謎職特集!健診スタッフ
2023.08.16
こんにちは!“チームここはじ”の平塚陸です💨
カップヌードルはシーフード派ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、ここまで謎肉ならぬ謎職特集の「一弾MC」、「第二弾LC」を紹介してきましたが、本日は第三弾として、健診スタッフをご紹介いたします。
これまでの特集記事はこちら↓↓
☆謎職特集!MC(メディカルコーディネーター)
★謎職特集!LC(ライフケアラー)
当院は他院さんと異なる機能や特徴が多く、その考え方に紐づいて、当院オリジナル職種が多く存在しています。
業界未経験の方の採用に力を入れており、もっと多くの方に「病院で働くこと」を選択の1つとしてもらいたいと考えています。
未経験がイイ!“業界未経験者”の採用に力を入れている理由
業界未経験者の方にとっては、医療業界の自体が未知であり、尚且つ当院オリジナル職種となると、「職場環境や仕事内容がイメージしづらい」ことに気づきました。
そこで当院オリジナル職種や当院独自の考え方のもと運営している職種を集めて、ご紹介していこうという企画でございます👏
最近はジョブディスクリプションという職務記述書が注目されていますが、ここはじらしく各部署へのインタビュー形式でお届けします。
さっそくご覧ください👀‼
【平塚】
健診課スタッフはMCやLCと異なり、他院さんにもある職種ですが、その役割と、他院さんとの違いについて教えてください。
【鳴島】
当院の健診課は、健康診断を通して2つの役割を担っています。
① 地域住民や地域企業にお勤めの方の健康を守るお手伝いをすること
受診されるご本人だけでなく、その方のご家族の生活を守ることであり、それは企業運営の持続化にも影響し、そして結果地域経済を止めないことへ繋がっていくと考えています。
② 健康診断から病院機能へ繋げること
これは高齢者医療に特化した当院ならではの役割です。
健康診断を通して当院の特色を知っていただき、ご本人はもちろん、その方のご家族に介護や病院受診が必要となった際に、当院の本来機能に繋げる架け橋となることです。
このように、他院にはない役割を担っていることが他院さんとの違いであります。
また、地域に目を向けながら仕事をしている健診課は、その役割から地域連携課(MC)と同じ「地域連携部」に属しています。
【平塚】
なるほど。目の前の方の健診を行うだけでなく、その方の周囲や先を見据えた健診。これがSDHの健診ということですね。
ちなみに具体的なお仕事内容についても、特徴があるのでしょうか?
【鳴島】
健診スタッフの仕事内容は、ご自身が健康診断を受ける時をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。
まずは健康診断を予約し、受診案内が届いたのちに受診。最後に結果が届きますよね。
この一連の流れに発生する「予約対応⇒受診対応⇒結果作成⇒請求書作成⇒郵送」という、入口から出口まで、すべてに工程に携わります。
例えば、「予約対応」では、受診者個人や企業の担当者様と関わり、受診者と当院を繋ぐ役割を担っています。予約方法は、電話やメール、Fax、直接来院と様々です。
また、受診者のご要望に加えて、適切な検査のご提案をする、健診内容のコーディネートも行います。
「受診対応」では、受付、検査案内、診察補助、そして簡単な計測まで、それぞれの配置を担当します。
「結果作成」では、検査や医師の読影データをもとに結果を作成します。
「請求書作成」「郵送」では、料金に間違いがないことは大前提。
健診結果と請求書が受診者の手元に届く最後まで、丁寧かつ迅速な対応を心がけています。
どの配置においても、健診スタッフは「健診のプロフェッショナル」としての意識を持って業務に取り組んでいます。
健診課についてはコチラ↓↓
健診課特集~鳴島リーダーが語る『湘南第一病院の健診課』~
【平塚】
謎が解き明かされつつありますが、「健診のプロフェッショナル」と聞くととっても難しそうですが、医療の資格がなくても、また医療業界未経験でも大丈夫なのですか?
【鳴島】
まず採用の選考については、「お人柄」と「新しい事へ挑戦する意欲」を重視しています。
選考の基準に知識や経験、資格は関係ありませんので、ご安心ください。
因みに、現在の健診課は全員が健診業務未経験、約8割が医療業界未経験からスタートしています。
一番多くお問い合わせいただくのは、「医療の知識」や「健康診断の知識」がなくても本当に大丈夫だろうかという声です。
入職してからは、「健康診断の基礎知識」の習得と「業務」の習得を並行し、学んだら実践とセットで進めていきます。
知識を深める努力は欠かせませんが、日々の習慣で学べることも多く、ガリガリ受験勉強をするようなイメージではないです。
病気や検査に関する基礎を個々でインプットし、課内勉強会を開催してアウトプットするなど、みんなで学ぶ機会も設けています。
また他部署の専門職から学ぶこともできます。これは、当院の魅力の1つです。
(車イスからベッドへの移乗についてリハビリテーション課スタッフよりより学んでおります。)
その他、現在は他部署と共に、医療や病院の基礎知識を学んでおり、健康診断に留まらず医療従事者としての知識も深めています。
【平塚】
健診課のみなさんは、いつも活気があってイキイキと仕事をしている姿が印象的ですが、チームの雰囲気とか、人間関係について聞かせてもらってもいいですか?鳴島さん!!
【鳴島】
もちろんです!!
健診課は、現在常勤7名、非常勤2名で構成されており、平均年齢は35歳。20代前半~50代までのスタッフが働いています。
前職は、保険外交員、動物看護師、家電販売員などさまざまです。
少人数のチームであるので、常にスタッフ同士が声をかけ合いながら、個人でというよりは、チームで仕事をしています。
なので、チームワークには自信があります!!
そして、誰もが自分の考えや意見を言い合える雰囲気で、実際に毎日行われる昼礼ではたくさんの声が挙がり、それがチーム全体での気づきの時間ともなっています。
個人での成長はもちろんですが、チーム全体で成長していけるチームでありたいと思っています。
【平塚】
どんな職種でもそうですが、一人で仕事をする訳ではないので、チームワークって重要ですよね!!
では、最後に、健診課の現在位置や今年度の目標についてもお話いただいてもよろしいでしょうか。
【鳴島】
今年度の健診課の目標は「健診業務から健診事業への飛躍」です。
とは言っても、まだまだ課題も多くある健診課です。
今年は、課題をクリアして更なる飛躍の準備の年にしたいと考えています。
健診事業として拡大していくには、まず自組織が盤石でなければなりません。
しかし、まだまだ組織の仕組みや制度の基本づくりなど、働く環境整備は道半ば。
業務の効率化や教育制度の見直しなど、現在ある姿を疑い「どうしたらよいか?」とチームみんなで知恵を働かせながら、改善を進めています。
そして、受診者への「サービスの質の向上」は必要不可欠です。
そのために、今年度は受診される方にアンケートを実施し、「外部評価から自分達の現在位置の確認」「当院を利用してみてのご意見」「当院に求めること」を聞き取り、当院のサービスの質はどうあるべきか固める1年にしたいと思っています。
さらに、もう1つ。当院職員の健康なくして病院事業は成り立ちません。
当院ビジョンである「湘南で一番高齢者にやさしい病院」の実現には働くスタッフ自身の健康状態に不安があってはなりません。
そのために、職員への健康支援にも取り掛かりたいと思っています。
この取り組みでは、運動のプロであるリハビリ課、食事のプロである栄養課とのコラボ企画を計画しています。
院内に様々なプロがいてくれることは、とても心強いです。
そして、職種の垣根を越えて、一緒に取り組むことができるのは当院の強みのひとつでもあります!!
決めたことはやり切るをモットーに、「健診業務から健診事業への飛躍」を目指したいと思っています。
今日はご紹介できませんでしたが、それぞれの仕事の魅力、やりがいなどについては、来院見学や採用説明会でじっくりお話させていただいております。お話を聞いてみたいという気軽な気持ちで構いませんので、よろしければご応募をお待ちしております。
【平塚】
さすがここはじのプロジェクトメンバー!!もれなく採用広報の宣伝までありがとうございます!!
鳴島リーダー本日はありがとうございました。
以上、謎職特集の第三弾「健診スタッフ」のインタビューをお届けしました。
さぁ読者のみなさま、謎職は解明できたでしょうか。
僕も先日、自身の健康診断で健診課のみなさんにはお世話になりました。
「平塚くん元気?」なんて気軽に声をかけていただき、健診課のみなさんのアットホームな雰囲気にいつもほっとします(笑)
通りかかるとついつい寄っていきたくなる憩いの場であります!!
またお邪魔させてください!!
今回をご紹介した職員の所属する地域連携部の紹介ページはこちら!
地域連携部のトップキーマンも要チェックや!
健診スタッフとして一緒に働いてみたい!