生活と診療を支えるパートナー。メディカルコーディネーターのお仕事をのぞいてみませんか【訪問診療編】
2026.09.23
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みなさんこんにちは!湘南第一病院 採用広報プロジェクト「チームここはじ」の葉山なつです🍀
突然ですが、「訪問診療」と聞くと、どんな仕事をイメージしますか?
「医師と一緒に施設へ行く仕事?」
「患者さんの診察をサポートするのかな?」
もちろん、それもメディカルコーディネーターの仕事のひとつです。
でも、訪問して診療をサポートするだけではありません。
患者さんの普段の様子や体調の変化、施設職員の方が感じている困りごとなどを捉え、
医師や院内の専門職と共有しながら、必要な診療や支援につなげていく。
担当施設と継続して関わりながら、患者さんの健康管理と生活を支えていくことが、
地域連携課メディカルコーディネーターの「訪問診療機能」です。
■はじめに。メディカルコーディネーターって?
メディカルコーディネーターとは、端的に言うと「医療と生活をつなぐ役割を担う仕事」です。
ここ最近では、他院さんにも世の中にも類似の職種が出てきているようですが、
湘南第一病院のメディカルコーディネーターは当院独自のオリジナル職種です。
メディカルコーディネーターの仕事には、受電・受入・退院・訪問診療サポートなど複数の機能があります。
第一弾はコチラ↓
第二弾はコチラ↓
診療の質を支える最前線。メディカルコーディネーターのお仕事をのぞいてみませんか【受入編】
第三弾はコチラ↓
「らしさ」をつなぐ退院支援の要。メディカルコーディネーターのお仕事をのぞいてみませんか【退院編】
今回はシリーズ最終回!「訪問診療機能」のお仕事をご紹介します!
■訪問診療機能って、どんなお仕事?
湘南第一病院では、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどへ、定期的に訪問診療を行っています。
訪問診療を担当するメディカルコーディネーターは、それぞれ担当施設を持ち、先生と一緒に施設へ訪問します。
診療をサポートするだけでなく、患者さんや施設職員の方から普段の様子を聞き、
診療の側面だけではなく 生活の中での変化や困りごとを捉えることもメディカルコーディネーターの大切な役割です。
そこで得た情報を医師や院内の専門職と共有し、必要な診療や支援につなげていく。
病院の中だけではわからない患者さんの普段の姿を知り、それを診療や支援に活かせることも、訪問診療ならではの特徴です。
ここからは、実際の訪問診療の流れに沿ってご紹介します!
■前日は、日々の経過を次の診療につなぐ準備

訪問診療日と訪問診療日の間にも、施設からの相談や受診・入院の調整、薬の変更後の経過など、
患者さんに関するさまざまな情報が院内には積み重なっています。
訪問前日には、そうした日々の経過をカルテや施設からの情報で振り返り、
翌日の診療で確認したいことや医師へ伝えるべきことを、一人ひとり整理していきます。
前日は、日々続いている関わりを次の診療へつなぐための、大切な準備の時間です。
■医師と一緒に、いざ施設へ!
当日は、医師と一緒に担当施設へ向かいます。
診療をサポートしながら、メディカルコーディネーター自身も患者さんの様子を見ています。
「今日はいつもより表情が明るいな」
「前回よりも少し元気がないように見えるな」
訪問するたびに患者さんの姿を見ているからこそ気づける、小さな変化があります。
そうした気づきも大切な情報のひとつ。
継続して患者さんと関わるからこそ気づける変化を医師へ伝えます。
私たちメディカルコーディネーターからみた視点も、その後の診療や支援につなげることができます。
■病院に戻ったら、情報をつないで次の対応へ
施設での診療が終わったら、病院へ戻ります。
訪問先で確認したことや、医師からの指示、患者さん・施設職員の方から聞いた内容などをカルテへ入力。
薬の変更があった場合には、院内の薬剤師へ情報を共有し、処方箋の発行依頼をします。
そのほかにも、必要な受診や相談があれば、それぞれ必要な専門職や部署へつないでいきます。
メディカルコーディネーターの仕事は、「自分で全部対応する」ことではありません。
必要な情報を必要な人へ届け、診療やその後の対応につなげていく。
施設での生活と医療が途切れないようにすることも、大切な役割です。
当院が受診、入院、訪問診療まで担うメリットがここには存在しています。
■担当施設を持つメディカルコーディネーターだからこそ
訪問診療を担当するメディカルコーディネーターは、それぞれ担当施設を持っています。
同じ施設に継続して関わるからこそ、施設職員の方とも日常的にやり取りを重ね、
体調の変化だけでなく、生活の中で気になることも相談していただきやすい関係をつくっていきます。
受診相談や入院相談、退院の調整など、訪問診療の日以外にも関わりは続いていきます。
そして、普段の様子を知っているからこそ、患者さんが病院を受診したときに「いつもはこうなんです」と、
その人の普段の姿を病院へ伝えることができます。
施設と病院を行き来しながら、患者さんの生活と医療をつないでいく。
担当施設を持ち、患者さんや施設の方と継続して関わることで、少しずつ施設への理解や関係性も深まっていきます。
そうした積み重ねが、患者さんの変化や施設の困りごとを捉え、診療や支援につなげることにも活きています。
■実際に訪問診療を担当するメディカルコーディネーターに聞いてみました!
訪問診療の仕事について、実際に働くメディカルコーディネーターに聞いてみました!
Q. 訪問診療で、患者さんと関わるときに大切にしていることは?
A.
患者さんと目線を合わせて話すことを大切にしています。
また、診療が途切れないように、自分から情報を集め、必要なところへつなぐことも意識しています。
Q. 訪問診療だからこそ知ることができた、患者さんの「普段の姿」はありますか?
A.
部屋に置いてあるものや、着ている服、飾ってある写真など、病院ではなかなか見ることのできない、その人らしさを知ることができます。
そうした普段の様子を知っているからこそ、受診や入院になったときに「普段と比べて今はどうなのか」「どんなものが好きなのか」を、
先生だけでなく他の専門職にも伝えることができます。
Q. 担当施設の方とは、どんなふうに関わっていますか?
A.
困りごとや不安なことを相談されるのを待つだけではなく、こちらからヒアリングすることを大切にしています。
また、施設と先生の間に入って、必要な情報を伝えたり、調整したりすることもメディカルコーディネーターの役割です。
Q. 訪問診療を担当してみて、どんなところに魅力や難しさを感じますか?
A.
病院ではなく、患者さんが実際に生活している場所で会えることが魅力です。
一方で、医師や看護師、訪問先によっては薬剤師など、専門職同士の会話に入るため、最初は病名や症状、薬の名前など、
専門的な言葉を理解することに難しさを感じることもあります。
でも、少しずつ理解できるようになると、メディカルコーディネーターもその会話に入り、
医療チームの一員として関われることにやりがいを感じています。
■「訪問診療って難しそう……」と思った方へ
医師と一緒に施設へ行き、一人で担当施設を持つ。
そう聞くと、「未経験からできるの?」と思う方もいるかもしれません。
でも、いきなり訪問診療を任されるわけではありません。
まず受電機能から経験し、退院機能、受入機能と少しずつ仕事の幅を広げていきます。
訪問診療を始めたばかりの頃は、先輩が一緒に訪問しながらサポート。
少しずつ経験を積みながら、一人で担当できるようになっていきます。
これまでの経験で身につけた知識や視点が、訪問診療の場でも活きてくる。
一つひとつの経験を積み重ねながら、自分なりの「医療と生活をつなぐ力」を身につけていける仕事です。
以上、訪問診療機能のご紹介でした!
訪問診療では、患者さんや施設の方と継続して関わるからこそ見えてくることがあり、
その気づきを医師や院内の専門職と共有しながら、必要な診療や支援につなげていくことも、
メディカルコーディネーターの大切な役割なんだなと感じました。
受電、受入、退院、そして訪問診療。
4つの機能を経験することで、関わる人や知ることが少しずつ増え、
メディカルコーディネーターとして見えるものも広がっていくイメージは伝わりましたでしょうか💭
4回にわたってご紹介してきたメディカルコーディネーターのお仕事ですが、
このシリーズを通して、少しでも興味をもってくれれば嬉しいです🍀
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🎵
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