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特別養護老人ホームでレベルアップ研修の講師に挑戦!

こんにちは!チームここはじの平塚陸です💨

今回は当院の理学療法士が、特別養護老人ホームにてレベルアップ研修の講師をされたそうです。

ここでクイズ!!理学療法士のあるあるって知っていますか?

正解は「街中で杖を突いている人を見ると、思わず使い方を教えたくなる」だそうです!!

理学療法士人口が増えたら転倒事故が減るのでは!?考えが浅はかでしょうか?(笑)

 

さて本日は、その理学療法士の取り組みをピックアップ‼

連携先である特別養護老人ホームに、講師として当院のリハビリテーション課の職員が伺い、レベルアップ研修を実施しました。

 

『リハビリ課』について、詳しくはこちら!!

👉【ライフケア事業部】  ☞【リハビリテーション課】

 

本記事では、当院のリハビリテーション課の考える地域連携という視点で、研修の経緯や狙い、当日の様子ついてお届けいたします(*‘∀‘)

 

まずは、研修開催の経緯についてご紹介!!

当院のリハビリテーション課では、「生活回帰に向けた医療と介護の切れ目のない連携」を目指しています。

具体的な取り組みをご紹介すると「施設職員の介護技能の向上」と「施設環境を理解したリハビリの提案」を目的とした、月1回の定期訪問などです。

リハビリテーション課の定期訪問についてはコチラ‼

【新たな挑戦】Zoomで奮闘!リハビリ課の定期訪問

 

今回はこの定期訪問のなかで、多くの質問や相談をいただいており、まずは基本となる知識や考え方について研修をすることになったそうです。

 

今回のテーマは、経緯に基づいて「高齢者とは…~特徴からひも解く考え方ポイント~」

 

ここで当日の様子をお届けします。

研修開始!写っていないところにも、たくさんの職員さんが!

多くの職員さんが参加してくれました。

研修では、聞いて学んでもらうだけでなく、職員さんたちにも発言してもらいながら進行していきました。

研修終わりには、質問タイム。次から次へと色んな質問が飛んできて、先生は大忙しでした‼

 

最後に、今回講師をされた西山さんにインタビューをさせてもらいました。

(平塚)

改めて今回の研修開催までの経緯について、詳しくお話をきかせてください。

 

(西山さん)

今回は、先方からぜひ研修をお願いしたいとお話いただきました。

定期訪問時には、多くの職員さんから熱心にご質問や相談をいただくので、その熱量に応えるチャンスだと感じました。

研修依頼の背景には「研修で得られること」に課題を感じていたそうです。

 

例えば、〇〇の方の移乗の仕方が分からないので、移乗の研修をすると「やり方」は習得できるので解決します。

しかし、この〇〇が××に変わると、正解が分からず困ってしまうというイメージです。

 

(平塚)

それで今回の研修のテーマが「高齢者とは…~特徴からひも解く考え方ポイント~」なのですね。

 

(西山さん)

平塚君。察しがイイね。

その通りで、今回は「考え方を学ぶ」ことに重きを置きました。(*‘∀‘)

 

体位交換1つにしても、患者様によって、またその日その時間の状態によって、最適な「やり方」は変わりす。

この「やり方」だけを覚えようと思うと、色々な疾患を抱えた患者様がいる中で出来ることが偏ります。

だから「やり方」ではなく「考え方」さえ分かっていれば、できることの幅が増えるのではないかと。

 

正直、研修内容は当たり前の知識だと言われてしまう内容だったかもしれませんが…

改めて「高齢者の身体的特徴は〇〇だから」という根拠=考え方から、最適なやり方を考えていく。

これが原点だと考えて、今回の研修内容としました。

狙いとしては、「この考え方を使って〇〇やってみたんですけど」という会話が、定期訪問で生まれることです。

 

(平塚)

なるほど。奥深いですね~。反響はいかがでしたでしょうか?

 

(西山さん)

研修自体は30分程度にして、前後には質問タイムを設けたのですが、これが大盛況でした。

次々質問される施設職員さんの姿勢には、自身も襟を正さなくてはと思いましたね。

一方で、施設職員の皆さんは日々の介助で、想像以上に困って、悩んでいらっしゃるんだなと感じました。

 

研修後の定期訪問では、今まで「どうしたらいいですか?」の声掛けから「〇〇を考えてこうしてみましたがどうでしょうか?」の声掛けに変わってきました。やり方より考え方を伝えた事で、現場間でもコミュニケーションが増え職員からの声が上がるようになってきました!!

 

(平塚)

スバラシイ‼今後、取り組みたい研修テーマはありますか?(*‘∀‘)

 

(西山)

今後も研修は同じく「考え方」をテーマにした内容で、講義できたらと思いますね。

ポジショニングやシーティングといった技術も、考え方さえマスターすれば、きっと活かせると感じています。

 

(平塚)

ぜひその機会には、忘れずにここはじを取材で呼んでください‼

リハビリテーション課は、若手の職員が多く、一緒に同行していた職員さんの活躍も楽しみです。

 

(西山)

そうですね。若手の職員だから既存の考え方に縛られず、チャレンジができることは強みだと思います。

まだまだ成長過程で、学んでもらいたいことは多くありますが、外部との連携にも積極的に関わり、活躍していってもらいたいですね。

 

 

以上、リハビリテーション課の介護施設での研修講師の取り組みでした。

 

考え方を知ったことで、入居者様との関わりも変わって来たことがわかりました!!

考え方や目的を知ると、やり方の幅も増えますよね!!

 

これは、介護に限らず、仕事する上で大事なことだと思います。

僕も、ブログを書くときには書き方を考えるのではなく、見てくれている方に何を伝えたいか考えて書いていきます(^^♪

そして、地域での取り組みを発信し高齢者の生きやすい環境を作る手助けになれればと思います!!

 

今後のリハビリテーション課の活躍も要チェックや‼

 

介護士さんたちの活躍は公式ホームページにて要チェックや!!

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