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謎職特集!管理課スタッフ

こんにちは!“チームここはじ”の平塚陸です💨

真夏のとろけるような暑さの中で、熱々のカップ麺を汗だくになりながら食べて過ごすのが好きですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

本日は、当院ならではの独自性の高い職種にフォーカスしてご紹介してきました、「謎職特集」の久しぶりとなる第三弾!

今回は、統括部の「管理課スタッフ」についてご紹介いたします。

 

これまでの特集記事はこちら↓↓

👉第一弾:謎職特集!MC(メディカルコーディネーター)

👉第二段:謎職特集!健診スタッフ

 

当院は他院さんと異なる機能や特徴が多く、その考え方に紐づいて、当院オリジナル職種が多く存在しています。

業界未経験の方の採用に力を入れており、もっと多くの方に「病院で働くこと」を選択の1つとしてもらいたいと考えています。

 

👉未経験がイイ!“業界未経験者”の採用に力を入れている理由

 

業界未経験者の方にとっては、医療業界自体が未知であり、尚且つ当院オリジナル職種となると、「職場環境や仕事内容がイメージしづらい」ことに気づきました。

 

そこで当院オリジナル職種や当院独自の考え方のもと運営している職種を集めて、ご紹介していこうという企画でございます👏

 

今回は、管理課の中山担当係長に突撃取材をしてきましたので、インタビュー形式でお届けします。

 

それでは、さっそくまいります🎤


 

【平塚】

病院の「事務」職というと、受付に立っていたり医療費を計算していたりする、いわゆる「医療事務」のイメージが強くて、失礼ながら入職する前は「管理課」という部署があることすら想像したことがありませんでした💦

どのような役割を担っているのですか?

 

 

【中山】

実は私も医療機関での仕事は当院が初めてで、平塚君と同じく、入職当初は「管理課」という部署の存在も知らず…(笑)

 

前置きはいいとして、病院には数多くの専門職の方々がそれぞれの専門領域を活かして仕事をしています。そうした方々が自らの役割に専念し、良質な医療を持続的に提供していくためには、診療環境はもちろん、職場環境もしっかりと整えていく必要があります。

「いつでも、いつまでも、地域に貢献し続けられる病院」を目指して、診療環境や職場環境を最適な状態に保っていくことが、管理課の役割です。

 

【平塚】

なるほど。具体的な仕事内容についても、ぜひ詳しく聞かせてください!

 

【中山】

主に、以下5つの仕事を担っています。

  • 建物設備や医療機器等の管理・保守

病院の建物、空調・給水・給湯・電気設備、院内にある様々な医療機器や電子カルテを始めとした各種システム等の定期点検や随時のメンテナンスなどを行いながら、常に安心・安全に医療が提供できる状態を保っています。

 

  • 購買

各診療科・各部署で使用する医療材料や日用消耗品など、院内の必要備品の手配を行っています。院内各部署や協力事業者と密に連絡を取り合いながら、必要な物が必要な時に手元にあるように、計画的に、そして迅速に対応することを心がけています。

 

  • 経理

協力事業者や連携施設等への毎月の支払いや請求を行っています。また、組織全体で立案している年次の予算計画の管理も、管理課の仕事の一つです。

 

  • 人事労務

職員の勤怠実績の管理や給与・賞与の計算、入退職や働き方の変更・ライフイベントに伴う各種労務手続き、その他職場環境や働き方などに関する相談窓口としての対応も行っています。

 

  • 求職者・入職者対応

見学や面接の申込み対応、入職前の各種案内、職員寮の利用に関する対応など、これから当院で働こうとされる方々の最初の対応窓口を担っています。

 

以上が主な仕事内容ですが、その他にも、行政機関への各種報告や手続きの対応、院内への定期・随時の情報配信、事務処理やシフト管理等に関する他部署のサポートなど、幅広い仕事に携わっています。

 

【平塚】

うわっ。聞いただけで気が遠くなるような幅広さですね👀

分かっているつもりになっていましたが、改めて聞いてみるとまだまだ知らないことが多かったように思います。

こうして聞くと、病院組織も一般的な“会社”と同じなんだなと、今更ながら感じました。

 

【中山】

さすが、良い気付きだね!

安全・安心にサービスを提供し続けられる環境、そして気持ちよく働ける環境、こうしたことは、医療機関であっても、そうでなくても、組織を運営していく上ではとても大事なことだと、このポストに就いてからより一層強く感じるようになりました。

 

【平塚】

仕事をする上で、特に大切にしていることはありますか?

 

【中山】

二つあります。

 

まず一つは、「人脈のチカラ」です。

どの仕事にも同じことが言えますが、管理課の仕事は“人と関わってなんぼ”。自分たちだけでは仕事は決して完結しません。

院内外の多くの方々と関わりながら、丁寧に関係性を紡いでいくことが、ひいてはより良い病院づくりに貢献することにつながります。

なので、とにかく足を使って顔を合わせながら仕事をすることを特に大切にしています。

 

もう一つは、「組織風土を常に意識すること」です。

環境を整えることは、組織風土の形成にも繋がります。ただ単に、自分たちが仕事をしやすい環境を整えるのではなく、当院を利用してくださる方々、そして世の中一般の目から見ても、健全な環境になっているかどうか、一定の秩序や規律のある組織づくりを心掛けていくことが大切です。

そのためには、いわゆる“何でも屋”になってしまうことは本意ではありません。

日々様々な相談や要望が集まりますが、何でも「分かりました、喜んで!」と安請け合いをするのではなく、常に目的意識を持って向き合う姿勢を特に大切にしています。

 

【平塚】

中山担当係長を院内の至る所でお見かけするのは、そうした意図があったからだったんですね!

“何でも屋”のお話も、なんだか勝手にポジティブなイメージを持つ響きだったのですが、やはり仕事をする上で目的意識が大切なんだなと、深く考えさせられるお話でした。

 

【中山】

二つとも、いわゆる「総務」や「事務」の仕事に対する一般的なイメージとは少し異なることかもしれません。

とにかくたくさんの人と関わり合う仕事であること、また受け身ではなく自分たちで「つくり上げていく」楽しさのある仕事であることが、当院の管理課ならではの魅力だと感じています。

【平塚】

仕事をしていてどんな時に、特にやりがいを感じられますか?

 

【中山】

そうですね、組織が「良くなった」と感じられる時でしょうか。

トラブルが減ること、職場に関わる悩み事の相談が減ること、使い勝手の悪かったもの(こと)が改善されること、先を見て計画通りにものごとが進められていること、ユーザーや行政からお褒めの言葉をいただけること・・・

そういった日常の些細な変化を感じるときに、「ああ、この仕事をしていて良かったな」と嬉しくなります。

院内外から寄せられる様々な「声」が、管理課の仕事の成果のバロメーターですね。

あとは、やっぱり人からいただく「ありがとう」の言葉が一番のビタミン剤です💊疲れが一気に吹っ飛びます!

 

【平塚】

では、反対に難しさを感じる場面も聞かせてください。

 

【中山】

例えば、注射針や消毒液などの医療材料から、文房具、PC関連機器、院内で使用する様々なシステムや通信機器といった一つ一つの備品に対する知識をはじめ、レントゲンやCTといった医療機器、エアコンや給湯器など建物設備、はたまた廃棄物処理や消防設備関連のこと…

挙げていけばキリがないのですが、業務の上でとにかく扱うモノやコトが多いので、覚えることや知っておくべきことが多岐に渡ることです。

自身も今のポストについてから一から勉強を重ねてきましたが、未だに終わりは見えません(笑)いや、終わりはきっとないんだと思います💦

課内メンバー間の知識量は良い意味でもバラつきがありますし、私が知らないことを他のメンバーが教えてくれることもたくさんあります!

チーム全体として、一緒に「知っていること」を増やしていくイメージですね。

 

そういう意味では、病院で一番の「物知り」になれる部署でもありますので、きっと好奇心旺盛な方にこそ向いている仕事なんだと思います。

 

【平塚】

非常にリアリティのあるお話をありがとうございます(笑)

難しさの中にも、管理課の仕事の楽しさや、その重要性をひしひしと感じます!

 

ところで、管理課の皆さんは、揃って医療業界未経験からのスタートだと伺って驚いています。

実際に入職された皆さんは、どのようにして今の活躍に至っているのですか?

 

【中山】

平塚君の言う通り、既存のメンバーは業界未経験率100%です!

アパレル関係の出身者や、重役の秘書経験のある者、専門職の資格を持つ者など、背景もまちまちです。

更にほとんどが他部署での経験を経て、今のポストを任されているメンバーです。

なので入職以前において「業界はもちろん特定の経験が求められているわけではない」ということはハッキリとお伝えして差し支えないと思います。

 

他部署から異動してきた者も、まずは改めて院内を隈なく知ることからスタートしました。

顔と名前を覚えてもらうことが、管理課の仕事の入り口となるからです。

納品された物品の配布や請求書内容のデータ入力など、軽作業から一つずつ仕事を覚えながら、徐々に組織運営に深く関わる重要な役割へと活躍の幅を広げてきました。

 

役割が多岐にわたるように、メンバーの得手不得手もさまざまです。

なので、それぞれの得意分野や適性に合わせて担当は割り振りつつも、チーム内でお互いにフォローし合ってチーム全体として仕事を進めていくことをいつも大切にしています。

そうした環境があるからこそ、未経験であっても、着実に力を発揮しながら活躍できる今があるのだと思います。

 

【平塚】

なるほど、そうやって皆さんも未経験から積み重ねて来られたのですね!

管理課の全容が具体的に見えてきた気がします✨

 

最後に、管理課では現在新しい仲間を募集されていますが、チームの方向性や今後のビジョンについて、ぜひお話を聞かせてください!

 

【中山】

管理課によらず、統括部全体にも言えることですが、これまでは対応が後手に回りがちでなかなか先のことや周囲のことに目を向けられない状態が続いていました。

昨年度の一年間を経て、今まさに目線が未来、外へと移り始めている最中にあるのを実感しています。

現在は少数精鋭のチームですが、一緒に「より良い病院をつくりたい!」「地域のために一層役立ちたい!」と熱い志を持って取り組んでくださる方を新たに迎え入れながら、より一層多くの声に耳を傾けられるチーム、より幅広い視野をもって環境を整えていくことの出来るチームづくりを進めていきたいと考えています。

当院を訪れる方、そして当院で働く方に安心と安全を提供し続けられるよう、機能も規模も拡大しながら課としての成長を目指していきます!

 

もし「一緒にチャレンジしたい!」と共感してくださる方がいらっしゃいましたら、記事の中ではお伝えし切れないリアルな日常など、なんでも包み隠さずお話しさせてもらっていますのでぜひ一度お気軽に当院に足を運んでください♪

 

【平塚】

中山担当係長、ありがとうございました!


以上、謎職特集の第三弾「管理課スタッフ」のインタビューをお届けしました。

 

取材をしてみて、思っていた以上に管理課のことを知らなかった自分に反省です…💦

中山担当係長のお話には、仕事の向き合い方の面でも深く考えさせられる内容がありました。

 

僕もここはじの一員として、仕事が進まなくて困っちゃうくらいに皆さんから頼って声を掛けてもられる存在になれるように精進します💨

 

 

もっと深く統括部のことを知りたい方は、以下よりぜひ過去の記事をご覧ください。

【統括部の記事はこちら】

 

中山担当係長をはじめ、統括部管理職の皆さんについてのご紹介はこちら!

統括部の管理職ってどんな人?前編

統括部の管理職ってどんな人?後編

 

管理課の仕事に興味を持ってくださった方は、ぜひこちらもご確認ください!

病院事務(管理課スタッフ)の募集要項はこちら

 

同じく未経験の方歓迎中の、統括部「医療事務」についてはこちらを。

医療事務(受付)の募集要項はこちら

医療事務(会計・請求)の募集要項はこちら

 

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