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健診課・リハ課・栄養課 共同企画 SDHウェルネスとは?

こんにちは!チームここはじの葉山なつです🍀

そろそろ梅雨が明け、夏本番になりますね!!

我が家には夏限定の昆虫「カブトムシ」がやってきました。昆虫ゼリーにしがみついている「カブトムシ」を眺めて癒されている今日この頃です。息子達に鍛えられて、

虫嫌いは克服しました!!

 

 

さて、今回は当院内の取り組みの一つ、『SDHウェルネス』についてご紹介いたします。

『SDHウェルネス』は、健診課・リハビリテーション課・栄養課の共同企画のもとで推進している、院内職員の健康支援を目的とした取り組みです。

企画の背景から、今期の取り組みについて、健診課の鳴島リーダーにお話を聞いてまいりましたのでご紹介いたします。


葉山:

3つのセクションによる共同企画はインパクトが強いですね!一緒に取り組むことになったきっかけを教えてください!

 

 

鳴島:

当院では、毎年各部署が年度目標を立て、それに沿った取り組みを行っております。

数年前から、健診課と栄養課ではそれぞれの視点と役割のもとで「職員の健康支援」をその年度目標の一つに掲げて、個々に取り組みを進めていました。

また、リハビリテーション課でも、先々の目標として、リハビリ(運動)の側面から職員の健康に寄与することはできないものかと考えていた背景がありました。

 

そして健診課では、取り組みを進める中で、健診課としては踏み切れない専門領域にもどかしさを抱えるようになり、「それならば!!専門職である”栄養課”と”リハビリテーション課”に協力してもらおう!!」と、声をかけたことがきっかけになりました。

栄養課もリハビリテーション課も、健診課の考えに共感を示してくれて、「ぜひ!!一緒に取り組みましょう」と共同企画へと話が進展していきました。

 

葉山:

同じ目標を持った仲間が集まったと言うことですね!

私達職員の健康を複数の部署で守っていこうと考えてもらえていることは、一職員としても凄く心強いです!!

 

ところで、『SDHウェルネス』と言うネーミングが気になります!何か由来はあるのですか?

 

鳴島:

当院は『湘南でいちばん、高齢者にやさしい病院』という理念を掲げています。

その”高齢者にやさしい”を体現するためには、何よりも職員一人一人が健康でなければなりません。

そして、その『健康』を、単に病気か否かではなく、身体的、精神的、社会的に満たされた状態であること=「ウェルネス」と定義し、それを力強く推進していくことをイメージして、『SDHウェルネス』と言うネーミングに決めました。

 

葉山:

病院理念に紐づいたネーミングだったのですね。由来を聞いて、愛着が湧いてきました!!

確かに、私達が健康で活力のある状態でなければ、他の誰かを元気にして差し上げることなど出来ないですよね!

そして「健康」と一口で言っても、とても奥が深いなと考えさせられました。

「私、健康です」と胸を張って簡単に言えないかもしれませんね(笑)

 

鳴島:

そうなんです。私自身もこれを定義してから、「今日の自分の健康状態は?」と考えると

「身体は元気だけど・・・気持ち的に落ち込み気味かもしれない・・・」と、身体以外の状態も点検するようになりました。

「これではいけない!!」って自分を整える習慣みたいなものが備わってきたように感じます。

 

葉山:

『SDHウェルネス』は昨年度に始動したと思いますが、昨年は実際にどんな取り組みをされたのですか?

 

鳴島:

1年目の昨年度は、『生活習慣改善のきっかけつくり』に取り組みました。

まず、その取り掛かりとして、全職員を対象に健康への意識調査としてアンケートを行いました。

そして、その結果をもとに、生活習慣改善のきっかけづくりから実行に移しました。

例えば、運動不足の理由として、”運動する場所がない”や”一緒に運動する仲間がほしい”と言う回答が多かった結果に対しては、院内で運動イベントを企画・開催。

また「減量したいけど自分ではなかなか取り組めない」

と悩みを抱えている職員数名にモニターとなってもらい、栄養課による食事指導と、リハビリテーション課による運動指導、そして、健診課による身体測定管理を施し効果測定を行いました。

 

 

葉山:

私も運動イベントには参加させてもらいました!!

皆で、ピラティスをしたり、ビリーズブートキャンプにも挑戦しましたよね。

]日頃の運動不足がたたり、翌日にものすごい筋肉痛になったのを覚えています(笑)

また、普段仕事上では関わりのない部署の方達と一緒に参加できたことで、その後に院内でお話しする機会が増えました!

 

鳴島:

1年目は、試運転段階であり、実際に支援を行えたのは職員のごく一部でした。

そして、目に見える大きな成果を出すことは出来ず…健康支援の難しさに直面した1年でもありました。

 

葉山:

2年目の今年はどんな事に取り組むのですか?

 

鳴島:

今年度は、昨年度と同様に『生活習慣改善のきっかけづくり』に取り組みます。

企画の目玉としては、職員の定期健康診断に合わせて、リハビリテーション課主導で運動機能・身体機能評価テストを行います。

健康診断の検査数値に加えて、体力など自身の運動機能の現状を知ってもらうことで、まずは自分自身の身体に興味関心を持ってもらうこと、そして、その結果から当院職員の健康課題を見出したいと考えています。

 

運動機能テスト風景

 

 

葉山:

自身の体力ですか…

年々、何となく疲れやすさを感じたりしますが、それを数値で目にすることができたら、良くも悪くも自身の身体への意識は変わるかもしれません!!

測定が楽しみです!!でも…ちょっと現実を知るのが怖いです(笑)

 

鳴島:

その他にも、引き続き運動イベントの開催や、様々な健康に関する情報を職員向けに発信して、院内全体に『SDHウェルネス』を広めていきたいと思っています。

葉山さん!!ぜひ、今後も私達の『SDHウェルネス』の取り組みを追っていただき、院内外の多くの皆さんにこの情報を発信してもらえたら嬉しいです!!

 

葉山:

もちろんです!!もちろんです!!

私も、『SDHウェルネス』に積極的に参加して、自身の健康を整えて、”やさしい”を体現し続けられるSDHスタッフでありたいと思います。

ぜひ、支援をお願いいたします。

 

鳴島:

そんな風に一緒に取り組んでくれる仲間が増えてくれると嬉しいです!!

 

葉山:

鳴島リーダーありがとうございました。

これからも続編として、『SDHウェルネス』の取り組みを、ブログやインスタで紹介していきたいと思います。

ぜひ!!お見逃しなく☝

 

 

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