中途だからできて当たり前じゃない。湘南第一病院の看護師教育のリアル
2026.10.07
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こんにちは!湘南第一病院 採用広報プロジェクト「チームここはじ」の葉山なつです🍀
少しずつ秋らしい空気を感じる季節になってきましたね🍂
秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋……みなさんはどんな秋を楽しんでいますか?
私はこの時期になると、何か新しいことを始めたくなります😊
新しいことを始めるときって、楽しみな気持ちがある一方で、「自分にできるかな?」と少し不安になることもありますよね。
実は、看護師として経験がある方の転職や復職も、そんな「新しい一歩」のひとつかもしれません。
経験があっても、職場が変われば仕事の進め方や使用する物品は変わります。
「経験者だから、できて当たり前と思われないかな」
「分からないことを聞いても大丈夫かな」
「自分のペースで仕事を覚えられるだろうか」
中途入職後の教育やサポートは、転職先を選ぶうえで気になるポイントのひとつです。
日本看護協会の「2025年 看護職員実態調査」では、転職にあたって必要とする支援として、26.7%が「現にその領域で働く看護職から話を聞けること」、21.2%が「その領域に関する研修や技能訓練を受けられること」を挙げています。
求人票だけでは「入職後、誰がどのように教えてくれるのか」までは分かりません。
そこで今回は、湘南第一病院の中途教育について、実際に教える側・教わる側の双方に聞きました。
今回お話を聞いたのは、中途入職者の教育を担当する看護師1人と、実際に中途入職した看護師2人です。
経験も入職時の不安も異なる3人の声から、湘南第一病院の「中途教育のリアル」をお伝えします。
本記事でわかること
・中途入職看護師の教育はどのように進むのか
・経験や不安に合わせて、どのようなサポートがあるのか
・実際に中途入職した看護師が感じたこと
1|教育担当者に聞く「中途だから、できて当たり前ではない」
まずお話を聞いたのは、教育を担当する看護師さんです。
中途入職の看護師を迎えるとき、どのようなことを大切にしているのでしょうか。
中途入職者の教育で大切にしていること
葉山:
中途入職の看護師さんを教育するとき、新卒の教育とは違うところはありますか?
教育担当の看護師(以下教育担当):
中途の方は、それまでの経験が一人ひとり違います。精神科や施設、急性期など、様々な経験をしてきた方がいるので、まずはその人がどんなことを経験してきたのかを確認しています。
経験があるからといって、最初から「できて当たり前」とは考えていません。病院が変われば、やり方や使う物品も変わりますから、最初は一緒に確認しながら進めています。
葉山:
経験者でも、最初から一人でできることを求めないんですね。
教育担当:
そうですね。その人が不安に思っていることがあれば、確認して、必要なところは一緒について教えています。
経験やブランクをどう確認している?
葉山:
これまでの経験や、できること・不安なことは、どのように確認していますか?
教育担当:
これまでどんなことをやってきたのかを聞いて、必要に応じてチェックリストを活用します。例えば、やったことのない技術があれば、そこを確認して、その人に合わせて教育していきます。
マンツーマンでつく期間も決まっているわけではなくて、不安があればもう少し一緒にいますし、「もう大丈夫」となれば、ひとり立ちしてもらい見守るようにしています。
質問や相談をしやすくするために
葉山:
中途入職した方が困っていないかは、どのように把握していますか?
教育担当:
こちらから「今日どうだった?」「大丈夫だった?」と声をかけるようにしています。
経験がある方ほど、「こんなこと聞いていいのかな」と思うこともあると思うんです。でも、病院が変わればやり方も変わるので、分からないことがあるのは当たり前です。
だからこそ、こちらから声をかけて、分からないことを聞きやすい雰囲気をつくることを大切にしています。
2|中途入職看護師に聞く「実際に転職してみたら」

ここからは、実際に中途入職した看護師さん2人に話を聞きました。それぞれ、入職時に感じていたことや、仕事を覚えていく中で感じたことを聞いてみました。
入職前に気になっていたこと
葉山:
入職するとき、新しい職場で働くことに不安はありましたか?
看護師(精神科経験):
最初はやっぱり不安でした。新しい環境なので、技術面はもちろん、電子カルテの使い方も不安でした。
看護師(急性期経験):
入退院が多いと聞いていたので忙しさは気になっていました。あとは高齢者の方は飲んでいる内服薬も多いので薬の知識の不安などもありました。
入職後、どのように仕事を覚えていった?
葉山:
実際に入職してからは、どのように仕事を覚えていきましたか?
看護師(精神科経験):
最初先輩につき教えてもらい、アナログですがメモを取り一つずつ覚えていきました。
看護師(急性期経験):
私は分からないことは周りの方に聞きながら進めていきました。
支えになった先輩スタッフとの関わりや声かけ
葉山:
周りのスタッフとの関わりで、印象に残っていることはありますか?
看護師(精神科経験):
最初はおどおどしてしまうこともあったんですが、周りの方が「大丈夫?」と声をかけてくれたことです。聞きたいことがあって自分がもやもやしているときに、先輩から声をかけてもらうことで、「不安に思ったら聞いていいんだ」と思えるようになりました。
看護師(急性期経験):
これまでの経験もあったので、自分でできるところは任せてもらい、分からないところは教えてもらえたので、無理なく仕事を覚えていけたと思います。
3|看護師としての経験を持ってきて、ここでまた学ぶ
中途入職だからこそ、これまでの経験を活かせる場面もあれば、新しい環境だからこそ学ぶこともあります。
葉山:
これまでの看護師経験が、湘南第一病院で活かされていると感じることはありますか?
看護師(精神科経験):
精神科での経験は、認知症の患者さんとの関わりなどで活かせていると思います。
看護師(急性期経験):
これまで経験してきたことを活かせる場面はあります。自分でできることは進めながら、分からないことは教えてもらっています。
葉山:
一方で、湘南第一病院に来てから新しく学んだことはありますか?
看護師(精神科経験):
急に患者さんの状態が変わったときも、自分だけで判断するのではなく、周りに相談して、みんなで患者さんを見ることが大切なんだと学びました。
看護師(急性期経験):
認知症の患者さんへの対応は、まだまだ勉強中です。あとは、ドレーンのことを先生から教えてもらったり、高齢の患者さんはルートが取りにくいこともあるので、だいぶ慣れてきました。
採血も、一人でどうにかしようとするのではなくて、周りのみんなで探しながらやることもあります。
4|教える側と教わる側で「成長」を答え合わせ
では、実際に入職してから、どんなところに自身の成長を感じているのでしょうか。
葉山:
入職してから、一番「成長した・できるようになった」と思うところはどこですか?
看護師(精神科経験):
入院を取れるようになったことです。部屋もちをしながら入院を取ることもできるようになりました。自分が「できる」と思えるようになるまで先輩がついてくれていたので、自分のペースで少しずつできることを増やせたのが良かったです。
看護師(急性期経験):
採血などの技術面もそうですが、分からないことは先輩に聞きながら、みんなで協力して進められるようになったことです。一人でどうにかするのではなく、チームで患者さんを見ることの大切さを感じています。
教育担当:
最初は慣れない環境に戸惑っていた人も、少しずつ笑顔が増えて、その人ならではの強みを発揮してくれるようになります。
できることが増えるだけではなく、その人らしく仕事ができるようになっていく姿を見るのは、教える側としても嬉しいですね。
指導する中では、私自身も「どう伝えたら分かりやすいかな」と考えたり、相手の視点から仕事を見直したりすることで、新しい気づきをもらっています。
以上、湘南第一病院の中途教育のリアルをご紹介しました。
経験者にも新しい職場での「初めて」があるんですね。
今回の取材から見えてきたのは、これまでの経験を尊重しながら、その人に合わせて一緒に成長していく教育でした。
これまでの経験を活かしながら、新しい環境でまた学んでいく。湘南第一病院では、その過程を「できる」と思えるまでそばで支え、一人ひとりのペースに合わせた関わりで支えています。
「自分の場合は、どのように仕事を覚えていくのだろう」と気になった方は、ぜひ病院見学で実際の病棟や働くスタッフの様子をご覧ください。
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