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【マンダラ特集】推したいマンダラートとは?リハビリテーション課

 

 

こんにちは!チームここはじの葉山なつです🍀

暑さが日に日に増し、日焼け対策に念が入る今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今年もやりますマンダラートチャート特集♪

マンダラート・マンダラートチャートとは、なんぞやという方はコチラ↓↓

【湘南第一病院もやってます!マンダラートチャート】

当院では地域サービス部門に属する部署で、このマンダラートチャートに数年前から挑戦しています。

今年は健診課・地域連携課・リハビリテーション課で取り組んでいます。

当院はマンダラートで様々な習慣化ができている組織というわけではなく、毎日自身の行動や言動を点検し、律するためのツールがマンダラートであり、これに挑戦しています。

 

今年の特集は、どうやって活用しているのか?その難しさや大変さ。

【マンダラ特集】どうやって活用しているの?健診課

どうやって作成しているのか?込められた想いと狙い。

【SDHマンダラ特集】どうやって作成してる?地域連携課

管理職陣が推したいマンダラートの行動・習慣をお届けしていきたいと思います。

そのほか、各組織の目標や方針、やってみた実際のスタッフの声を知ることができます。

 

今回は第三弾として「リハビリテーション課のマンダラート(2024年度編)」と「管理職陣が推したいマンダラートの行動・習慣」をご紹介いたします!


葉山:

それでは早速、木村課長。今年度のマンダラートをご紹介いただけますか。

 

 

木村:

はい。もちろんです。実は、今年度のマンダラートは昨年と同じ内容で作られています。

 

というのも、昨年度目標であった「ライフケアをはじめよう」ですが、結果的にはライフケアをはじめることはできませんでした。

 

 

振り返ってみると、マンダラートがただの言葉の羅列になっており、日々の習慣の点検が定着しなかったと感じました。

つまり、その時の環境や状況に左右されるので、上手くいったことさえも再現性はなく、何よりユーザーに不誠実だった。

 

この結果を踏まえて今年度は、日々の習慣を大切にし、再現性のある仕事を遂行したいという思いをこめて、同じマンダラートをやりきることを決めました。

 

葉山:

₋なるほど。今年は再挑戦ということですね!

再挑戦にあたっての工夫と申しますか、改善ポイントなどはありますか?

 

木村:

工夫というわけではないですが、どう活用していくかが今年度の課題だと思っています。

今年度、リハビリテーション課には4名、新卒で入職された職員がいます。

今年度初めて指導にあたる職員も多くおり、自分の指導を何につなげたいのか、指導が何につながったのかなど、点検の指標としてマンダラートの活用を始めたところです。

 

葉山:

マンダラートの習慣の実践から入らず、その日やその取り組みの点検にマンダラートの活用されているのですね。

どのような成果に繋がるのか、今後が楽しみですね。

さてここで、今年度も推しマンダラートを教えていただいてもよろしいでしょうか!!

 

木村:

昨年同様『当事者意識』は今年度も大切であると思っていますが、今年度の私の推しマンダラートは『知恵の仕事』です。

 

 

リハビリテーションを提供することは当たり前のことですが、それだけでは本当の意味でリハビリテーションを提供出来ているとは思いません。

なぜなら、私達の目的は「退院させること」ではなく、「退院後にその人らしい生活をしてもらうこと」です。

当院の患者様は、ひとりでは生きていくのが難しい要介護高齢者であることが多いため、支える方々の声を聞く必要があります。

なぜそのような声が聞かれるのか。

そして、その声を聞き何が大切にすべきなのか、どうしたらそれを大切にできるか。

それでよいのか考え続け、行動・発言できる姿が「知恵の仕事」であり、理想だと思っています。

 

葉山:

専門職ということもあり、マンダラートでも知識や技術が優先されるものだと思っていましたが違うのですね!?

ここで、実際にマンダラートを活用しているセラピストの結城さんにお話を聞かせてもらいます。

推しマンダラ―トをお聞かせいただいけますか?

 

【写真】

複数の病院勤務経験のある理学療法士の結城さん―

 

結城:

これまで複数の病院勤務の経験がありますが、マンダラートを活用するのは初めてです。

まず初めに、毎日がチャレンジで苦戦しているということをお伝えしておきます。

ご質問にあった推しマンダラートですが『素直に受け入れる』です。

 

『素直に受け入れる』がなければ、専門職にマンダラートなんて要らないと言いたいくらい重要だと考えています。

というのも”経験があるから・専門職だから”と壁をつくり、『素直に受け入れる』ことが歳を重ねるごとに難しくなるように感じます。

しかし、より良くしたいと思うならば、変わることも受け入れなければいけないと思います。

なので、一度は必ず「素直に受け入れる」

そのあとで自分の考えを持つように心掛けています。

 

葉山:

なるほど。私は医療業界でのお仕事は当院が初めてですが、「人の命を関わる仕事だから〇〇~べき」という主張が強いと感じる場面があります。

だからといって、他人の意見を聞かなくていいというわけではないですよね。

結城さんはそんな姿勢持ち合わせているのですね。

 

結城:

いや(笑)出来ていないからこそ推しにしています。

毎日マンダラートとにらめっこして、「今日も受け入れられなかったな~明日は頑張ろう」と振り返りチャレンジする日々です。

でも、マンダラートが自分の行動を見直すきっかけになっているのは感じています。

 

木村:

結城も言っていますが、まだまだ毎日がチャレンジです。

昨日出来ていたことさえも今日出来なくなるのが現状です。

冒頭でもお伝えしましたが、リハビリテーション課はマンダラートの活用さえも習慣としてままならない。

しかし、今年度のマンダラートをやり切り、一つでも『誠実であった』と言えるように、日々取り組んでいきたいと思っています。

 

葉山:

木村課長、結城さん、ありがとうございました。


以上、「リハビリテーション課のマンダラート(2024年度編)」と「管理職陣が推したいマンダラートの行動・習慣」でした✨

 

それぞれの年度目標に向かって設定されたマンダラートですが、1つ1つ各部署のカラー満載で取材も楽しくさせていただきました🍀

 

文中でもお話しましたが、リハビリテーション課は専門職ということもあり、専門的な知識や技術などの話になるのかと思いましたが、資格の有無は関係ないのだと感じました。

 

そしてやはり、各部署「点検」「振り返り」に重きを置いて、取り組むことが継続の秘訣のようですね!

とはいえ、全部署まだまだ始まったばかり。

 

今後の各部署・スタッフの活躍もお見逃しなく☝


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