朝の挨拶コラムvol.3 ~ 診療部診療技術課 リハビリテーション係 係長 近藤 ~
2019.02.04
おはようございます!採用広報戦略室のみなみです!
当院の朝は、館内放送による職員からのご挨拶によって始まります。
この“朝の挨拶”は、新病院の開設以降、継続して行っている
恒例の取り組みの一つです。
管理職者を中心に、職員の持ち回りで毎朝行っています。
患者様、あるいは院内職員に向けて、各職員が日頃感じていることや考えていること、
印象に残った場面、新聞や書籍から得られた新たな気付きなど、
ジャンルにとらわれず自由なテーマで入念に準備をしており、
各職員にとっても貴重なアウトプットの機会となっております。
数分程度の挨拶の中にも、各職員の個性などが垣間見えて、
私自身もとても楽しみにしている時間の一つです。
当院公式ブログ “ここはじ” でも、
継続的にそのご挨拶の内容を紹介していきます。
さて、本日ご紹介するのは、診療部診療技術課 リハビリテーション係
係長 近藤 からの朝のご挨拶です!
それではまいりましょう。
ピーンポーンパーンポーン♪
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皆さま、おはようございます。
リハビリテーション係 近藤と申します。
私は平成元年生まれですが、その平成という元号もあと数か月で、
今年の5月1日からは新たな元号になります。
元号の“平成”の由来は、中国の歴史書である「史記」から、
『内平らかに、外成る』
また同じく中国の歴史書の書経から、
『地平らかに、天成る』
・・・と言う、言葉のそれぞれから“平”と“成”が選出され、
『国の内外、天地ともに平和が達成されるように』
という願いが込められて平成になりました。
激動の時代を超え、改めて平和の実現を目指す、
という意味合いも含まれているそうです。
当院の患者様の中には、平成・昭和そして大正の90年以上の
長い年月を過ごした方々がいます。
会話の中には、
「若い頃は満州に行っていたよ」
「息子は戦争で亡くなったよ」など、
あの頃は自分も周りの人達もそんな苦難が当たり前だったようです。
また、「あの頃の若者の幸せと今の若者の幸せは違うね」と話を聞き、
時代の違いに驚くとともに、今の平和な時代を作って頂いた感謝の意がありました。
『人間も内部が平和で穏やかであれば、それは外に形となって現れる』
元号は変わりますが、平成という言葉に込められた意味は、
これからも変わらずに持ち続けていきたいと思いました。
それでは、本日もよろしくお願いいたします。
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以上、リハビリテーション係 係長の近藤からの朝のご挨拶でした!
平成生まれの私にとって、元号が変わるということは初めての経験で、
とっても不思議な感覚です。
また、平成という元号に込められている想いや意味を聞き、
これまでの歴史の歩みに胸が熱くなりました。
次は一体、どんな想いが込められた元号となるのでしょうか。
どのような時代が訪れるのでしょうか。
次の元号が終わる時には、「良い時代だったね」と皆が思えるよう、
私も一社会人としてしっかりと社会に貢献していきたいと思います!
朝の挨拶コラムvol.4は、2月11日の月曜日に掲載予定です。
乞うご期待!