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仕事のやりがいって何?サンクスレビューで見えた仕事の意味と価値

こんにちは!湘南第一病院 採用広報プロジェクト チームここはじの葉山なつです🍀
ぽかぽかとあたたかい日が増え、いよいよ春本番ですね✨
桜の木を見ると「きれいだなー」と思う反面、どうか雨風吹かずにもうすこし桜を楽しみたい…と願うのは私だけでしょうか🌸

 

「この仕事は誰の何の役に立っているだろう?」
「仕事のやりがいってなんだろう?」
「将来のことを考えるとこのままで良いんだろか?」
「数字や目標は達成できているけど、なんか違う」

 

多くの社会人が、一度は感じる疑問や違和感なのではないでしょうか?

私自身も、振り返れば目の前の仕事をこなすだけで一日が終わっていた時期がありました

採用活動でも時折求職者の方から「今の仕事はやりがいを感じられない、やりがいがわからない」という声もお聞きします。

今日ご紹介する湘南第一病院の地域連携課で行っている「サンクスレビュー」という取り組みは、仕事のやりがいや、働きがいを実感できるしくみでもあります。

 

今回の記事では、
・サンクスレビューの取り組み
・活躍している職員の声
をご紹介しながら、仕事のやりがいや働きがいとは何か?考えていきたいと思います。

本記事は以下のようにご活用いただけます。

・いま感じている疑問や違和感に対して、仕事の見え方や手応えが少し変わるヒントとして。

・管理職の皆さんは、スタッフがやりがいを実感しながらイキイキ働ける職場づくりのヒントに。

 

因みに最近よく見る、感謝ポイントやありがとうカードのような取り組みをイメージされるかもしれませんが、今回ご紹介するサンクスレビューは少し違います。

 

それではさっそく紹介していきます。

仕事のやりがいや働きがいとは?

仕事のやりがいと一言でいっても、感じ方は人それぞれです。

 

例えば、

・「ありがとう」と言われたときに感じるもの

・自分の関わりが誰かの役に立っていると実感できたとき

・チームの中で、自分の役割を果たせていると感じたとき

・できなかったことができるようになったとき

・自分の仕事が、次の誰かにつながっていると分かったとき

 

こうしたやりがいを感じる瞬間は、日々の仕事の中にも確かに存在しています。

それらを実感できる瞬間をしくみになっているのが、今回のサンクスレビューです。

ここで、実際の「サンクスレビュー」をご紹介します。

 

サンクスレビューとは?

自部署内で実際に発生した、職員間での「ありがとう事例」を題材に、その背景や影響を深掘りしていくディスカッションの場です。

月に3回ほど開催しています。

単に「助かった!」「ありがとう!」と感謝を伝え合って終わりではありません。

その事例から「その一助が、他にもどのような影響を与えていたのか?」を、複数名のスタッフの視点から、深堀りをしていく時間です。

 

今回のサンクスレビュー

退院支援を担当しているスタッフから、理学療法士や施設職員さんに対する「ありがとう」の事例でした。

「理学療法士の方には、患者さんのリハビリの様子を見学する機会をつくってくださったこと。

担当患者さんが入所している施設の職員さんには、ご本人さんの普段の生活の様子を丁寧に教えてくださることに感謝を伝えたいと思います」

 

ディスカッションの中では、

「リハビリの様子を実際に確認できたことで、退院後に必要な支援内容を、より具体的にイメージすることができ、施設への情報提供量やその質も高まったのではないか」

「普段の訪問診療だけでは見えていない生活背景を、入院をきっかけに知ることができ、今後のケアに活かせそう」

「患者さんは、リハビリの介入をきっかけに、小さなことだけど、今までできなかったことができるようになって、生活に張り合いを感じることができるようになった方もおられた」

「それってご家族も嬉しい。それに家族にとっては、施設と病院が直接連携を図ってくれることは、大きな安心につながったのでは?」

「施設の介護職員さんは、入退院で機能が大きく低下すれば介助量は増えるし、退院後のケアや病状に漠然と不安を感じている。皆が提供している情報は、介護職員さんたちが自信をもってケアにあたれる環境を整えることにも繋がっている」

 

といった意見も挙がりました。

このようにサンクスレビューでは、「点(ひとつの事例)」を「線(連携の広がり)」として捉え直すことで、

日々の関わりがどのようにユーザーの安心や支援の質向上につながっているのかを、チームでディスカッションし想像力を高める習慣を身に着けています。

 

企画運営スタッフに聞きました!

Q.なぜサンクスレビューを取り組み始めたのですか?

A.この取り組みには、大きく2つの狙いがあります。

1. 想像力のアップデート

自身の行動が、次にバトンを受け取るスタッフにどうつながっているのか。

そして、他部署の職員や患者様、そのご家族、施設のスタッフに対して、どのようにつながっているのか。

目に見えないつながりを言葉にすることで、想像力を高めることを狙っています。

その先には、

「何気なく行動したけど、そんなことにもつながっていたのか」

と、自分の仕事が具体的に“誰の何に役に立っているのか”が分かるようになり、思考や行動の質が高まると考えています。

 

2.連携力の強化・ひとりの学びを全員の学びに変える

同じ部署内でも、受電対応・診療サポート・退院支援といった配置の違いにより、一つの事例の見え方や感じ方は異なります。

また、経験年数や習熟度によっても、想像の視点や幅は変化します。

何につながっているかという結果だけでなく、それを聞いたスタッフがどう感じたのかも意見交換します。

すると、

「実はそんな工夫をしていたんだ!」

「その視点は勉強になる!」

といった気づきが共有され、チーム全体の知識習得や相互理解が促進されます。

「点(一つの事例)」を「線(一連の連携)」として捉え直すことで、チーム全体の連携力も高まると考えています。

Q.実際に取り組んでみてどう感じていますか?
A.「どうしたらみんなで上手くディスカッションができるのか?」
進行の難しさを感じながらも、模索しながら参画しています。
同じ地域連携課内でも、習得機能によって想像できる範囲が異なることを知り、自身も学びながら会を進めることができていると感じています。

 

仕事のやりがいは、仕事の先に広がっている

サンクスレビューからわかることは、

やりがいの感じにくさは、ひとつの仕事が、その場で完結しているように見えてしまうことが一つの要因になっているということ。

本来は、その先で誰にどうつながっているのかまで含めて、仕事の価値は成り立っているということです。

 

「やりがい」を構造化。やりがいが多様化する理由

サンクスレビューからは、職員のやりがいに繋がる声が多く出てきました。

やりがいと一言でいっても、複数にカテゴライズできることが見えてきます。

・自分との関係(主体性・やりがい)

自分で関われている、やらされていないと感じられること

・他者との関係(チーム・連携)

チームや他職種と連携しながら仕事が成り立っている感覚

・変化や成長(スキル・経験)

前よりできるようになっている、学びや積み重ねを実感できること

・社会や誰かへの影響(貢献・意味)

自分の関わりが、その先で誰の何に役に立っているのかが見えること

 

やりがいは、これらのどれか一つではなく、成長の段階に応じて、見える範囲や感じ方が変わっていきます。

 

サンクスレビューは、これらのやりがいを実感できる瞬間を組織のしくみとしても機能しています。

因みに、よくある感謝ポイントやありがとうカードなどは、運用次第でありますが、

•感謝を伝えてくれた相手に対する貢献は感じられるものの、それ以上の広がりが乏しい

•1人のやりがい実感は1人の経験値にしかならない。

•組織に対する貢献が抽象的で実感しづらい

ということが課題になりやすい傾向にあります。

 

そもそもサンクスレビューは、それらの取り組み同様、組織に対する貢献や献身性を評価するためにつくったしくみです。
しかし、現場スタッフたちが、ユーザーに対する貢献や献身性という視点を加え、学びや習慣づくり、スキルアップの機会だと捉え、目的を広げてくれたおかげで今のカタチがあります。
同時に課題となりやすいポイントも、根気強く改善を重ねてクリアにしてくれました。
これらがサンクスレビューとの違いです。

 

本記事のまとめ

「この仕事は誰の何の役に立っているだろう?」
「仕事のやりがいってなんだろう?」
「将来のことを考えるとこのままで良いんだろか?」
「数字や目標は達成できているけど、なんか違う」

 

このように感じるのは、自然なことだと思います。

そんな時には、

 

•私の仕事は誰の役に立っているのか?
一緒に働くチームの皆にとって。
社内の他部署にとって。
ご利用者様(顧客)にとって。
ご利用者様の背景(家庭や勤め先)にとって。
•その仕事は自身のやりたいこと?その理由
•その仕事を通して成長を実感できたかどうか?
学んだこと。できたこと。

 

このような視点で考えてみると、やりがいを見出すことができるかもしれません。

とはいえ、やりがいは、与えられるものではなく、向き合い続ける中で見えてくるものでもあります。

 

自分ひとりで答えを出すのは決して簡単ではありません。

私達も過去は、ステレオタイプの教育で、先輩の背中を見て、あるいは自分で答えを出すことが当たり前だった時代もあります。

しかしそれではやりがいに辿り着くまで長い時間と労力、そして何より見出せるか否かは、個人に委ねられていました。

湘南第一病院の地域連携課は、未経験からスタートしたスタッフが8割を超える職場で、年代も経験も様々です。

 

だからこそ、仕事のやりがいやキャリアにどう向き合っていくのかを、組織としてしくみや環境づくり、そして対話を重ねて一緒に考え広げ続けるべきだと考え、現在歩み続けています。

 


以上、地域連携課の取り組み「サンクスレビュー」についてご紹介いたしました。

今回、皆さんのディスカッションをそばで聞いていて、改めて感じたことがあります。
日々の業務に追われていると、どうしても目の前のことで精一杯になりがちで、「自分ごと」としてじっくり振り返る時間って、意識しないとなかなか作れないものですよね。
でも、この「サンクスレビュー」で仲間の事例をみんなで紐解く時間は、まさにそんな貴重なひととき✨
「これ、私の担当しているあの患者さんにも活かせるかも!」
「次その事例に当たったら、私は〇〇を心がけてやってみよう」
と、誰かの経験を自分の知識の引き出しにそっと追加していける。そんな風に、みんなで立ち止まって想像力を膨らませる時間があるからこそ、チームの絆も、個々のスキルも、より深まっていくんだな…としみじみ感じました☺️✨

地域連携課では、次のやりたいこと・未来のために今期も採用を行っています。

こんな職場に興味を持っていただけた方は、まずは見学や説明会で、働くスタッフの人柄や職場の雰囲気から見てみませんか?

仕事のやりがいやキャリア形成にも相談に乗り、真剣に向き合いながら、共に歩むみらいを模索することを大切にしています。

 

■今回ご紹介したスタッフが配属する地域連携部の記事はこちら⇓

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