ここから始まるSDH | 湘南第一病院・神奈川県藤沢市湘南台

目標を持って働ける職場とは? ― 統括部の年度方針発表から見えた、主体性あるチームのつくり方 ―

 

 

こんにちは!湘南第一病院 採用広報プロジェクト「チームここはじ」の葉山なつです🍀

 

段々と蒸し暑さが増してきましたが、ほのかに感じる朝晩の肌寒さが心地よくて、梅雨前半のこの時期も私は嫌いではありません🍀

 

さて本日は、職場の魅力に関するお話。

 

「毎日忙しく働いているけれど、自分たちはどこに向かっているのだろう?」

仕事を続ける中で、そんな問いを感じたことがある方もいるかもしれません。

 

湘南第一病院では、年度初めに各部署が前年度の振り返りと今年度の方針を共有する機会を設けています。

統括部でも、今年4月には、例年の通り年度方針発表の部会が開催されました。

今回の部会で印象的だったのは、単に今年度の計画が発表されたことではありません。

統括部の管理職の皆さんが、自分たちの言葉で課題を捉え、自分たちの意思で計画をつくり上げてきたこと。

そして、その計画を「誰かから与えられたもの」ではなく、「自分たちが実現したいもの」として共有していたことです。

 

今回は、統括部の2026年度方針発表の様子を通じて、当院で進めている組織づくりと、目標を持って働く職場の魅力についてご紹介します。

 


2025年度は、統括部にとって「アウトプット元年」でした

2025年度、統括部では複数のテーマを掲げ、課を横断したプロジェクト形式で取り組みを進めてきました。

これまでも、それぞれの課や職員が日々の業務に真摯に向き合ってきましたが、2025年度はそこからさらに一歩進み、「部として何を目指すのか」「どのような機能を発揮するのか」を具体的に動かし始めた一年だったそうです。

進捗を共有する習慣が生まれ、課を越えて考える場面が増え、管理職同士の会話にも少しずつ変化が見られるようになりました。

 

一方で、動いたからこそ見えてきた課題もあります。

個々人の善意や熱意に頼りすぎてしまうこと。

業務が属人化しやすいこと。

役割や判断の基準が曖昧なままになってしまうこと。

そして、理念や方針と日常業務との距離が、まだ十分には埋まりきっていないこと。

 

成長したからこそ、見えてきたその先課題。

2026年度の統括部は、その課題に正面から向き合うところからスタートしています。

 

 

今年の大きな変化は、「計画のつくり方」にありました

2026年度の行動計画づくりでは、これまでの進め方を見直したそうです。

従来は、部長が年度方針や計画の大枠を立案し、それをもとに管理職と合意形成を図っていく流れが中心でした。

しかし今年度は、管理職全員で議論を重ね、一緒につくり上げることにこだわったとのこと。

2025年末から時間をかけて、前年度の振り返り、課題抽出、方向性の目線合わせ、具体的な行動計画の立案を進めてきました。

 

その結果、計画の中身にも大きな変化が生まれています。

抽象論や理想論だけではなく、現場の実態に即した具体的な課題が多く盛り込まれるようになりました。

「こうあるべき」という言葉だけではなく、「実際にどう進めるか」「どこでつまずきやすいか」「誰と連携する必要があるか」といった現実的な議論が増えたそうです。

計画づくりに関わる人が増えると、時間はかかります。

しかしその分、計画は“誰かのもの”ではなく、“自分たちのもの”になります。

部会当日の発表や管理職の皆さんの表情からも、その変化が強く感じられました。

(変化の中身については、後ほど詳しくお伝えします)

 

2026年度方針は、「いつでも変わらないスタンスのSDH」を追求すること

統括部の2026年度方針は、

「いつでも変わらないスタンスのSDH」を追求する
 ― 統括部機能の発展と持続可能な体制づくり ―

です。

 

「いつでも変わらないスタンス」とは、単に同じことを続けるという意味ではありません。

担当者が変わっても、状況が変わっても、忙しい日でも、予期せぬ出来事が起きた時でも、病院として大切にする姿勢がぶれないこと。

当院が地域の中で安心して相談できる拠り所であり続けるためには、こうした“ぶれない姿勢”がとても大切です。

そして、そのためには個人の頑張りだけに頼るのではなく、組織として支える仕組みが必要です。

 

統括部では、今年度の方針を考えるにあたり、次の4つの視点を大切にしています。

【一貫性】
担当者や状況によって、対応や判断の質が大きく揺れないこと。

 【再現性】
個人の経験や感覚だけに依存せず、組織として同じ水準の対応を続けられること。

 【社会性】
世の中の変化や制度の背景を学び、自分たちの都合だけで物事を判断しないこと。

 【先見性】
起こり得るリスクや変化を想像し、先回りして備えること。

 

どれも簡単なことではありません。

だからこそ、年度方針として掲げるだけでなく、日々の仕事の中で少しずつ形にしていくことが大切なのだと感じました。

 

 

統括部が目指す4つのミッション

2026年度、統括部では大きく4つのミッションに取り組みます。

1つ目は、収支の適正化です。

診療報酬や支出管理を適切に行い、病院が地域の中で医療を提供し続けるための経営基盤を整えていきます。

数字や制度を一部の人だけが理解するのではなく、チームで学び、共有し、判断できる状態を目指します。

 

2つ目は、サービス品質の向上です。

患者さん、ご家族、施設職員の皆さまが感じる不安や困りごとに、より早く、より丁寧に気づける体制を整えていきます。

受付や電話対応などのフロント機能を、単なる「案内」から、相談の入口として機能するものへ発展させていく計画です。

 

3つ目は、社会性の向上です。

医療制度や関連法規、ハラスメント、地域包括ケアシステムなどについて学び、社会の変化を踏まえて考える力を育てていきます。

自分たちに都合のよい解釈に流されず、組織として健全な判断ができる風土づくりを進めます。

 

4つ目は、リスク耐性の向上です。

災害やシステム障害、犯罪行為、自然災害など、さまざまなリスクに備え、地域医療を止めない体制を整えていきます。

「何かあった時に頑張る」のではなく、何かある前に想像し、準備しておくことを重視しています。

 

これらのミッションは、統括部だけで完結するものではありません。

院内の多部署・多職種はもちろん、連携する介護施設や協力事業者、行政機関など、さまざまな人と繋がりながら進めていくものです。

4つのミッションからも分かる通り、統括部の仕事は、病院の土台を整える仕事です。

つまり、目の前の事務処理の先には、病院全体の運営や地域医療の継続があります。

 

なぜ、ここまで年度計画にこだわるのか

統括部では昨年度、管理職研修を通じて、自分たちの仕事が社会にとってどのような意味を持つのかを考えてきました。

その中で再確認されたのは、統括部の仕事は単なる事務機能ではないということです。

湘南第一病院が、地域の中で安心して相談できる拠り所であり続けること。

患者さんやご家族、施設職員の皆さまが、不安や迷いを一人で抱え込む時間を少しでも減らせること。

限られた選択肢の中でも、「ここに相談してよかった」と思える場を守り続けること。

そのために、統括部は病院の仕組みを整え、人と人、部署と部署、病院と地域をつなぐ役割を担っています。

 

年度計画は、単なる予定表ではありません。

統括部がどのような病院づくりに関わるのか。

そのために今年、何を変えるのか。

どのような力を身につけ、どのようなチームになっていくのか。

それを共有するための、大切な道しるべなのだと思います。

 

部会当日に感じた、管理職チームの変化

今回の部会では、各管理職の発表やコメントから、これまでとは違う熱量が感じられました。

それは、声の大きさや勢いのことではありません。

課題を自分の言葉で語っていること。

計画を他人事ではなく、自分たちの責任として受け止めていること。

理想だけでなく、現場の難しさや実行上の課題も含めて話せていること。

そうした姿に、統括部の組織化が一段進んでいることが感じられました。

 

もちろん、計画をつくることがゴールではありません。

大切なのは、ここから実行し、振り返り、修正しながら、実際に結果へつなげていくことです。

 

部会の最後には、役員からも「やり切ること」「良くも悪くも結果を出すこと」というメッセージが送られました。

厳しくも、いつも通りぶれない言葉です。

その言葉を受け止めながら、統括部は2026年度の取り組みをスタートさせています。

 

目標を持って働ける職場へ

仕事には、目の前の業務を正確に進める力が必要です。

しかし、それだけではなく、

「この仕事は何につながっているのか」

「自分たちは、どのような病院づくりに関わっているのか」

「この一年で、どのようなチームになりたいのか」

そうした目標を共有できることも、働くうえで大切な要素だと考えています。

 

統括部は今、誰かに決められた目標をこなす組織から、自分たちで考え、つくり、進めていく組織へと少しずつ変化しています。

まだ完成形ではありません。

むしろ、課題はたくさんあります。

それでも、自分たちの仕事の意味を考え、目指す姿を共有し、現場の実感を持ち寄りながら前に進んでいく。

その過程そのものが、統括部らしい成長の形なのだと思います。

2026年度も、統括部は「いつでも変わらないスタンスのSDH」を追求しながら、病院を支える機能の発展と、持続可能な体制づくりに取り組んでいきます。

 


以上、「目標を持って働ける職場」「主体性あるチームづくり」をテーマに、今年度の統括部の歩みをお届けしました🌟

今回の部会を通じて印象的だったのは、統括部の皆さんが年度計画を「発表されたもの」として受け止めているのではなく、「自分たちでつくり、動かしていくもの」として捉えている空気感でした。

方針や計画というと、少し硬く聞こえるかもしれません。

しかし、その背景には、日々の業務をより良くしたい、病院をもっと頼られる存在にしたいという、一人ひとりの前向きな思いがありました。

目標を共有し、課題を言葉にし、チームで前に進もうとする姿は、統括部という部署の成長だけでなく、湘南第一病院全体のこれからにもつながっていくものだと感じます。

 

2026年度の統括部の取り組みの先に、どのような日常が広がっていくのでしょうか。

今後の統括部の活躍をお見逃しなく✨

 


今回ご紹介したスタッフが所属する部の統括部の記事はこちら↓

【統括部】

統括部のトップキーマンはこちら↓

【トップキーマン】

統括部のブログ記事一覧はこちら↓

【統括部 ブログ】

過去の部会紹介記事はコチラ

【2025年度】統括部 部会の開催~振り返りと年度計画~

チョット違うぞ!”部全体で挑む”統括部の2025年度計画

【2025年度期中】病院の未来を創る。統括部の部会を紹介!

 

他部署の部会を題材とした記事もぜひご覧ください↓

成長できる職場とできない職場の違いとは?地域連携部の部会から見えた3つの差

 

湘南第一病院では、経験者の方はもちろん、未経験の方でも安心してチャレンジすることのできる職種の採用を積極的に進めています。

当院で一緒に働いてみたいという方はこちら↓

【募集要項】

見学・面接希望の方はこちら↓

【求人応募・見学応募フォーム】

アーカイブ