
チョット違うぞ!”部全体で挑む”統括部の2025年度計画
2025.07.30
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こんにちは!チームここはじの平塚陸です💨
暑さと蝉の声が全力疾走な日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
隣の四辻公園では、朝から晩までしっかりセミが仕事をしており、風情を感じつつ、僕も負けていられないと奮起しています(笑)
さて今回は「年度計画特集」の第三弾!統括部の2025年度計画をご紹介します。
「年度計画」とは、各部署が掲げる年度目標と、その目標を達成するために考えられた具体的な取り組みをまとめたものです。
すでに公開済みの「部会の記事」では、各部署の年度目標の概要をご紹介しましたが、この特集ではさらに一歩踏み込んで──
・他部署との違い
・計画を作成した背景や想い
・これまでの歩みとの違い
などをお届けします。
部署ごとの“カラー”の違いも見どころの一つ!
年々、各部署の熱量が高まってきた今だからこそ描けた未来やその想いがあり、自信をもって伝えたいと考えて立ち上げた特集です。
統括部は、チームここはじでもある、統括部部長の細川さんとディレクターの今井さんに取材させてもらいました‼
それではさっそくご紹介していきます。
Q.今一度、統括部の年度目標を教えてください。
細川:
2025年度の統括部の年度目標は、『地域から愛され続ける病院づくりを統括する』です!
詳しい内容は以前のブログ記事で紹介しているので、以下よりぜひご覧ください!
Q.この目標にいたった経緯は?
細川:
ディレクターの今井さんが隅々まで理解してくれているので、ここはお譲りしましょう(笑)
今井:
いや、部長。プレッシャーかけないでくだ…期待と受け取り、善処します(笑)
そうですね。以前の部会の記事でも少し触れましたが、昨年は統括部が「統括部」の本来もつべき役割や姿を取り戻す1年でした。
というのも、当院では一般的な病院でいうところの「事務部」「管理部」などに括られる、「受付・医事・総務・人事・労務」の機能を集約して「統括部」としています。
細川部長の言葉を借りれば、”湘南第一病院が湘南第一病院であるために必要な統制を図ること”が役割です。
当院も最初から統括部であったわけではなく、事務部から統括部へ名称を改め数年が経ちます。
いわゆる事務部の「裏方の仕事」「縁の下の力持ち」という、漠然とした役割のイメージが残る中、
『「統括」するというのは、どういうことなのか。』
これを言語化し、部としての共通認識とすることが必要だと考え、歩んだ1年でした。
誤解を恐れずに言うと、他部署の発注を要望通りに応えるのは「統括」ではないこと。
目的ありきで「統括部がルールを決めていい」「旗振り役」としての裁量を持っていること。
こういったことを、様々な機会を通して言語化し認識を合わせ、管理職陣が現場スタッフへ伝え続けました。
すると徐々に呼応してくれるスタッフが出てきて、自分たちの効率ではなく、ユーザーにとってどうするべきなのかと議論を展開し始めてくれたんですね。
作業に追われる日々から、同じ業務設計の見直しでも、「何のためダレのための見直しなのか?」「エンドユーザーは誰なのか」…
役割や目的ありきの会話が飛び交う日常への変化を感じています。
因みに、その「呼応してくれたスタッフ」の筆頭が、今年度就任した管理職陣です。
総括すると、昨年度は統括部の「内部統制」に費やした1年。
今年度は、部内から病院全体へ、内部から外部ユーザーへ視点を広げて「統括」していくことを、『地域から愛され続ける病院づくりを「統括」する』と表現しています。
そして、その目標を達成するためには、管理職や一部スタッフのみではなく、部内の「全員」で取り組みたい。
全員が当事者であることを自覚し、統括部の存在意義を力強く示す1年にしていきたい。
そのような意図を込めて、
『アナタもワタシも、より良い病院づくりの当事者』
というスローガンを掲げて、新しい1年を歩み始めています。
・・・細川部長、補足があればお願いします!
細川:
さすが今井ディレクター!
補足ではありませんが、前年度、スタッフの一人一人が統括部の在り方を現場で体現してくれたことによって、自身を含め管理職陣の言語化が一層促された側面もあり、とても感謝しています。
Q.ズバリ、過去や他部署とはココが違う!今年のイチオシポイントを教えてください。
今井:
では、続けて私から。
今年のイチオシポイントは、「各課横断的に取り組む『ミニプロジェクト形式による進行』」です!
他の記事でもご紹介していますが、統括部だけは「課」ではなく「部」単位の計画としていることが、従来の自部署や他部署の取り組みとの明確な違いです。
「ミニプロジェクト形式」で取り組む年度計画としたことによって、どの課のどの職員にも平等に各ミッションに参画する機会が用意されています。
そのため、関わるミッションが4つの人もいれば、1つの人もいます。
いくつかの意図があるのですが、その一つに、病院全体を統括していくためには、他部門と交わり、理解し協働していく必要があります。
まずは部内で年度計画を通して経験をする機会をつくりたいと考えました。
また1つのミッションに対して複数部署のスタッフの視点やアイディアが入ることで、多角的な検討が可能になり、より深い議論へと発展することも狙っています。
最後にこれは個人的に考えたことですが、どの課のどの職員でも挑戦できるという仕組みによって、これまで気づかなかった職員の能力や得意どころを見出す機会にもなると考えています。
まとめると、統括部という組織や職員個人の成長を狙ったアイディアということです。
細川:
今井さんが話してくれた通り、今期の進行には真新しさとチャレンジ要素を大きく含んでいます。
どの課・どの役割を担うスタッフにも、日々の仕事がひいてはより良い病院づくりに繋がっているということ、「私たちは地域医療を支える仕事をしているんだ」という実感を積み重ねることのできる統括部の新しい日常をイメージして、このような進行を決めました。
そして何よりも、誰かがつくった計画の上で“やらされる”のではなく、“自分たちの計画の上を歩んでいる”という実感を、スタッフの皆さんには感じていただきたいと考えています。
その上では、方針に共感して一生懸命に取り組んでくれた方々の頑張りが、正当に報われる環境がきちんと用意されているということを明確に示すことの必要性を、例年以上に強く感じました。
評価の基準自体が従来から大きく変わることはありませんが、言葉だけではなく、資料をもって改めてスタッフ全員の前で明示をするということも、意図して今期行ったことの一つです。
これは、私たち管理職からスタッフの皆さんに向けた「公約」とも言えます。
ちなみに、新たに「ディレクター職」という機能を設けたことも、見逃せないポイントです。
今井さん、引き続き頼りにしていますよ✨
今井:
いや、部長。プレッシャーかけないでくだ…期待と受け取り、善処します(二度目。笑)
Q.第1クォーターを終えて。いかがでしょうか?
今井:
いや〜、様々な難しさにぶつかっているのが現状です💦
個人の主体性から形成されているプロジェクトのため、メンバー一人ひとりの理解度や経験値に差が生じるのは、当然だと思います。
自身の配属ではない部署のカラーが強いプロジェクトでは、これまでの経緯や意図などの情報量を一定にし、足並みをそろえることに時間を要している印象です。
また、ゼロからイチを創り上げるプロジェクトについても、進行には一定の難しさを感じています。
今、その壁を超えるためにマネジメントチームが考えているのが、「マンダラートの活用」です。
昨年は各部署ごとに取り組んでいましたが、あまり積極的に活用されなかった習慣が存在します。
具体的には、「未来志向」につながる習慣で、まさに今、これこそが我々にとって必要なものだと——
まるでその習慣が光を放ち始めたかのように見えています(笑)。
今後は、プロジェクトごとにマンダラートを活用していくことで、目の前の壁はもちろん、昨年は見えなかった景色が見えてくると確信しています‼
細川:
各プロジェクト間で進捗には濃淡が出ていますが、前年度と比べて明らかに意見交換が活性化しています。
それから、あくまでも感覚的なお話にはなりますが、部内の意思決定のスピード感も高まっているのを感じます。
やるべきことや目的の理解が浸透していることで、それぞれが課題感を持って取り組んで入れている証だと思います。
進捗や成果に焦ることなく、じっくりと温めながら着実に駒を進めていきたいです。
Q.読者のみなさまにメッセージをお願いします。
細川&今井:
春に新任管理職を迎え、総勢8名のマネジメントチームで歩み始めた「新生・統括部」です。
今年度の統括部では、地域に愛され続ける病院の前提条件となる7つのミッションに挑戦し、病院づくりの第一歩を踏み出しています。
とはいえ、管理職たちも日々、模索と試行錯誤の真っ只中。
それは決してネガティブなことではありません。
なぜなら、“病院を統括する”という役割をここまで追求している病院はあまり例がなく、新しいことにチャレンジする上では、迷ったりぶつかったりするのは当然だからです。
「地域に愛される病院」とは何か――その答えを、今まさに私たちは自分たちの言葉で表現し、カタチにしようとしています。
地域に愛される病院づくりの第一歩として、粘り強く“統括”してまいります。
最後に、求職者のみなさまへ。
統括部では、医療事務(受付)、医療事務(会計・請求)、病院事務(管理課スタッフ)として、一緒に働く仲間を募集しています。
スキルや経験ではなく、「やりたいこと」とその熱量さえあれば、未経験・異業種の方にもご活躍いただける職場の整備にも、熱を入れて取り組んでいます。
というのも、「地域に愛される病院」をつくるというのは、他の業種・業界において、顧客の満足や納得、安心や信頼を得られるようにあれやこれやと創意工夫と努力を重ねていくことと同じであって、働く上で最も大切にしていただきたいことの源泉は変わらないからです。
まだまだ未熟な部分も多く、統括部が成長の途上にあることは、この記事を通じて感じていただけたかと思います。
ですが、今年の統括部は、設立以来もっとも熱量の高いチームだと、「入職するなら今!」と自信をもってお伝えできます。
この記事を読み、「もっと詳しく知りたい!」「できるか分からないけど面白そう!」と感じてくださった方は、ぜひご見学や説明会にいらしてください。心よりお待ちしております!
以上、統括部の2025年度計画のご紹介でした。
チームここはじではいつもお世話になっている男性陣二人ですが、「統括部」の取材はそこまで多くなかったので、正直言うと少しカタイイメージがありました。
でも実際に取材してみると、病院の未来を真剣に考え、粘り強く取り組む“熱い集団”だとわかりました。
かと思えば、時折見えるユーモアや前向きさは、まるで「立ちはだかる壁もドアを探して開けちゃう」感じでした(笑)。
大変なことや苦労も吹き飛ばす、熱量と勢いが今年の統括部には備わっていると、改めて実感した取材でした。
ますます勢いづく統括部の活躍からは目が離せません👀‼
今後も要チェックや‼
今後の統括部の活躍を要チェックや‼
■統括部トップキーマンは【統括部 部長 細川】
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