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高齢者医療に新卒でチャレンジ!新卒看護の教育と成長の軌跡

 

明けましておめでとうございます‼チームここはじの平塚陸です💨

 

今年は2年ぶりに、地元長野に帰り実家でお正月を過ごすことができました。

2年も経った、親戚のちびっ子たちの成長具合、地元の街並みの変化は思った以上で、なんだか新鮮なお正月だと感じました。

 

2022年1発目の、平塚担当の記事は…”看護部”の特集です。

第三弾の本日は、新卒で入職し3年目の看護師、柴崎さんにインタビューを実施して参りました🎤

 

今回、看護部の特集記事を組むにあたって、当院で働く看護師の方々に聞いた「当院の看護師/看護の職場の魅力」をテーマに、「新卒看護師からみた湘南第一病院の看護」について、インタビューをして参りました‼

新入職員インタビューをから丸3年が経った今だからこそ語れる、成長の軌跡と当院の魅力についてのインタビューは、見どころ満載です。

⇒当時の新入職員インタビューはこちら ⇒【2019年4月~5月 新入職員紹介 <看護部>】

 

それでは早速ご覧ください👀✨


 

平塚陸:

本日は看護部特集ということで、新卒で入職した柴崎さんの成長の軌跡と当院の魅力について、教育や職場の雰囲気、実際に感じたことをメインにお話を聞いていきたいと思います。

初めに、3年前にもお話いただきましたが、

改めて看護師を目指したきっかけと、湘南第一病院を選んだ理由をお聞かせください。

 

柴崎:

看護師を目指したきっかけは、兄が看護師で、医療従事者という職が身近だったからでした。

湘南第一病院を選んだのは、祖母の介護を、間近で目にしたことが大きく影響しました。

看護学生時代に、湘南第一病院に実習で来院した際、看護の先輩方はもちろん、どの職員さんもとにかく「やさしかった」んですよね。

その後、病院長からお話いただいた「高齢者医療に対する考え方と想い」は、今でもよく覚えていて、就職したい!と思った決め手です。

 

【看護部スタッフに聞いた!当院の働く魅力アンケート】

 

平塚陸:

看護の職員アンケートにある「職場の雰囲気が良い」は、看護師同士のみならず、病院全体を指しているということ、

その雰囲気は、実習生の方々にも伝わっているのだということですね‼

確かに、実習生、研修生、職場体験など、様々な受入を行っていますが、どの部署も「機会」と考えて、ポジティブに受け入れている印象があります💡

 

さてここから本題の「新卒として入職後の湘南第一病院」について迫っていきたいと思います。

「教育」については実際どうでした??

 

柴崎:

入職当初に学生時代の友人たちと、就職先について近況報告しあっていましたが、今でも多分、他の病院にはない研修がたくさんあると思います。

他の病院さんだと、学びたい診療科の看護について研修を受けることになるようですが、

例えば、当院の場合は「看護」だけでなく、病院長の「施設専門外来」や、地域連携部の「退院支援」、渉外課の「施設訪問」に同行させてもらったり、当院の各部署で研修を受けるんです。

当院の入院患者さんは約9割が介護施設の方々で、「皆さん帰られる場所があるんだ!ご退院された先のご施設さんでの生活を考えた看護をしなくてはならない!」と強く思えたのは、この研修で実際に目で、肌で感じることが出来たからだと思います。

 

平塚:

確かに、ライフケア事業部での新人研修も多くの他部署に協力いただきながら、成長していくプランになっていますね。

それが普通だと思っていましたが、そうではないんですね(;’∀’)

 

柴崎:

そうなんですよ。あと、この研修の良いところは、他の部署のご利用者さんに対する、想いや考えをする事ができること。

普段の仕事中に、なかなか聞く機会ってないので、すごく良い経験でした。

アンケート結果に、「大勢で協力し合える環境」という声がありますが、もちろん当院は1病棟あたり、働いているスタッフ自体が多いです。

ただ病棟では多くの職種のスタッフが関わり合って診療にあたるので、そういった研修を通して他部署のことを互いに分かっているから、「協力し合える環境」がそこにはあるんじゃないかと思います。

平塚:

ふむふむ。奥が深いですね。因みに看護師さんって、

何年経験を積むと1人前なのでしょうか?それまでの教育プランはどのようになっていますか?

 

柴崎:

業務を一通りできるようになるという点では、大体3年位でしょうか。

教育プランは、まずは1年目は1ヶ月ごとに教育プログラムがあって、1つずつ進めていきます。

専属で相談役の先輩、いわゆるプリセプターが1年を通して教育にあたってくれます。

特徴としては、「分からないこと、できないことをそのままにしない」こと。

スケジュールが遅れてでも、そのスタッフに合わせて進めていくという、スタンスだったので安心でした。2年目も同じですね。

3年目になると、今度は自身がプリセプターとして、教育にあたります。

 

平塚:

新卒と中途では、もちろん異なることもあると思いますが、「ブランクがあっても働くことができる!」のは、その教育に対するスタンスからきているのですね。

ぶっちゃけ、新卒看護ならではのぶつかった壁、苦悩みたいなものはあったりされるのですか?

 

柴崎:

今まさにぶつかっている壁が「新卒教育の在り方」です。

当院で新卒の看護師を受入れ初めて5年が経ちます。見えてきた課題に対してどうしていくのか、そのようなところでしょうか。

 

あとは、やっぱり新卒=大きな急性期病院で経験積むってイメージがまだまだあると思います。

先輩看護師から、看護師の友人から、自身さえも、看護師としてのキャリアを考えた時に、悩んだことがあります。

でもそれって考え方次第で、湘南第一病院でしか学べないものが沢山あるし、それをまず全部吸収しよう。

その上で、湘南第一病院でしかできない事をやろうっていうのが答えでした。

 

平塚:

確かに、そのイメージがありますね。

昔は介護施設で働く看護師の方は、年齢層はやや高めで、病院やクリニックの経験を経て、施設さんで働く方が多かったと思います。

ただ最近は、介護施設で働く看護師の方もお若い方が増えてきた印象があって、社会のニーズが変化して、看護師のキャリアも多様化しているのかもしれませんね。

新人教育の在り方も、時代の移ろいに合わせて変化を求められているといったところでしょうか。

 

最後に、実際に新卒からチャレンジした柴崎さんだから思う、

どのような看護学生さんに、当院の門を叩いてもらいたいですか?

 

柴崎:

私達の看護は、「その方自身の生活・人生が、少しでも充実したものになるように、サポートすること」だと思っています。

それは医療行為に限らないので、知識や技術に自身のある人より、ずっと「気づける人」かどうかということが大事なんじゃないかなと。

先日、患者様のご家族様から「普段から、こんなに身なりを綺麗にして下さっているのですね。本当にありがとうございます。」とお声をいただいたことがありました。

それは医療行為の結果ではなくて、看護の根本的な考え方から行動した結果かなと思います。

高度な技術とか、専門的な知識ではなくて、そういった「看護の原点に向き合う看護をしたい」という「強い想い」だけあったら十分です。

 

人柄でいったら、さっきの苦悩の話や含めて「プラス思考」ですかね。

周囲からなんて思われようと、自身で決めたことを貫いてほしいし、その先に見えてくる「湘南第一病院でしかできない看護」に一緒に挑戦してくれる仲間がきてくれたら嬉しいです。

平塚:

本日は沢山お話をお聞かせいただき、ありがとうございました。勉強になりました‼

 


以上、「新卒看護師からみた湘南第一病院の看護」でした!

 

出来上がった記事をみなみセンパイに読んでもらったのですが、約3年前の新入職員インタビューから、数年後のインタビューが実現したことは、「ここはじ初」なんだとか‼

成長した姿に、感動しているみなみセンパイに、「僕もいつか成長した姿を取材してください‼」と伝えたところ、「それいつになる?」と結構本気で聞かれました(笑)

 

新卒看護=急性期病院で経験を積むというイメージは、確かに根強いものがあると思いますが、2025年問題とはよく言ったもので、その後も2040年に向けて高齢者は更に増加していくことが目に見えています。

その未来では、高齢者医療は今後ますますニーズは高まることが予想されます。

「新卒看護=高齢者医療」なんて方程式ができる時代がくるのではないかなんて期待をしつつ、新卒看護の皆さんには少しでも「高齢者医療、湘南第一病院でしかできない看護」に興味を持ってもらいたいと強く感じた取材でした。

 

まだまだ、看護の特集記事が続きます✏

今後のここはじを要チェックや‼

 

今回ご紹介した、新入職員インタビューや看護の職場について、更に知りたい方は要CHECKや !!

【2019年4月~5月 新入職員紹介 <看護部>】

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看護部長・病棟師長・ママナースのインタビューを掲載中!

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