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写真展示会~高齢者に接する「姿勢」の重要性を学ぶ~

こんにちは!チームここはじの平塚陸です💨

今年も宜しくお願いします!!

令和5年は辰年~(^^♪

辰年は十二支の中でも最も縁起の良い干支とされています。

運気が上昇して夢が叶いやすい年と言われているそうですで~ ( *´艸`)なんだかワクワクしますね!!

 

本日のお届けは、リハビリテーション課が主催した「写真展」について紹介します!!

 

この記事では、大切にしたい高齢者医療を担う医療従事者としての姿勢について、リハビリテーション課の取り組みを通じてお届けしていきます。

 

『リハビリ課』『ライフケア事業部』について、詳しくはこちら!!

👉https://shonan-daiichi.jp/section/lc/

 

 

まずは当日の様子を!

 

写真展の当日は、写真の他に黒電話や古い紙幣、レコードプレイヤーなどもあり昭和にタイムスリップしたような空間でした。

 

リハビリ室に来た患者様は、写真をじっと見つめて色々と思いだし当時の話しをする姿や、古い紙幣を手に取り昔を思い出している風景がありました!!

 

コーヒーを飲みながら、昔の曲を聞きどんなことを思い出しているんでしょうか…

 

「写真展」は院内初の取り組みです。

なぜ写真展を開催しようと思ったのか?ライフケア事業部の木村課長に聞いてきました!!

【平塚】

患者様や職員にも大盛況でしたね‼

なぜ写真展を行おうと考えたのか、経緯を教えて下さい。

 

【木村課長】

リハビリテーション課では、生活回帰を目的としたリハビリテーションに取り組んでいます。

その一環として、今年は入職1年目のメンバーを中心に、入院される高齢者の方々が、どのような時代を生きてきたのか、時代背景や歴史を学びました。

 

その学びを通して、もしかすると高齢者の方々は、いつも現代や私達の文化や考えに合わせて、生活なさっているのではないかと疑問が生まれたんです。

 

例年ですと、「夏祭り」を開催していたのですが、高齢の方が生きてきた時代背景や文化を共有できるような時間をつくりたいと、「写真展」の開催を決めました。

 

当時の写真やコーヒーのにおいなどの視覚的・聴覚的・嗅覚的な情報をきっかけに、当時の様子や時間をさかのぼって再体験することで、感じること、伝えたいこと、教えたいこと、様々な感情が出てくるのではないかと。

 

そういった様々な感情を、私達のその気持ちを知りたい、共感したい、受け入れたいという姿勢が伝われば、「私はここにいて良いんだ」と肯定感や幸福感の向上に繋がるのではないかと考え実施しました。

 

【平塚】

音や香りって意外と、記憶と紐づいていますよね。

僕は、味噌の焼きおにぎりの香りを嗅ぐと地元の近所の方々に、よくごちそうになったことを思い出します。

過去の記憶がよみがえって、様々な表情が出たわけですね!

リハビリ職員は若いメンバーが多いいですが、開催に向けてどのような準備を行いましたか?

 

【木村課長】

開催にあたりメンバー同士で、歴史や背景を想像するトレーニングをしたり、当時の写真について理解を深め、意見を出しあったりしました。

患者様にはこんな気持ちになって欲しい、あんな表情を見たいなど、準備も楽しみながら行いましたよ👀

若い世代には、見慣れない物も多かったと思います。

時代は違えど、それぞれに思い出に残る物や、大切にしまっていた過去があると思います。そんな思い出が“ふっ”とよみがえる温かい時間になればと思い準備していたようです。

 

【平塚】

リハビリテーシ課の職員として今後どのように繋げていこうと考えていますか?

 

【木村課長】

今回の取り組みで得た、相手の背景を学び理解に努める姿勢を日々のリハビリテーションに落とし込み、患者様の有形や無形の訴えへの理解を深めることで、質の向上へ繋げていきたいと思います。

 

当日は、学んだことを意識して患者様に声をかけると、様々な感情多く入り交じりながらも、自分のこと、その時代のこと、思い出など、次々溢れ出るようにお話されている姿は印象的でした。

 

その姿からは、大切にしなくてはならない姿勢だと感じました。

当然のことのようで、なかなかできないことでもあると思います。

 

―続いて、準備をした1年目のリハビリ職員にも感想を聞かせてもらいました。

[前田・小林・清水]

写真展という初めての試みで、準備の時点から“嫌なことを、思い出してしまわなないだろうか?” “喜んでくれるかな” など多少の不安がありました。

 

ですが想像以上に患者様や職員の反応がとても良く、有意義な時間になったのではないかと思います。

私たちも少しは患者様の昔の思い出をのぞかせてもらい、見てきた景色を想像する事ができました。

 

今後、リハビリを提供する上で貴重な経験をさせてもらったと思います。

私たちに出来るリハビリは手技だけでなく、当院ならではの患者様との関わりから、アプローチした生活回帰に向けて今後も色々な取り組みを行っていきたいと思います。


以上、リハビリテーション課主催の写真展についてお届けいたしました。

 

1年目のリハビリ職員も貴重な経験に繋がったことがわかり、こうして一つ一つの経験からスタッフが成長していくのだなと。

その一瞬、一瞬に立ち会うことのできる採用広報は、なんて面白いのだろうと実感しています。

 

確かに、正月に会う姪っ子や甥っ子の最近の流行りについていくのは、もはや大変💦

自身の幼少期のゲームやアニメの再ブームで話題になると、得意げに話している自分(笑)

僕が知っていることが、誰かのためになったら嬉しいしです。

 

それを時代背景や文化を学び、意図的に狙って引き出しているリハビリテーション課の皆さん。

病棟で「今日はリハビリの先生来ないの~?(*‘∀‘)」と聞かれる事の意味がわかりました♬

 

今日も患者様が待っていますよ~‼

 

 

リハビリ職員の活躍は公式ホームページにて要チェックや!!

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