地域の未来を創る。地域連携部の部会を紹介!
2025.11.21
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みなさんこんにちは! チームここはじの葉山なつです♪
朝晩の空気がぐっと冷たくなり、冬の足音が聞こえてくる今日この頃・・・
皆様、風邪などひかれていませんか?感染症対策をしっかりして冬に挑みましょうね🔥
さて、今回は地域連携部の部会の様子をお届けします!
初めに。当院の部会とは?
当院では、各部署が年間の目標とそれに沿った実行施策を策定したものを「年度計画」と呼んでおります。
年度初めには、部会にて前年度の振り返りと今年度の方針である年度計画を明示し、職員全員が共通認識を持つことで、士気を高めています。
半年間の取り組みを経て、上期の終わりには、中間検証として再び部会を開催。
ここでは上期を振り返り、年度計画の進捗と評価を共有します。
狙いは、組織や個人の成長、地域医療の当事者であることの実感を高めること。
また課題や現在地について共通認識を持つことで、下期に向けて部内の士気を一層高めることです。
今年度もこの中間検証の部会について、地域サービス部門の取材に潜入‼️
本日はその第2弾、地域連携部の部会をご紹介いたします(‘ω’)ノ♪
地域連携部は、健診課と地域連携課の二部署で構成されています!
今回は、私が聞いた健診課と地域連携課の発表内容をご紹介します。
まずは健診課から✨
健診課の年度目標は、
「健診業務から健診事業への飛躍
~踏み出した一歩を確かな一歩へ~」
その実現に向け、今期は以下の2つのミッションに取り組んでいます。
1.サービスレベルの向上
2.職員の健康管理

上半期のミッションごとの実績や成果について、鳴島リーダーから発表がありました。
いくつかピックアップしてご紹介していきます。
【1.サービスレベルの向上】

“ユーザーニーズに応える”という観点では…
院内掲示板から「健康掲示板」へリニューアル
健診や健康に関する情報を発信する掲示板として刷新。
「健診の待ち時間を、自身の健康を考えるきっかけにしてほしい」という想いが込められています。
現在では、掲示板をじっくり読む受診者の姿が日常的に見られるようになったそうです。
新規受診者へのアンケート開始
初めて来院される方ならではの“率直な声”に耳を傾けることを目的に、アンケートを実施。
多くの温かいコメントが寄せられ、スタッフの自信にもつながっているとのことでした。

“企業とのリレーションシップ“の観点では…
「超高齢社会における課題」についてのディスカッションを実施
さまざまな角度からディスカッションし、課題について理解を深めました。
介護を抱えている、いずれ介護を迎える方々に対して、「私たちには、もっと多くの場面で関われる余地がある」と改めて気づく機会になったそうです。
そして、スタッフの一人が認知症の方を地域で支える“認知症サポーター”を育成するための資格を取得しました。
知識をインプットし続けることで、院外へと活躍のフィールドを広げる準備も着実に進んでいるとのことでした。
【2.職員の健康管理】

職員への二次検査・がん検診受診を促す取り組み
健診案内や結果に添付する資料へさまざまな工夫を加えました。
その結果、昨年に比べて問い合わせの数が増えているそうです。
SDHウェルネスの運用
今期は、健診課スタッフがリハビリテーション課のスタッフから週に1回、運動指導を受けています。
運動習慣が生まれただけでなく、リハビリテーション課とのコミュニケーションも増える嬉しい副次効果もありました。
【上期の総括】
今までにないチャレンジできた上期。
目標である「健診業務から健診事業への飛躍」に向け、昨年踏み出した一歩が、確かな歩みとなったと実感できた期間となりました。
次に下期に目指すチームの変化・成長について、荒井主任から発表がありました。

下期に目指すチームの変化・成長
湘南第一病院の健診のプロフェッショナルとして成長のカギとなる3つの意識について改めて共有がありました。
・『健診事務スタッフ』ではなく、『健診支援スタッフ』という意識
受診対応や事務処理を行うだけでなく、受診者一人ひとりの健康行動を支援する存在であること。
・『知る』ことが『自分たちの自信や強み』に変わり、それが支援につながる意識
・『健診を提供する』から『企業の事業継続支援』という視点を持つ意識
これら3つの意識をもとに、自分たちにできる支援を模索し、実行に移していくこと。
小さな支援の積み重ねが、受診者の安心・生活の安定につながる——
その積み重ねこそが「健診事業への飛躍」に繋がる、というメッセージが印象的でした。
続いて地域連携課✨
地域連携課の年度目標は、
「いついかなるときも“親切”であれ
~親切の底上げをしよう~」
この目標を達成するために、今期は以下のミッションに取り組んでいます。
1.サービスクオリティの構築
2.地域連携の実現

上半期のミッションごとの実績や成果について、サポーターから発表がありました。
いくつかピックアップしてご紹介していきます。

【上期の総括】
計画の進捗にかかわらず、地域連携課は「大きく前進した半期」
多くのメンバーが年度計画の参画者となったことで、主体的に年度計画に取り組む姿が増えたこと。
その結果、年度計画を推進する職員が増え、課内でのコミュニケーションも活発になっていること。
年度計画の目的を共有し、共感する場面が増えたことも、上期の大きな成果の一つと振り返っていました。
【2.地域連携の実現】

リハビリテーション課との協働による施設情報の流通
互いの役割や目指す姿を共有する企画を初開催。
部署間の理解が深まり、日常的に情報が行き交う体制に向けた大きな一歩となりました。
学ぼうの会
今期は、ただ学ぶだけでなく、「学んだことを活かせること」をゴールに進化。
新しいスタッフの参加もあり、学びの場を通じて、「自分たちはどんな姿を目指したいか」「こういう取り組みもしてみたい」という意見交換が少しずつ行われているそうです。
次に下期に目指すチームの変化・成長について、加藤リーダーから発表がありました。

(上)地域連携課スタッフのありたい姿
下期に目指すチームの変化・成長
上期に宣言した「志を持つこと…心に決めること」を実行し、先日行われた個人面談で、全員がプロフェッショナルスタンスを言語化をしたそうです。
そのスタンスを貫くためのカギは コミュニケーションを深めること。
表面的な言葉の理解にとどまらず、発せられていないユーザーの声や心情を引き出して理解することができれば、目標である「親切の底上げ」に必ず繋がると熱量高く共有されていました。

冒頭で発表された通り、地域連携課は今年度、大きく前進した半期となりました。
それは、全員が新たな挑戦に取り組んでいる証。
うまくいかなくて当然——そんな心持ちでいてほしい、とのメッセージもありました。
なぜなら、上手くいかなくても、取り組んだことで得られるものは必ずあるからです。
まずは、計画の進捗に関わらず、上期に得たことを振り返り、今年度最後までやり切ること。
そして、目標である“いついかなるときも親切であるため”に、地域連携課全員でそれぞれの「ありたい姿」を体現しながら、年度計画に取り組む下期にしていきたい——という言葉で発表は締めくくられました。
司会の成田リーダーからは、
双方のやりたいことやありたい姿が交わりつつあり、部としてお互いの持ちうる知識や経験を補い合いながら、高めていく半期にしていきたい——
そんなメッセージが添えられました。
発表の後には、担当役員である塚原副院長。
そして辰巳経営顧問から一言ずつ激励の言葉をいただきました。

「日々目標を持つと、行動が変わる!」
準備の習慣、そして目的意識を共有する大切さについてアドバイスをいただきました!

社会課題は、ユーザーのみならず働く皆さんの周辺環境も複雑化させ、健康を害しやすい環境になっている。
だからこそ湘南第一病院があること、それは地域連携部が前向きに取り組み続けていることの意味や価値にも繋がる。
ユーザーにやさしくあるために、私達も職場環境を整えることは勿論…
湘南第一病院の地域連携部員として、日々自身を整えることの重要性についてお話しいただきました。
以上2025年度中間部会の紹介でした☺
文中では紹介しきれませんでしたが…
地域連携部の部会の特徴は、発表者だけでなく参加者も発言しながら進行していくこと。
それぞれの年度計画を実行したスタッフの気づきや実感を共有し、参加者と共に部会を創り上げていることが印象的でした。
健診課の発表では「健診事業への飛躍」に向けて「自分たちに何ができるか」を真剣に考え、行動に移している。
全力前進していることがわかる発表から、日頃の知識習得やユーザーとのコミュニケーションが、プロ意識と自信に繋がっているのだと感じました。
また地域連携課は、ひとりひとりが参画者として動き始め、ユーザーの発せられない声にリーチするという新たな挑戦の年。
「上手くいかなくても当たり前」という発表からは、「やりきることを重要視している湘南第一病院らしさ」をひしひしと感じました。
私自身も、仲間の姿勢から多くの刺激を受けた部会でした。
今後の地域連携部の活躍をお見逃しなく✨
■地域連携部トップキーマンは【地域連携課 課長 加藤】
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