MCセミナー~人生の最終段階の医療における賛否両論~
2019.07.24
こんにちは!“チームここはじ”のみなみです♡
先日ブログで概要を紹介させて頂いた、当院で毎年定期的に開催されている、「MCセミナー」が今期もスタートしました。
本日は、第一章「人生の最終段階の医療における賛否両論」をお届けしたいと思います♪
「MCセミナー」の概要についてはコチラ👇
ではさっそくご紹介していきます。
今回はMCセミナーの発起人でもある長嶋副院長が講師をされました☆
前半は前年度までのMCセミナーのふりかえりでした。医療提供の根本の考え方から、薬物治療、検査、そしてユーザーへの対応について…
MCだけではなく、院内全てのスタッフへの問いかけ、ふりかえりとなりました。
そして今年度の研修目的の発表!!
※診療録→カルテのことです。
ここからが今回の本題☆彡
「人生の最終段階の医療における賛否両論」についてです。
それぞれに賛否両論があるというお話でした。
少しだけ紹介すると…
点滴
点滴も目的によって使用する内容と量が変わります。
最期を迎えるならば、輸液(水分・栄養)は控えめにするという考え方もあります。
抗生物質
高齢者の病状を考慮し、個人の意思やQOL(人生・生活の質)に合わせて、抗生物質を使用した治療をしないという考え方もあります。
その他に緩和医療の考え方を取り入れた検査について、救急車の使用について、死亡確認のタイミングについての賛否両論のお話がありました。
結果今回のMCセミナーは、患者様やご家族さま、その関係者の方々も“人”でありどう考えるかはその人によるものであるという事。その事を念頭において、私たち職員がその想いをキャッチする事が必要。というお話でした。
セミナーに参加してみて…
当院の先生(医師)はそんな事を考えながら、日々ユーザーの皆様と向き合っているのだという事に気づき、率直にスゴイ!と感じました✨
そして、そんな考え方もあるんだ!っと驚きでもありました❣
私には私の考えがあって、自分考えが正しくて当たり前だと思ってしまいがちですが、そうではないという事が、医療だけでなくどんな事にも言える事だと思いました。私自身、人との繋がりがあってこその採用広報のお仕事なので、その事を忘れずにたくさんの人達と関わりを持っていきたいです。
今回講義をされた長嶋副院長の紹介ページはコチラ👇
当院の診療の想いについての動画はコチラ👇
次回のMCセミナーのテーマは
「DNAR(do not attempt resuscitation)」です。
よく聞く医療用語ですが、どんな講義になるのでしょうか?
乞うご期待☆