謎職特集!LC(ライフケアラー)
2023.07.10
こんにちは!“チームここはじ”の平塚陸です💨
謎肉は、実は「ダイスミンチ」というのが正式名称らしいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、謎肉ならぬ謎職特集の第二弾‼LC(ライフケアラー)をご紹介いたします。
当院は他院さんと異なる機能や特徴が多く、その考え方に紐づいて、当院オリジナル職種が多く存在しています。
業界未経験の方の採用に力を入れており、もっと多くの方に「病院で働くこと」を選択の1つとしてもらいたいと考えています。
【未経験がイイ!“業界未経験者”の採用に力を入れている理由】
業界未経験者の方にとっては、医療業界の自体が未知であり、尚且つ当院オリジナル職種となると、「職場環境や仕事内容がイメージしづらい」ことに気づきました。
そこで当院オリジナル職種や当院独自の考え方のもと運営している職種を集めて、ご紹介していこうという企画でございます👏
最近はジョブディスクリプションという職務記述書が注目されていますが、ここはじらしく各部署へのインタビュー形式でお届けします。
さっそくご覧ください👀‼
【平塚】
LC(ライフケアラー)、他院さんでは聞いたことが職種ですが、どういった意味や役割があるのでしょうか?
【山口】
一般的な病院では、「看護助手」がスタンダードかと思いますが、当院では看護機能の“補助”として、看護機能との健全な連携をもって、ご利用者様の安心を届ける「看護助手機能」と、質を重視したご利用者様目線での対応で満足していただく事が「ライフケア活動」と考えています。
例えば、食事介助や排泄介助ではその方の見える目線や考える世界を想像してケアを行い、その方らしい日常を取り戻せるお手伝いをし、安心を提供する事を考えています。
病院という場では治療を一番に考え、患者様からのすべて要求を聞き入れることは難しいですが、何故それを求めているのかを考え、想像力を広げ適切な言動に繋げ質を高めた対応が出来ることを目指している事業部です。
つまり高齢化していく社会の課題に向き合い、当院ビジョン「湘南で一番、高齢者やさしい病院」を体現すべく目指すのは、病院としての機能を有しながら、質の高いケアをもって入院患者様、ご家族、ご関係者様の安心と満足をお届けすることが役割です。
そうした役割や考え方から所属は、「ライフケア事業部 ライフケア課」であり、事業部にはリハビリテーション機能も有しています。
【平塚】
僕はLCなのでよく分かっておりますが、読者にとってはまだまだ謎多き職種‼具体的なお仕事内容をお聞きしてもよろしいですか?
【山口】
病棟で患者様の入院生活の様々なサポートをメインとしたお仕事です。
看護補助機能+直接的に身体介護を行う「LC(ライフケア)」担当と、ベッド移動などの環境整備をサポートする「FS(フロアサポート)担当」があります。
当院では助手、介護さんなどといった呼称は使わず、このLC、FSで統一しています。
具体的には、入院患者の介助等(主に食事、入浴、排泄介助)や、それに伴う企画立案及び、その実行を担っています。
他の医療機関ですと、看護師の助手としてお仕事するのが一般的ですが、別の組織として配置しています。
【平塚】
謎が解き明かされつつありますが、やはり病院だと医療的な知識を有さないと働けないのではないか?
特に介護施設で働く介護士さんからすると、働くハードルがぐっと高いと感じるのですが…
介護が初めてでも、医療業界未経験でも本当に大丈夫なんですよね?(笑)
【山口】
まず採用の選考については、技術や知識よりも「お人柄」を重視しています。
選考の基準に知識や経験、資格は関係ありませんので、ご安心ください。
因みに、現在のライフケア課は約6割が、医療・介護業界未経験からスタートしているんです。
病院で働くってハードルが高というイメージは、求職者さんからもよく聞きます。
確かに命を預かる職場なので“覚悟“を持つ事は必要だと思いますが、技術や知識は時間をかけ必ず皆さん習得します。
教育体制としては、初心者でも経験者でも時間をかけて指導してます。
初日からOJTを付け先ずは環境から慣れてもらう事を始めます。一人にはしませんよ(笑)
少し前の情報も含まれていますが、ライフケア課の教育体制についての記事を読んでもらうと、さらによく分かるかと思います。
そもそも病院なので、専門職のスタッフがたくさんいること=教えてくれるプロフェッショナルがたくさんいる。
私達が学ぶ姿勢に快く応えてくれる専門職のスタッフがいる。これは当院ならではの姿だと思います。
【平塚】
1人にはしない…それは、求職者には心強い!!OJTがいる事も安心ですね!!
因みに管理職の皆さんはとてもフレンドリーですが、チームの雰囲気とか、人間関係について切り込んでもよろしいでしょうか‼
【山口】
ライフケア課は、現在36名で構成されており、平均年齢は40歳。20代前半~60代までのスタッフが働いています。
20代後半、40代のスタッフが約10名ずつおり、幅広い層のスタッフが活躍してくれています。
前職は、ガソスタの店員さん、美容部員(化粧品販売)、板金工場員、飲食店のホールやキッチン、接客サービス員など様々です。
職場環境が整っていないと、いくらやる気があっても気持ちがそこに向かないですから、整備には力をいれています。
なかでも話しやすい環境を作るためにコミュニケーションを大切にしてます♬
そして、メンター制度を採り入れ、何も言えない、言っても届かない職場にはならないようにしています。
【平塚】
確かに、当院のスタッフは総じてイキイキお仕事されていることに魅力を感じたというお声を求職者さんからいただくことが多くあります。
でも病院の看護助手・介護って昇進昇格って難しいのかなとか、昇給とかも年数によるのかなと思うのですが、そこのところは正直どうなんでしょう?
【山口】
平塚君は、前振りがとても上手になったねー。おかげさまで話しやすくなりました(笑)
ライフケア課では、昨年からキャリアライン検定を行っています。
頑張っている人を、きちんと評価したいと思い始めました。
同時に入院患者様に提供されるケアの質を一定に保つことも目指しています。
受かる受からないは別にして、皆さんとても学びになったと話しています。患者様に還元できることが一番うれしいですよ!!
【平塚】
お褒めに預かり光栄です(笑)
最後に、ライフケア課の現在位置や今年度の目標についてもお話いただいてもよろしいでしょうか。
【山口】
2021年4月、旧LC事業部から新しい「ライフケア事業部」として生まれ変わりました。
まだ2年…未熟な部分が多くある発展途上の部署です。
リハビリ課とライフケア課が一緒になり、患者様・ご家族・ご関係者の背景に眼を向けて、想像を広げ技術や知識だけでなく、知恵を働かせ質の部分を高めていきたいと考えています。
今年度のライフケア事業部の目標は「ライフケア、始めるよ」
大切にしたいのは機能間や地域との“連携”です。
機能や役割は違っても、患者さんやご家族様の安心を目的に、一丸となって同じ方向へ進めるよう、コミュニケーションを重ね、当院らしい「新しい介護の価値創造」を目指して日々取り組んでます。
連携をとり、ライフケア、始めます。
自部署から他部署へ、そして病院全体、地域と連携をとり高齢者にとって住みやすい社会を作っていきたいですね。
更に年度初めに行った部会の記事を併せてみていただくとお分かりいただけるかもしれません。
今日はご紹介できませんでしたが、それぞれの仕事の魅力、やりがいなどについては、来院見学や採用説明会でじっくりお話させていただいておりますので、お話を聞いてみたいなという気軽な気持ちで構いませんので、よろしければご応募をお待ちしております。
また過去には、たくさんの取材してもらっているので、併せてご覧ください。
【平塚】
ライフケアの記事は僕のおかげでだいぶ増えましたもんね‼(笑)
本日はありがとうございました。
以上、謎職特集の第二弾「LC(ライフケアラー)」のインタビューをお届けしました。
さぁ読者のみなさま、謎職は解明できていたでしょうか‼
LCはどんなに忙しい中でも、患者様と目線を合わせて話している場面をよく見かけます👀
だから患者様も、自然と笑顔が出るんですね((´∀`))
山口統括は、ここはじメンバーなのに、ライフケア課の取材されていてズルいです。
僕もオファーがほしい!!!!自作自演を企てたいと思います!!!!
今回をご紹介した職員の所属するライフケア事業部の紹介ページはこちら!
ライフケア事業部のトップキーマンも要チェックや!
ライフケアラーとして一緒に働いてみたい!