朝の挨拶コラムvol.56 ~統括部 部長代理/事務長 細川~
2020.08.12
おはようございます!
“チームここはじ”のみなみです
連日に渡り猛暑日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は、ひんやりグッズを駆使しながらなんとかのりきっております💦
個人的には持ち運びが可能な扇風機&水に濡らして首に巻く「しろくまのきもち」
がいまのところオススメですね!!
さて、本日は統括部 部長代理の細川の朝のご挨拶をご紹介いたします!
(朝の挨拶の趣旨についてはコチラをご覧ください【朝の挨拶】)
それではまいりましょう。
ピーンポーンパーンポーン♪
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統括部の細川と申します。
私事ですが、先日、宮城に住む祖母が、天国へと旅立ちました。
御年96歳、大往生でした。
コロッケを作らせたら、並大抵のお肉屋さんには負けないほどの腕前を持っていた祖母は、特に幼い頃たくさんの愛情を注いで頂いた記憶が今でも鮮明に残っています。
加齢と共に徐々に独り暮らしが困難となり、宮城の叔父のところで同居を始めてからは認知症も進行し、最近は年1回年賀状のやり取りをする程度の関わりとなっていました。
久しぶりに再会した、96年を生き抜いた祖母の姿は、驚くほどに小さく、しかし穏やかな表情で眠るその姿は美しくも映り、頭の中を駆け巡る様々な思い出に促されるように、しばらくは涙が止まりませんでした。
社会に出て以来、十数年ほど医療・介護業界で仕事をしてきましたが、恥ずかしながら初めて、“当事者”の気持ちを味わった瞬間でもありました。
病気や老衰、あるいは死と直面する時、患者様やご家族、そのご関係者には、それぞれにオンリーワンのストーリーがあり、それぞれの受け止め方があり、それは当事者にしか到底表現することの出来るものではないと、改めて強く思います。
「家族のように大切に想う」などと安易な言葉に逃げることなく、どれだけ真剣にユーザーと真正面から向き合い、その方のことを理解しようと努めることが出来るか、そして主役を立てるようにきめ細やかな配慮を自然と施していくことが出来るか、そのプロセスこそが何よりも大切であるということを、最期に祖母から教えて頂いたように思いました。
さて、いよいよ夏本番の暑さが訪れています。
皆さま、くれぐれもご自愛のほど、本日もよろしくお願い申し上げます。
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以上、統括部部長代理 細川からのご挨拶でした!
祖母の作る手料理ってなんであんなに美味しいのでしょうか!?
おそらくですがウマイ・ヘタでなく愛情が一杯入っているからかもしれません✨
みなそれぞれに、ここに至るまでの人生・歴史があります。
私達はあくまでも、聞き役であり・引き立て役でありコーディネーターでなければならないと思うのです。
患者様やご家族、そのご関係者に、やっぱり湘南第一病院を選んで良かったと、少しでも感じて頂けるよう私は採用・広報という役割を通じて発信をし続けていくんだ!!と心の中で意気込みました。
直接的に携わる役割・間接的に携わる役割とそれぞれありますが、分け隔てなく職業や業務にくくらずユーザー志向で真正面から向き合うこと。
これは医療・介護に限った話でなくサービス業全般に言える話だと思いました。
思い立ったが吉日🌸即行動に移します❣
今後のブログに乞うご期待♡
前回までの朝の挨拶コラムをこちら。
統括部の部署紹介はこちら。