ライフケア事業部特集 第三弾 潜入!ライフケアって本当に未経験者でもできる?~教育体制~
2021.09.30
こんにちは!チームここはじの平塚陸です💨
本日は長期に渡ってお送りしている、ライフケア事業部特集の第三弾です。
今回は新生ライフケア事業部が力を入れて取り組んでいる、「新人教育」にフォーカスして本当に未経験者でもチャレンジできるの検証しちゃいます‼
僕自身も、未経験者からのスタートでしたが、当院は未経験者の方の採用に積極的であり、安心してスタートアップできる環境を整備しています。
これまでの経緯については、ぜひこちらをご覧ください👇
【前編】ライフケア事業部特集 第二弾 ここはじ編集長が担当役員に突撃!ライフケア事業部の今と未来。
【後編】ライフケア事業部特集 第二弾 ここはじ編集長が担当役員に突撃!ライフケア事業部の今と未来。
まずは、とにもかくにも教育現場に潜入📷°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
むむ!OJTではなく、学校とまではいいませんが、手元資料をみながら説明を聞いていますね✏
これがウワサの「座学」の教育!
あとで資料を見せてもらいましたが、こーんな感じ!
ふむふむ‥今僕が見ても勉強になるというか、復習になる内容です‼
さて、この辺で座学を担当していた、井上課長に根掘り葉掘り、求職者の方からよく聞く質問を含めて、直撃して参りました🎤
平塚:
よく求職者の方から、「未経験で、本当に自身にできるか心配です」「医療現場で介護スタートってハードルが高い気がして不安です」なんてお声を聞くのですが、そんな方でも安心してチャレンジできるんでしょうか?
井上:
確かに、これまでここはじにはたくさん取材してもらってますが「新人教育」については、お話するのは初めてかもしれません。
去年から大分「新人教育」の在り方は変化していて、「安心してください」って胸を張って伝えられるものになってきていると思います。
「なってきている」というのは、今も十分に機能し始めていると思いますが、更に良くしていこうと努力を続けているところだからです。
平塚:
具体的には、どんな「教育プラン」なのでしょうか??
井上:
まず入職すると約1ヶ月間は、「フロアサポート担当」としてお仕事をしていただきます。
私達は周辺業務と呼んでいますが、簡単にいうと「患者様に触れないお仕事」です。
例えば、ベッドメイキングやベッド移動、清掃、物品補充などです。
このお仕事を通して、病棟の1日の流れであったり、患者様の生活であったり、「湘南第一病院や患者様」のことを学んでもらいます。
それに加えて、「介護や医療」について座学での勉強からスタートします。
というのも、入職してすぐOJTで、急に患者様に触れるのって怖いと思うんですよね。
平塚君は怖い経験しなかった?
平塚:
僕は初任者研修を受けてから、入職したのである程度の知識はありましたが、言うのとやるのは全く別というか。ぶっちゃけ怖かったです。
さらに知識もないまま、OJTだとするとちょっとゾッとしますね💦
地元の近所の方々を少しサポートしてあげようにも、どうサポートしてあげたらいいか全く分からなくて、怖くなった時のことを思い出しました。
井上:
その「怖い」「不安」って気持ちは患者様自身にも伝わってしまうしね。
具体的には、座学→実技→現場でレクチャー、その後は少しずつ現場でできることを増やしていく流れです。
現場に出ても、はい!実践!ではなくて、先輩のサポートからスタートします。
例えば、「○○取って」とか本当に簡単なことから、少しずつ「身体押さえてて」とか、やれることの幅を広げていくイメージです。
内容としては、①排泄介助や普段の関わり、②清潔保持、③食事介助が大枠の内容と流れになります。
他にも、リハビリテーション課から、身体の使い方のレクチャー。
地域連携部から、介護施設のことや関わり、入院から退院について座学なんかもしていただいています。
平塚:
この「新人教育」で大切にしていることはありますか?
井上:
知識とか技能はもちろん大切なんだけれど、その前に「患者様がどう感じるか」ってことですね。
私達にとっては仕事で当たり前の行為だとしても、高齢者の方は受けたくて介護を受けている訳ではないし、なりたくて認知症になっている訳じゃないこと。
「人と人との関わり」であることを伝えています。
平塚:
資料を拝見しましたが、この資料はライフケア事業部で作成したんですか?
井上:
色んな部署の方々と一緒に作りました。
特にコラボレーションしているのは、やはり「食事介助」ですね。
資料は「食」のプロである栄養課の方々と共に作成しました。
また「介護」と「看護」で、見てる視点が異なるので、食事介助については「看護師からの座学とレクチャー」があります。
ライフケアにも、看護にもチェック項目があって、卒業試験もあるのですが、その後も先輩や看護師さんが近くでサポートできる体制で行っています。
平塚:
手厚い…(笑)
ちなみに、経験者の方の入職の場合はどうなるんでしょうか?
井上:
経験者であっても、同じように行います。
ただ1~10まで全てという訳ではなくて、相談しながら必要な学びを決めて進めていきます。
これまでのご経験の中でしっかり学んだことはなかったから、むしろしっかり受けたいという声を聞きますね。
あとは、介護施設の経験はあるけれど、病院は初めてなので!という方とか。
平塚:
確かに。求職者の方からよく聞きます!
この研修を通して、成長した職員の活躍が今から楽しみですね✨
以上、井上課長に突撃インタビューでした🎤
さてさてここからは、実際にこの教育体制になってから入職したスタッフに、どう感じているかコメントをもらっています☆
まずは未経験で入職してくれたスタッフさん♬
コメント
しっかり研修があることで、不安が残ったまま仕事をするのではなく、自信を持って業務を行えていると感じてます!
もちろん今もですが、不安なことは沢山聞ける環境も凄くありがたいです!
あとは先輩方に付いて研修したりする際はそれぞれの先輩方が心掛けていることや、患者様への向き合い方などを間近で見て、自分の今後の仕事に活かせるいい機会でもありました!
お次は経験2年での入職してくださったスタッフさん♬
コメント
私は4年前に非常勤で勤務していたのですが、当時は入職当日から先輩達と一緒に現場に入り、介助をしながら仕事を覚えるのが普通でした。
ある程度知識があれば良いのですが未経験だった当時は付いていくのに必死になっていた記憶が有ります。
また、先輩によって教育の内容が違って困った事も多くありました。
今は介助の手順等を教える人が、何が正しくて何が間違いなのかを確認しながら介助に入るので教わる側も正しい知識でケアを行うことが出来る様になりました。
経験者、未経験者を問わず同じ教育を丁寧に行って貰えるので現場で迷う事も減りました。
入職して暫くは病棟で物品補充等の業務を行いながら慣れていき、段階的に研修を進める事で四年前と比べて覚える事は多いですが、分からない事が少なく働けています。
研修中以外も先輩が近くに居るので、安心して働ける様になりました。
最後に、主に教育担当をしている先輩スタッフからメッセージをもらいました!
コメント
以前のライフケア課では、教育という形がハッキリしておらず、個人個人の経験による新人教育を行っていました。
その為、個人個人の介助方法や考え方がバラバラで入職当時は私も困った覚えが有ります。
今は独り立ちするまでの時間を長めに取って少しずつ研修を進める事で新入職員に無理をさせない様に気をつけています。
また、専門職の方々からもアドバイスをいただき根拠有る教育を、誰にでも、同じ内容で、教育していく事でライフケア課全体の知識や技術面も安定した物に変化してきています。
職員に、安心して働ける環境と学びを届ける事で、患者様に安心出来る入院生活を送っていただける様、これからも頑張っていきます!
以上、ライフケア事業部特集 第三弾「教育体制」についてお届けいたしました。
タイトルの「ライフケアって本当に未経験者でもできる?」の答えとしては…
YES!!できる!!
と言ってよいのではないでしょうか💡
取材を通して、段階に分けて教える、教わることができるので、いざ現場のOJTに入った時に1~10まで全て伝える必要がなく、それぞれの研修で教えたいことが明確になっており、教わる側も分からないことを分からないままにせず、確認することができる余裕も生まれているのではないかと感じました!
研修の内容についても、ただ知識や技術を充足させるためのものではなく、どの研修も教わる側のことを考えて作られたものなのだと感じるものがあり、それぞれに意図や想いがあることに気づかされ、「教える」って深いんですね‼
何が正解で何が不正解なのか、それは何故なのかということが明確になっていて、現場に戻ったら得意げに後輩に伝えている自分がいました(笑)
当院は未経験の採用に力を入れて取り組んでいるからこそ、教育体制は大切にしたいことの1つです。
もちろん、ここまでの教育体制をつくるのに、紆余曲折ありながらでしたが、現在の教育体制も、さらに質の高いものにしていこうと、試行錯誤している最中でもあります。
インタビューの冒頭にもあった医療介護業界未経験の方々が不安に思う気持ちが分かるからこそ、「ここなら安心してスタートアップができそう!」と思ってもらえたら嬉しいなと思っています。
また採用広報プロジェクトでは、現在、未経験の方に対してもっと興味を持ってもらえるように、ホームページの改修やブログ記事の作成にも取り組んでおりますので、今後のここはじも要チェックや‼
このほか、求職者の方に向けて当院の日常やスタンス、働く職員の実際の声を発信していますので、ぜひご覧ください。