「らしさ」をつなぐ退院支援の要。メディカルコーディネーターのお仕事をのぞいてみませんか【退院編】
2026.08.21
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みなさん、こんにちは!
湘南第一病院 採用広報プロジェクト「チームここはじ」の葉山なつです🍀
突然ですが、皆さんは「退院に関わる仕事」と聞くと、どんなことをイメージしますか?
「退院する日を決めること?」
「施設や自宅に帰れるようにすること?」
もちろん、それも退院に必要な大切な仕事です。
でも、患者さんやご家族にとって「退院」は、病院を出ることだけではありません。
「退院したあと、どんな生活になるんだろう」
「今まで通りの生活に戻れるかな……」
そんな不安や心配もあります。
患者さんが退院した「その先の生活」まで考え、ご家族や施設、院内のスタッフと連携しながら支援するのが、
地域連携課メディカルコーディネーターの「退院機能」です。
■はじめに。メディカルコーディネーターって?
メディカルコーディネーターとは、端的に言うと「医療と生活をつなぐ役割を担う仕事」です。
ここ最近では、他院さんにも世の中にも類似の職種が出てきているようですが、
湘南第一病院のメディカルコーディネーターは当院独自のオリジナル職種です。
メディカルコーディネーターの仕事には、受電・受入・退院・訪問診療サポートなど複数の機能があります。
第一弾はコチラ↓
第二弾はコチラ↓
今回は第三弾として、入院された患者さんの「その先の生活」を支える「退院機能」のお仕事をご紹介します!
■退院機能って、どんな仕事?
当院へ入院された患者さん一人ひとりに退院支援の担当者がつきます。
入院中の状態を把握し、ご家族や施設、院内のスタッフと連携しながら、退院後の生活を見据えた「退院支援」を行う仕事です。
患者さんのお話を伺ったり、リハビリの様子を見学したり、ご家族や施設職員さんから普段の様子を伺ったりしながら、
その方に必要な支援を考えていきます。
元の施設へ戻るための調整だけでなく、必要に応じて療養病院や住み替え先の施設など、
退院後の生活について一緒に考えることもあります。
退院させるための「調整」だけではなく、その方が退院したあと、どんな生活を送るのかまで考える。
それが、湘南第一病院の「退院支援」です。
■退院支援で大切にしていること
退院支援で大切にしているのは、患者さんやご家族、施設職員さんの話をちゃんと聴くこと。
患者さんを支えるたくさんの方からお話を伺い、そこで得た情報を共有しながら、その方らしい退院後の生活を一緒に考えていきます。
看取りや、退院後にどこでどのように生活するのかなど、大きな選択が必要になることもあります。
そんなときも、「先生に言われたから」ではなく、ご家族が納得して選択できるよう、必要に応じて主治医との面談を調整したり、選択肢を一緒に考えたりします。
患者さんがどのように過ごしたいのか。
ご家族が、どう過ごしてほしいと思っているのか。
そうした思いを丁寧に聴き、施設や院内のスタッフにつないでいく。
その人にとって何が大切なのかを知り、その思いを退院後の生活につなげていくことも、退院支援の大切な役割です。
■社会福祉士とMCは、どんなふうに一緒に仕事をしているの?
「メディカルコーディネーターと社会福祉士って、一緒に仕事をするんですか?」
そんな声をいただくことがあります。

(事務服:メディカルコーディネーター/白衣:社会福祉士)
湘南第一病院では、社会福祉士もMCも同じ地域連携課に在籍し、同じ環境で退院支援を担当しています。
担当する患者さんには違いがあり、社会福祉士は、社会資源や制度の活用、
退院後の生活を支えるさまざまな関係者との調整が必要となるケースを中心に担当しています。
一方で、患者さんの退院後の生活を支えるという目的は、MCも社会福祉士も同じです。
日々の業務でも、支援の進め方やご家族への伝え方などを相談しながら、一緒に患者さんの退院を支えています。
一人で答えを出すのではなく、それぞれの経験や視点を持ち寄りながら、一人ひとりの患者さんへの支援を考えています。
■実際に退院機能で働くメディカルコーディネーターに聞いてみた!
ここからは、実際に退院機能で働くお二人に、仕事のリアルを聞いてみました!

Q.退院支援で難しいと感じるのはどんなときですか?
A.患者さんご本人の思い、ご家族の思い、ご家族間でも意見が違うことがあります。
そこに、当院としてできる支援も加わるので、何一つとして同じケースはありません。
また、必ずしも状態が良くなって退院される患者さんばかりではないため、難しさだけではなく、なんとも言えない気持ちになることもあります。
そういった気持ちも含め一人で抱えこまず、周りと相談しながら「もっとできたことはなかったか」振り返り、私達にできる支援を考え続けています。
Q.退院機能ならではのやりがいは何ですか?
A.患者さん、ご家族、施設職員さん、院内の多職種スタッフなど、たくさんの方と深く関われることです。
入院当初はよそよそしかった患者さんが、顔を覚えてくれて楽しそうにお話ししてくださったり、
不安な気持ちを話してくださったり。
そんな瞬間に「もっと役に立ちたい、もっと頑張ろう!」と心から思います。
ご家族に入院中の様子をお伝えして安心していただけたり、施設職員さんに経過を共有して、
患者さんを受け入れる準備につなげていただけたりすることも、大きなやりがいです。
Q.退院機能を経験して、自分自身が成長したと感じることはありますか?
A.受電機能のときには、相手の話を「聞き取ること」に注力していました。
今は、相手に「話しやすい」と思ってもらえるような投げかけや、言葉選びを意識するようになりました。
医療・福祉の知識もほぼないところからのスタートでしたが、少しずつ経験や知識が増え、
自分の言葉で施設やご家族にお話しできることも増えてきました。
まだまだ不安なこともありますが、関わるすべての方から学びながら、少しでも早く支援に還元できる自分を目指しています。
Q.これから退院機能に挑戦する人へ、伝えたいことはありますか?
A.分からないことばかりで、不安もたくさんあると思います。私もまだまだ不安だらけです。
でも、いつも支えてくださる先輩方や先生方、施設職員さんも温かい方ばかりです。
患者さんのより良い生活のために、一緒にいろいろな経験をして、学んでいけたら嬉しいです。
■改めて、メディカルコーディネーターが担う「退院機能」のお仕事って?
退院機能は、患者さんが退院した「その先の生活」まで考えながら、次の一歩を支える仕事です。
患者さんやご家族、施設職員さん、院内の多職種など、たくさんの人と関わり、話を聴き、情報をつなぎながら、その方の退院後の生活を一緒に考えていきます。
社会福祉士とMCが同じ地域連携課で相談し合い、それぞれの経験や視点を持ち寄りながら退院支援を行っていることも、当院の特徴です。
責任のある仕事だからこそ、難しさもあります。
でも、その分、患者さんやご家族、施設職員さんとの関係が深まり、「ありがとう」と言っていただける瞬間もあります。
「この方が退院したあと、どんな生活を送るんだろう?」
「そのために、今できることは何だろう?」
そんな視点を持ちながら、患者さんの次の一歩を支える。
それが、湘南第一病院のメディカルコーディネーターが担う「退院機能」です。
以上、地域連携課の“退院機能”の紹介でした!
今回お話を聞いて、退院機能は「退院させるための調整」だけではなく、その方が退院したあと、
どんな生活を送るのかまで一緒に考えられる仕事なのだと感じました。
患者さんやご家族の思いを聴きながら、一人ひとり違う「退院したあとの暮らし」を考えていく。
そんな仕事だからこそ、難しさもあるけれど、やりがいも大きいのだと思います。
実際に働くスタッフの言葉を通して、退院機能の魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです🍀
次回は「訪問診療機能」をご紹介します!お見逃しなく ✨
■今回をご紹介したメディカルコーディネーターの紹介ページはこちら!
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