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ソーシャルワーカーと社会福祉士の違いとは?

こんにちは!チームここはじの葉山なつです🍀

4月上旬は春の嵐と呼ぶに相応しい天候が多く、ジョギングをサボる言い訳ができたと内心喜んでいる自分がいます(笑)

皆さんいかがお過ごしでしょうか🌸

 

さて、本日は少し医療の知識を解説しつつも、地域連携課のMCや社会福祉士の仕事を知ってもらうために記事を立ち上げました。

この記事では、病院のなかで退院支援に関わる仕事とその教育についてご紹介していきます。

 

さっそくですが、今日の本題!!

「ソーシャルワーカーと社会福祉士の違い」を解説していきます。

 

まずは「ソーシャルワーカー」とは、社会福祉援助を仕事とする職種のことを指します。

社会的困難な問題に、福祉的な相談援助を通して、利用者を支援することが主な仕事です。

そのため、活躍の場は病院のみならず、介護施設や障がい者支援施設などの福祉、教育機関など多岐に渡ります。

事業所によっては「相談員」と定義している場合も少なくありません。

 

なので、病院で働くソーシャルワーカーを「医療ソーシャルワーカー」や「メディカルソーシャルワーカー」と呼びます。

 

一方で「社会福祉士」は資格の名称です。

専門的知識及び技術をもって、上記の業務にあたれることを示す国家資格ですが、医師や弁護士のように「業務独占」の資格ではないので、社会福祉士資格をもっていなければ上記の業務につけないということはありません。

 

病院では、社会福祉士が医療ソーシャルワーカーとして働いているケースが多い傾向にありますが、当院ではMC(メディカルコーディネーター)もソーシャルワークにあたっています。

具体的には、退院支援をメインとして働いているのが、社会福祉士資格をもつスタッフです。

MC(メディカルコーディネーター)は、キャリアランクに応じて担う仕事内容が異なります。

【MCについてはこちら】

 

イメージとしては、こんな感じ…

より難易度の高い退院支援や専門知識を必要とする支援にあたるのが、当院の社会福祉士の役割です。

当院の入院患者様は9割が高齢者施設に入居中の方々です。

例えば、ご自宅に退院される方や、当院を始めて利用されるご施設の方など、より密なご支援を必要とする患者様のご担当をしています。

 

因みに、8割が未経験から挑戦しているMCが退院支援に携わり、社会福祉士を目指したい場合は、社会福祉士と同じように難易度の高いケースも担いながら、その知識や技術を深めていくというキャリアもお選びいただけます。

 

そのため社会福祉士の方も未経験でも、チャレンジできる仕組みがあります♪

 

ここで当院のMC(メディカルコーディネーター)がどのように退院支援の仕事を学んでいくのか、取材してまいりましたので、ちょっとだけ紹介いたします。

 

加藤リーダーが熱弁していますね~!

最初に学ぶのは「地域包括ケアシステム」のおさらいや、高齢者のライフステージなど、退院支援にまつわる直接的な知識よりも、私達の仕事が何に繋がっているのか。ということから学んでいくようです。

 

その上で、ソーシャルワークとは何か。

対人援助の基礎知識となる、接遇の原則を学びます。

 

そして、ご本人や家族に「入院」が与える影響、その心情から学んでいくようです。

病院で働いていると、当たり前の日常になってしまう受診や入院。

身体の不調は、ご利用される患者様にとっては非日常であること。

考えれば分かることですが、そのようなお気持ちの患者様やご家族様に、どのようなお声がかけられるか。

対人援助に重要な基礎として、敢えて教えているそうです。

 

そのほか、退院支援で気をつけなければならないことを、過去の事例ベースから学びます。

また知っておくべきルールについても同様です。

もちろん、知らない医療用語もたくさん出てくるので、よく使う用語は予め学んでいきます。

 

退院支援の流れに沿って、カルテの読み方、採血データの読み方など、実務に必要な知識を学んでいきます。

 

研修には座学だけでなく、シャドーなどもあるようです。

この日の研修は、すでに実務が始まっているお二方の研修❣

自身の担当したケースやイマイチ理解が追いついていないことが見えてきて、たくさん質問が飛んでいました‼

大変なことも多く、たくさんの壁にぶつかりながらも、意欲的に学んでいる姿が印象的でした。


以上、「ソーシャルワーカーと社会福祉士の違い」を紹介いたしました。

皆様いかがでしたでしょうか。

 

研修最後のコメントと重なりますが、知識・技術習得ともに、未経験からチャレンジすることの大変さが伝わってまいりましたが、1つ1つクリアにして挑戦し続ける、お二方の熱量はそれ以上でした。

地域連携課は現在も教育環境の整備を続けている最中だそうです。

お二方の経験が、これから仲間になるスタッフさんに繋がっていくのだと思うと、とても貴重な場面に立ち会えたと感じます。

今後の地域連携課の躍進もお見逃しなく☝✨

 


今回ご紹介した地域連携部の紹介ページはこちら!【地域連携部】

地域連携部トップキーマンは【地域連携課 課長 加藤】

 

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