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病院の料金はどう決まる? 知ると医療がちょっと身近になる「診療報酬」の話

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こんにちは!湘南第一病院 採用広報プロジェクト「チームここはじ」の葉山です🍀

9月も半ばに入りましたね🍂
ここ数日は少し過ごしやすくなってきたかな?と思っていたのですが、今日は藤沢もまた30℃近くまで気温が上がり、まだまだ残暑は続きそうです。

「そろそろ秋かな」と思ったり、「いや、まだ夏だな」と思ったり。
季節の変わり目らしい、なんとも落ち着かない毎日ですね。

さて突然ですが、病院にかかる前に、

「今日は、いくらくらいかかるんだろう?」

と調べたことはありませんか?

 

ネットで検索してみても、出てくるのは「おおよそ○円」「診療内容によって異なります」といった答えばかり。

飲食店や美容院なら、メニューを見れば料金が分かるのに、どうして病院では、受診する前に金額がはっきり分からないのでしょうか。

 

実はそこには、医療ならではの「診療報酬」という仕組みが関係しています。

少し難しそうな言葉ですが、知ってみると、病院の料金だけでなく「なぜ医療はこんな仕組みになっているのか」まで、ちょっと違って見えてきます。

 

今回は、そんな診療報酬について、できるだけ分かりやすくご紹介します✨

 

本記事でわかること

・病院に行く前に、かかる金額がはっきりわからないのはなぜ?
・「診療報酬」って、そもそも何?
・病院の料金は、誰が・どうやって決めているの?
・診療報酬の仕組みを知ると、私たちにどんな関係があるの?

・診療報酬に関わる仕事には、どんな仕事がある?未経験からでも目指せる?

 

医療は、知らないからこそ難しく感じたり、不安になったりすることがあります。

これから病院にかかる方も、医療に関わる仕事をしている方も、これから医療の仕事や資格に挑戦しようとしている方も。

「知らない」をひとつ「知っている」に変えるだけで、余計な不安が少し減ったり、減らしてあげられたり、「医療って意外と面白いかも」と思えたりする。

この記事が、そんなきっかけになればと思います。


診療報酬って、そもそも何?

診療報酬とは、病院やクリニックで受ける診察・検査・治療などにつけられた、公的な料金の決まりのことです。

たとえば、診察を受ける、血液検査をする、レントゲンを撮る、薬を処方してもらう。

こうした一つひとつに「○点」という点数が決められていて、1点=10円として医療費が計算されます。

つまり、病院が「この診察は○円にしよう」と自由に値段を決めているわけではないんです。

 

では、最初の疑問。

「それなら、受診する前にいくらかかるか分かるんじゃない?」

と思いますよね。

 

ところが実際には、受診したときの症状や、診察でわかった体の状態などをもとに、その人に必要な検査や治療が決まっていきます。

同じような症状で受診しても、体の状態によって必要な検査や治療は一人ひとり違います。

そのため、受診する前の段階では、最終的にいくらかかるのかをぴったり示すことが難しく、「おおよそ○円」と案内されることが多いのです。

 

診療報酬は、単なる「医療の値段表」ではない?

ここまで読むと、診療報酬は「医療につけられた値段をまとめたもの」と思うかもしれません。

 

でも、実はそれだけではありません。

 

診療報酬には、

「これから、どのような医療を大切にしていくのか」
「病院には、地域の中でどのような役割を果たしてほしいのか」

という、国が医療に求めている方向性も反映されています。

 

たとえば病院では、

・患者さんの保険の資格をきちんと確認する
・診療した内容を記録する
・患者さんやご家族へ必要な説明をする
・医師や看護師など、さまざまな職種で情報を共有する
・退院したあとの生活まで考えて支援する

といったことが日々行われています。

 

一見すると、それぞれ別の仕事のように見えますが、診療報酬の仕組みを知ると、「良い医療をきちんと行い、その内容を記録し、必要な人に説明できる形にしておくこと」まで含めて医療なんだということが見えてきます。

 

そして、適切に診療報酬として評価されることは、病院が人材や設備、地域の医療へ再び力を注いでいくための土台にもなります。

つまり診療報酬は、単なる「医療の値段表」ではなく、医療の質や、病院に求められる役割ともつながっている仕組みなんです。

 

湘南第一病院では、診療報酬をどう学んでいるの?

当院では、業界未経験者の採用を積極的に行っているため、職員が学びを深めること機会づくりに注力しています。

今回ご紹介した診療報酬は、湘南第一病院の統括部が取り組む「社会性向上プロジェクト」の勉強会でも取り上げられたテーマです。

 

この勉強会で大切にしているのは、専門用語や制度をただ覚えることではありません。

「なぜ、この制度がつくられたのか」
「社会は、病院にどのような役割を求めているのか」
「自分たちの仕事は、患者さんや地域とどうつながっているのか」

そんな視点から、制度と日々の仕事を結びつけて考えています。

 

医事課が持つ、制度や診療報酬の知識。
受付課が、日々の患者さんとの関わりの中で感じていること。
管理課が、人事労務や病院運営を通して見ていること。

それぞれ違う仕事をしているからこそ、持っている知識や見えている景色も違います。

 

勉強会では、それぞれの経験や疑問を持ち寄り、

「普段のこの仕事にも関係しているのでは?」
「患者さんから見ると、どのように感じるのだろう?」
「制度上は、なぜこのような仕組みになっているのだろう?」

と、課や役職を越えて意見を交わしました。

 

診療報酬を「点数や請求についての知識」として知るだけではなく、自分たちが普段行っている仕事にはどんな意味があるのか、患者さんやご家族からはどう見えているのか、そして病院には社会から何が求められているのかまで考えてみる。

 

当院では、そのように診療報酬について学びを深めています。

↓「診療報酬」の学びについて、実際の勉強会の様子はこちら↓

未経験からでも、仕事の意味を深く学べる職場へ ― 統括部「社会性向上プロジェクト」に潜入しました! ―

患者さんやご家族にとって「診療報酬」とは?

ここまで読んで、診療報酬は「医療の値段」や「点数」だけの話ではないんだな、となんとなく感じていただけたでしょうか。
では、患者さんやご家族にとって、診療報酬はどのように受け取ればよいのでしょう。

 

ここでは診療報酬を「安心して医療を受けるための環境を支えている仕組みの一つ」として受け取っていただけたらと思います。

 

患者さんやご家族の目に見えるのは、診察や検査、治療、説明といった場面が中心かもしれません。
でも、その後ろには、必要なときに医療を受けられる体制や、安全に情報を共有する仕組み、治療や療養について説明・指導できる環境など、普段は目に見えにくいものもあります。

 

診療報酬は、国が「これから、どのような医療を整えていくのか」を示しながら、こうした「当たり前に安心して医療を受けられる環境」をつくっていくための方法の一つでもあります。
そう考えると、医療は目の前の診察だけではなく、さまざまな人・体制・仕組みによって支えられていることが少し見えてきます。

 

とはいえ、実際の明細書には専門的な言葉が並び、「これは何だろう?」と思うこともあるはずです。
その疑問にお答えしたり、安心して医療を受けていただくためのお手伝いをしたりすることも、受付や医事課など統括部スタッフの役割の一つです。
受けている医療の意味や価値をしっかりお伝えして、安心して透明性の高い医療を受けていただきたいと常々考えています。

 

診療報酬に関わる仕事に興味を持ったら

ここまで読んで、

「診療報酬って、ちょっと面白いかも」「こういう仕組みに関わる仕事って何だろう?」

と思った方もいるかもしれません。

診療報酬の算定や請求に深く関わる代表的な仕事の一つが、医療事務です。

医療事務には、診療報酬について学べる民間資格もありますが、資格がなければ働けない仕事ではありません。

 

湘南第一病院では、医療事務の仕事を大きく「受付」と「会計・請求」の二つの領域に分けています。

2026年9月現在、募集しているのは、医療事務(受付)です。

受付は、患者さんやご家族を最初にお迎えする「病院の顔」。

接客や販売など、人と関わる仕事の経験を活かしながら未経験から医療業界に入り、受付の仕事を深めていくこともできます。

そして、医療制度や診療報酬について学びながら、将来的に会計・請求など、より専門的な医療事務へ仕事の幅を広げていくキャリアもあります。

 

また湘南第一病院には、働きながら医療事務の資格取得を目指せる「医療事務 資格取得支援制度」があります。

未経験者のチャレンジを応援!医療事務資格取得支援 制度のご紹介

最初から、医療のことを全部知っている必要はありません。

今回の記事を読んで「ちょっと面白いかも」と感じたことも、医療の世界を知る立派な入口です。

そんな興味から、病院で働くことを選択肢の一つにしていただけたらうれしいです。


以上、気になる診療報酬のアレコレをご紹介いたしました🌟

 

今回、診療報酬について改めて知ってみて、思っていたよりずっと奥が深い仕組みだと感じました。
医療業界には、難しそうな言葉や制度がたくさんあります。
でも、ひとつ知ることで「よく分からない世界」だったものが、少し身近になることがあります。

 

こうした小さなきっかけから、
「病院の仕事って、ちょっと面白そう」
「医療の世界を、もう少し知ってみたい」
と思ってくれる方がいたらうれしいです。

 

医療や病院のことを、分かりやすく、身近に届けること。
そこから新しい興味や出会いをつくることも、私たち採用広報プロジェクト「チームここはじ」の役割のひとつだと思っています。

 

引き続きお見逃しなく☝

 

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