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【MC特集】学びの機会がいっぱい~外部研修編~

こんにちは!チームここはじの葉山なつです🍀

皆様は、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?

私は、子どもたちのサッカーに付き合いつつも、心を整えて自律性を高めることがテーマの読書にチャレンジ!

休み明け、もちろん病院は受診者さんが多く来院されますが、ブレずに応対ができることが増えた気がします♪

 

 

さて本日は、「MC特集」第三弾!!

第一弾では、過去の記事を振り返りつつ、皆様の知りたいメディカルコーディネーターのあれこれをご紹介。

→【MC特集】これさえ読めば分かる!メディカルコーディネーター

第二弾では、MCの所属する「地域連携課」が推進する「地域連携」とは何か。その原点とここまでの歩み。

当院の考える「地域連携」と未経験者採用について。取材の様子から特集記事の内容までをご紹介。

→【MC特集】未経験者8割の挑戦!SDHの考える地域連携とは

というのも、MCは当院オリジナルの業界未経験者から挑戦できる職種として、もっと多くの方に知ってもらいたいと考え、現在、採用活動を強化しています。

 

そこで第三弾の本日は、「外部研修」について。

これまでも院内での知識習得については特集でお届けしてまいりましたが、今回は院内を飛び出します。

外部ではどのようなスタッフが何を学んでいるのかご紹介いたします。

 

それではさっそくご紹介してまいります♪


まずは当日の様子から…

今回は地域連携課の課長の加藤さん。

サポーターの喜友名さん。入職歴半年の今井さんが外部研修へ出発!!

 

地域連携課では、外部研修は全体に周知され、希望者が同行できるように調整をしています。

入職歴に関わらず参加できるスタイルで、職員の学びたいという気持ちを尊重し、主体性を評価の対象としています。

 

今回は、辻堂市民センター・公民館まで、お伺いしました。

 

藤沢市が主催で、内容としては「自分らしい最期を迎えるために考えておきたいこと~人生会議(ACP)って何?~」

医療法人長谷川会湘南ホスピタルの奥野先生が講演してくださいました。

 

今回の講演は、地域住民の方々を対象とした内容でした♪

直近に節分があったため、先生はユーモアあふれる鬼の恰好で登場し、参加された方々との距離がグッと縮まった印象を受けました。

 

主な内容としては、「健康」とは何か。

なかなか考えることが少ないですが、その定義や歴史、自らの認識、現代の社会背景を学びました。

 

その上で、先生からは、高齢者からお若い方までの在宅で看取った経験談やその考え方。

医療との関係性についても述べられていました。

 

また、更に具体的に、家族と話し合っておくべきことや必要となる手続き、困ったときの相談先として「在宅医療支援センター」の紹介等、実用的な情報も多くありました。

 

最後に外部研修を受けた3人に感想を聞かせていただきました。

【地域連携課の課長の加藤さん】

「講義では、家族でもほかの誰でもない自分が、どうしたいか考えることが大切だとお話されていました。」

「当院が特に注力している高齢者医療の対象者は、高齢者施設に入居されている要介護高齢者で、私達が初めて接点を持つ頃、多くの方は既に人生の最終段階といわれる時期を迎えています。」

「つまり、本人が意思表示できることの方が少ないのが現状です。」

「この課題をクリアするためには、自院完結できることの方が少なく、医療機関を含めた地域での連携を進め、湘南地域全体で取り組んでいく必要があるのだと強く感じました。」

 

【職員の教育を担うサポーターの喜友名さん】

「当日は満席で、こんなにも一般の方の関心が高いことに、正直驚きました。」

「ACPの前に、健康について改めて考えたり、学んだりすることでより理解が深まりました。」

「また、他院の先生のお話を聞いたことで、様々お考えがあることを知り、それを念頭にご利用者様とコミュニケーションを図っていくことが必要だと感じました。」

 

【入職半年!現在は退院支援を担当されている今井さん】

「私は当時まだ退院支援を担当する前だったので、漠然と最期という言葉にネガティブなイメージを持っていました」

「講演で、綺麗な夕日と共に最期迎えたいという患者様がいたこと、その意味を聞いて、人の心の強さや時代背景を強く感じました。」

「一番の学びは人の最期も”人それぞれであること”を改めて知ったこと。ネガティブなばかりではない。自身の考えで決めつけてはいけないこと。」

「病棟で患者様が昔の話をしてくださる度に、この講義のことを思い出して、支援にあたるよう心掛けています。」


以上、MC特集第三弾「外部研修」についてご紹介いたしました。

自身もメディカルコーディネーターですが、診療に携わる専門職のサポートを行うのが仕事であり、「医学」についても学ぶ必要がある職種です。

なので院内でも、週1回の頻度で看護師さんや医師が参加する薬剤の勉強会にも、希望者が参加しています。

 

こうした機会で得た知識は、仕事上でも活かされますが、積み重ねていくと、プライベートでも役に立つ知識が身につくんですよ!

例えば、子どもが具合が悪くて受診した時の薬の内容や両親の定期の飲み薬なんかは、薬剤名をみると何の薬か?

効果や副作用、用法用量は処方頻度が高いものは何となく分かるくらいでしょうか。

あとは採血のデータも、全部ではないですが、何の数値か分かったりしますよ~!

 

決して簡単に覚えられる知識量ではなかったですが、専門用語を含めて分かるようになって、使えるようになって、それが誰かの役に立ったとき、これが「やりがい」の1つだと強く感じました。

 

あなたもそんなメディカルコーディネーターに挑戦してみませんか?

引き続き、地域連携課の活躍もお見逃しなく☝


今回ご紹介した地域連携部の紹介ページはこちら!【地域連携部】

地域連携部トップキーマンは【地域連携課 課長 加藤】

 

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