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キックオフ会!年度計画に経営陣が込めた思いとは?

こんにちは!チームここはじの平塚陸です💨

9月29日(金)が、今年の十五夜であり満月なのだそう🌕

これを逃すと十五夜かつ満月は2030年までお預けです😨皆様計画的にお月見を楽しみましょう♪

 

さて本日は、昨年から実施している「年度計画キックオフ会」に潜入してまいりましたので、その背景や当日の様子、内容をを含め、皆様にお届けします。

この記事では、「組織の運営体制や職種間の繋がり」の一部を、知っていただくことができます。

当日の様子については、「統括部」&「地域連携部」の2部署をフューチャーした内容です。

 

そもそも「年度計画キックオフ会」とは、どのような会なのかと言いますと…

まず当院では、各部署で年間の目標とそれに沿ったプランや施策を作成したものを「年度計画」と呼んでおります。

そして当院には、診療技術部門に所属する、診療部と看護部。

地域サービス部門に所属する、統括部とライフケア事業部、地域連携部の5つの部署がございます。

この5つの部署が一堂に会し、それぞれの年度計画を他部署にお披露目する、知ってもらうための機会です。

 

ここで開催の目的や背景について、お話いたしますと…

遡ること約8年前、当院は目標管理制度の導入を決めました。

理由は、「目標というのは約束。約束したことを守る習慣」を大切にする組織にしていきたいと考えたからだそうです。

手探りで各部署「目標」を立て始めましたが、当初は目標が高すぎたり、低すぎたり…

目標を立てる際に、『私達の仕事は、病院「事業」である』というワードが出てきたのは、2015年。

ここから「事業計画」というワードが共通言語になっていきましたが、忙しさに実行できない部署があったり、日々の仕事のリンクせず「事業計画のための業務」になってしまったり…

紆余曲折ありながらも、各部署の役割に基づく「年度計画」の作成と実行を続けてまいりました。

 

そして約3年前に、一職員から「全体で共有する場を設け、約束(目標)を公言することで推進力を高め、他部署にも知ってもらうことで、実行しやすい環境をつくりたい」と発案がありました。

 

経営陣としては、発表することは重要ではなく、実行していく=約束したこと守る習慣を大事にしたいこと。

ただ日々の仕事のなかで互いの年度計画を知り、相互の機能や役割の理解を深めることはまだ難しい。

「キックオフ会」という機会をきっかけに、年度計画を推進力を高めることができるのであればと、昨年より開催を決めたのだと教えてもらいました。

 

また少し発展的なことまでお話いたしますと…

医療業界で推進される「チーム医療」の推進と聞くと、医療従事者の方々には分かりやすいかもしれません。

他業界の方には「サプライチェーンマネジメント」の推進という言葉が伝わりやすいでしょうか。

全体で様々な情報の流れを共有し、連携して全体の最適化を図るという意味です。

 

つまりキックオフ会により、互いに目指していることが、参加者に共有され、共感をよび、現場に浸透させることができれば、同じ目標に向かって協働していけるのではないか。

そして年度計画をきっかけに、日頃のリレーションが高まることで、さらに「チーム医療」「サプライチェーン」が進んでいくことを狙っています。

 

ということで、前置きが長くなりましたが、ここからはキックオフ会の実際の様子をお届けいたします。

トップバッターは【統括部】

年度目標は「決めたことをやり抜けるチーム」

管理課・受付課・医事課のそれぞれの年度計画について発表。

 

管理課では、皆様が診療を受けるための環境や当院職員が働く環境の整備などの複数のメニューを計画しています。

今年4月施行された医療法施行規則の改正により、義務化されたサイバーセキュリティ確保。

法令の遵守に基づく整備はもちろんのこと、社会のトレンドや当院の実態に応じた戦略設計など。

「後追いから先読みへ」変えていくためのプランニングが印象的でした‼

 

続いて受付課は、院内の仕組みづくりや、ご利用者様の声のヒアリング、教育などの複数のメニューを計画しています。

特に外来導線や会計フローの刷新、5類移行後の対応整備。

入退院手続きの見直しや、ご利用者様のお声の聞き取り、発信、フードバックなど。

教育では、地域連携部と現在も共催し続けている、勉強会を通じて、医療の基礎知識、算定の仕組みの理解を進めます。

目指すは「想像力豊かに院内を駆け回るチームの姿」という目標が印象的でした‼

 

最後に医事課では、教育・環境整備や来期にやってくる診療報酬改定への適応などのメニューを計画しています。

統括部(医療事務)のキャリアマップの運用。

専門職としての活躍を望む方には相応の教育を。幅広い活躍を望む方には相応の機会を提供できる環境を整備していきます。

SDHらしさを感じる、新たな医療事務の在り方、キャリアマップは印象的でした‼

 

お次は【地域連携部】です。

年度目標は「知るべきことを知り、やるべきことをやり、持つべき自覚を持つ」

地域連携課、健診課のそれぞれの年度計画について発表。

 

地域連携課では、MC機能の再構築や地域連携の再定義に基づく複数のメニューを計画しています。

教育の整備にあたる工程表やコミュニティ運用。部署を超えて学ぶ医療のしくみ勉強会やIAC事例再検証会。

また「自身の仕事の結果を部署を超えて確認する習慣」「ライフケア事業部との”医療と介護”の観点からの模索」など。

地域医療の当事者として自覚を回帰する」ための、知るべきこと・やるべきことは印象的でした‼

 

健診課では、健診サービスクオリティを高めるための準備、高齢者にやさしい職員のための健康支援などのメニューを複数計画しています。

受診者や企業担当者、訪問施設に対するアンケートの実施とサービスクオリティの定義。

職員健診の見直しや、生活習慣改善のきっかけづくり等。

「健診業務から健診事業への飛躍」へ繋げるための準備の年と決めた力強さが印象的でした‼


以上、「年度計画キックオフ会」の「統括部」&「地域連携部」をご紹介いたしました。

皆様いかがでしたでしょうか。

僕の一番の驚きは、「年度計画」ってこんなに様々な部署を巻き込んで絡み合っているものなのだということ。

それを誰かに言われてやっているのではなく、自分達で考えて計画的に協力を約束できる関係性って素敵だなと思いました。

SDHらしさの1つかもしれません。

 

またどの部署も堂々とお話される管理陣の姿は、純粋にカッコよかったです‼

アウトプットをする習慣の賜物だと感じました。僕もいつ呼ばれてもいいように、今から訓練始めておきます!

 

次回は後半戦!「ライフケア事業部」と「診療部」「看護部」をご紹介いたします。

また、初の参加者や、初発表者の声もお届けしていく予定です。

次回の記事も要チェックや‼

 

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