪れ、
患者様のペースに合わせて検査を行います
当院での役割・想いのメッセージ
検査は不安なもの。
お身体の調子が悪い時には、さらに辛く感じると思います。
私達は、少しでも不安や緊張が軽減されるように、検査前にこれからどんな検査を何のために実施するのか、説明に時間をかけて実施させていただいております。
また、採血が苦手な方には、ベッドで横になって受けていただける別室をご用意しており、病院での採尿が困難な方には、来院前にご自宅でゆっくりと採尿していただけるように、「自宅採尿キット」をお渡ししております。
すべての患者様が、安心して、安全に、適正な検査を受けることができるように、私達は患者様の目線に合わせて、気持ちに寄り添い、お一人お一人のお身体の状態に合わせたご負担の軽減に努めた検査を提供します。
季節の食材を取り入れ、
患者様の嗜好に合わせた食事作りをしています
自分達で献立を作成し、
仕入~調理を行い温かいお食事を提供します
当院での役割・想いのメッセージ
当院の栄養課は食事をただの栄養補給ではなく、生活の一部と考えています。
食べて美味しいだけでなく、満足していただける食事を目指すために、季節の食材を取り入れ、彩や盛り付けにもこだわり、創意工夫をしております。
少しでも笑顔になっていただけるよう、
患者様が今まで過ごしてきた環境や嗜好などを聞き取り、「あれが食べたい」「こんな風にしてほしい」という希望にお応えできるよう、栄養課の職員がお一人お一人のお部屋にお伺いしています。
また、加齢により、噛む力や・飲み込む力が低下した患者様にもお腹一杯美味しいと食べていただきたいと思っています。
そのために調理工程を工夫し、食材の味を活かしたソフト食やミキサー食を提供しています。
入院中でも食事を楽しみにしながら、安心して過ごしていただきたい。そんな思いを食事に乗せて提供しています。