医学生の“地域医療実習”の受け入れ
2019.06.11
こんにちは!“チームここはじ”のみなみです☆彡
当院では、医学生の“地域医療実習”の受け入れを行っています。
今回は、東京女子医科大学5年生の3名が2週間、実習に来ました!!
副院長であり、診療部長でもある長嶋副院長に
東京女子医科大学との交流に至るまでのお話しや
目的・背景、学生達に対する想いをインタビューしました!
先ずは、その様子をご紹介します♪
それでは、どうぞ!!
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みなみ :長嶋副院長、東京女子医科大学と当院の交流のきっかけ、実習を受け入れる目的を教えてください🎤
長嶋副院長:当院の嶋村院長をはじめすべての常勤医師は、かつて東京女子医科大学病院で仕事をしました。
そんな縁があって、
「是非とも当院を、臨床実習を目前にした女子医学生が地域医療を体感する場に」と手を挙げたのが4年前でした。
以来、訪れてくれる学生には心から感謝しています。
高度医療に触れられる訳ではない当院で、学生が確かに見ることができるのは、変わりゆく社会の最前線にある地域と、そこで医療を提供する人と享受する人の実像です。
大学病院の外来や病棟ではみることができない、要介護高齢者と取り巻く医療、介護、福祉の多種多様な病院ユーザーを知ることは、少なからず、医師はもとより社会人になる準備に必要だと思っています。
彼女たちの真っ白な大きなキャンバスの片隅にでも当院で見た景色が描かれれば嬉しいです。願わくばいつか私たちの仲間になって欲しい、そんな思いを胸に秘めて、今年も彼女達との2週間を過ごしました。
みなみ :2週間という大変短い時間の中で学生さんに何を教え、どんなことを感じてもらいたいですか。
長嶋副院長:当院医局チームの想いとしては、“技術”や“知識”ではなくそこで働く人達の“想い”を現場を通じて自分達の肌で学んで欲しい。
湘南で一番・高齢者にやさしい病院で働く人達の想い・考えを感じていただきながら各セクションの役割を実際に、一緒に体を使って学んで欲しいと思います。
みなみ :あっという間の2週間だったと学生さんがお話しされていましたが、長嶋副院長はどのように見られていましたか。
長嶋副院長:緊張のせいか初めはみんな、ぎこちなさしかなかったけど終わりに近付くにつれて慣れてきて、とても初めてとは思えないほどの対応力と柔軟な考えを持っていました。
学生さん達はこれから、最終的に自分がどの道を志していくのか決定に入っていくことでしょう。
医師としての人生の中のどこかで、少しでもここでの経験が役に立てばいいなと受入先の担当責任者として思います。
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医学生と関わる長嶋先生の姿はインタビューでお話をされていた通りで、医療の技術や知識だけではなく、人としての成長を考えているのだと取材時に感じる場面をたくさん見ました(´ω`*)
その場面の1つに、実習の最後に3人からこの2週間の纏めという事でプレゼンテーションがありました。
「実習中は、FSやLCと一緒にベッドメイキングや介護業務の取り組みや、MCと同行して訪問診療に行くなど、医師としての知識や技術を学ぶだけではなく、医師となった時に共に働く仲間たちの仕事を体験する事ができ、貴重な勉強の機会となった」とお話をしてくださいました✨
他にも、実習が1日終わった後に長嶋先生の行きつけの温泉を教えてもらい、夜ごはんを食べてリフレッシュの仕方を聞かせてもらう事ができた等、長嶋先生が医学生の皆さんに対する想いと受け取っている皆さんの姿に、ウルウルしてしまいました(´-`*)
プレゼンテーションの最後には、お礼にとサプライズが・・・一曲演奏をしてくれました♪♪
三人とも吹奏楽に所属しているだけあって、大変素晴らしい音色でした✨
みんなで一緒に歌いながら楽しみました♡
私にとって、たくさん学ぶことができた2週間でした・・・
学生さん達を医師の卵と呼ぶのであれば、私は記者の卵。
諸先輩方に感謝をしながら、多くの経験をして“これから”に活かし恩返しをしていければと思った、独占取材となりました。
医学生の皆さん♡
SDHを選んでいただき、ありがとうございます!
いつでも遊びに来てください☆
いつか一緒に働ける日が来たら嬉しいです(^^)/