診療の質を支える最前線。メディカルコーディネーターのお仕事をのぞいてみませんか【受入編】
2026.07.27
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みなさん、こんにちは!
湘南第一病院 採用広報プロジェクト「チームここはじ」の葉山なつです🍀
突然ですが、病院を受診するとき、
「次はどこへ行けばいいんだろう……」
「このまま待っていて大丈夫なのかな?」
「あとどれくらい待つんだろう……」
そんな不安を感じたことはありませんか?
実は、病院の中にある不安は、患者さんだけのものではありません。
ご家族は「ちゃんと受診できるかな。この先どうなるのかな。」
施設職員の方は「無事に引き継げるかな。どれくらい待つのかな。」
医療スタッフは「必要な情報はそろっているかな。」
それぞれの立場に、それぞれの“ちょっとした不安”があります。
そんな不安が少しでも安心に変わるように、患者さんやご家族をお迎えし、診療や入院がスムーズに進むよう調整するのが、地域連携課メディカルコーディネーターの「受入機能」です。
■はじめに。メディカルコーディネーターって?
メディカルコーディネーターとは、端的に言うと「医療と生活をつなぐ役割を担う仕事」です。
ここ最近では、他院さんにも世の中にも類似の職種が出てきているようですが、湘南第一病院のメディカルコーディネーターは当院独自のオリジナル職種です。
メディカルコーディネーターの仕事には、受電・受入・退院支援・訪問診療サポートなど複数の機能があります。
第一弾はコチラ↓↓
今回は第二弾として、診療や入院につながる外来の流れや質を支える、いわば当院診療の心臓部とも言える「受入機能」のお仕事をご紹介します。
具体的には、患者さんが病院に来てから、診療・検査・入院へ進むまでの流れとその診療の質を支える仕事です。
患者さんやご家族、施設職員の方、医師・看護師など、それぞれと直接関わりながら、状況や事情、お気持ちに寄り添い、診療に必要な情報や準備を整えています。
ここからはメディカルコーディネーターとして実際に働くスタッフに聞きました!
■実はこんなに幅広い!受入機能の3つのお仕事
受入機能では、患者さんやご家族、施設職員さんと関わり、それぞれの事情や状況、お気持ちを置き去りにすることなく、外来受診や入院診療が受けられるようさまざまな役割を担っています。
また専門職が最大限その専門性を発揮できるよう、必要な情報や準備を整えることが、もう1つの役割です。
ここでは、受入機能が担う3つのお仕事をご紹介します!
① 処置室受付

診察や検査を受ける患者さんの受付やご案内を担当します。患者さんの様子を見守りながら、安心して診療を受けられるよう、外来の流れを支えています。
② 外来診療補助

医師が診療に集中できるよう、診療前の準備や必要な情報の共有、診療がスムーズに進むためのサポートを行います。
③ 施設専門外来

高齢者施設に入所されている患者さんの受診に関わり、施設職員からの引き継ぎ、診察・検査へのご案内、必要時の入院調整まで、多職種と連携しながら外来受診の流れを支えます。
■ 受入機能のお仕事で大切にしていること
処置室受付、外来診療補助、施設専門外来。
当院のメディカルコーディネーターは、医師の診療を支える「医師事務作業補助者」としての役割を担いながらも、医師だけを見て動く仕事ではありません。
患者さん、ご家族、施設職員の方、医療スタッフなど、診療に関わる人たち全体を見ながら動いています。
そこが、地域連携課のメディカルコーディネーターが担う受入機能の特徴です。
それぞれの立場に立って「困っていることはないか」を考えながら、受診された目的がきちんと果たされるよう、一歩先を見据えて行動しています。
一人では完結しない仕事だからこそ、多くの職種と連携しながら、ユーザーの状況や心情に応じた関わりと、専門職が診療に集中できる環境の両方を支えています。
また受入機能では、スピード感も大切です。
それは、ただ急いで対応するという意味ではありません。
高齢者施設から来院される患者さんは、発熱や食欲低下など体調変化があって受診されることも多く、診察・検査・処置・入院判断までの流れが止まってしまうと、患者さんの身体的負担や不安が大きくなってしまいます。
また、付き添ってくださる施設職員の方にも施設での業務があるため、待ち時間が長くなることは施設側の負担にもつながります。
ご家族がお付き添いされる場合も、ご本人さんの急な体調変化に合わせて予定や仕事を調整し、来院される方が多くいらっしゃいます。
だからこそ、待つ時間や先が見えない不安を少しでも減らせるよう、診療の流れを整えることを大切にしています。
■実際に受入機能で働くメディカルコーディネーターに話を聞いてみた!

Q. ズバリ!受入機能のやりがいはなんですか?
A. 患者さんやご家族、施設職員の方にとって何が一番良いか、今必要なことを考え、働きかけられることです。
一人ひとりに合わせた対応ができるところに、受入機能のやりがいを感じています。
たとえば、施設から来院された患者さんの状態を見て、「先にこの情報を医師に伝えておいた方がよさそう」「検査の前に施設職員さんへ流れを説明しておこう」と考えて動くことがあります。
自分の準備やひと声で診療がスムーズに進んだり、施設職員の方から「助かりました」と言っていただけたりすると、受入機能ならではのやりがいを感じます。
Q.受入機能の難しさや印象に残っていることはありますか
A. 受電や退院支援と比べて、医師や看護師との距離がとても近いことです。診療のすぐそばで動くのでスピード感もあり、最初は戸惑いました。
例えば、診察中に医師から追加で必要な情報収集を求められたり、患者さんの状況に応じて他職種との連携が必要になったりすることもあります。その場で優先順位を考えながら対応する難しさがありますが、多職種で一人の患者さんを支えていることを実感できる仕事だと感じています。
Q.受入機能で働く中で、自分が成長したと感じることはありますか?
A.目の前の受付や案内だけでなく、「このあと何が必要になるか」を考えて動けるようになったことです。
以前は、目の前の対応に集中することで精一杯でした。
今は、「検査が入るかもしれない」「入院になる可能性があるから、この情報を確認しておこう」「施設職員さんに先に流れを伝えておこう」と、少し先を見て準備できるようになりました。
また患者さん、ご家族、施設職員の方、医療スタッフ、複数の立場を考えながら動けるようになったことにも成長を感じます。
■改めて、メディカルコーディネーターが務める受入機能のお仕事って?
処置室受付、外来診療補助、施設専門外来。
受入機能にはさまざまな役割がありますが、目指していることは一つです。
患者さんやご家族、施設職員の方、そして医療スタッフが、少しでも不安の少ない状態で診療や入院へ進めるよう支えること。
また専門職が診療に集中できるよう支えること。
そのために、人と人をつなぎ、情報を集めてつなぎ、多職種と連携しながら、一歩先を考えて行動しています。
受入機能は、患者さんをご案内したり、診療を調整したりすることだけが仕事ではありません。
その先にいる患者さんやご家族、施設職員の方、そして医療スタッフのことまで考え、一歩先を見据えて行動することも、大切な役割です。
「この方が安心して次の一歩へ進めるために、今できることは何だろう。」
そんな視点を持ちながら、安心して医療を受けられる環境を整えています。
目立つ仕事ではないかもしれません。
しかし、その一つひとつの準備や調整、先を見据えた行動が、「安心して任せられる」と感じられる医療につながっています。
それが、メディカルコーディネーターが担う受入機能のお仕事です。
以上、地域連携課の“受入機能”の紹介でした!
今回お話を聞いて、受入機能は一歩先を考えながら、多くの人の安心を支える仕事なのだと感じました。
普段は見えにくい仕事だからこそ、このブログを通して受入機能の魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
次回も、地域連携課メディカルコーディネーターのお仕事をご紹介しますので、お楽しみに!
■今回をご紹介したメディカルコーディネーターの所属する地域連携部の紹介ページはこちら!
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